★中高年齢林業労働者の身体諸機能
★中高年齢林業労働者の職務意識
★高年齢化と労働災害
★中高年齢林業労働者と健康管理
★中高年齢林業労働者に対する安全作業の要件


中高年齢林業労働者の身体諸機能

(1)林業労働者の身体特性
・ 身体特性を表すための指標
 肥満の指標として→肥満度や体脂肪率等がある。
 体型の指標として→ローレル指数等がある。
      
肥満度=(その人の体重−標準体重)/標準体重×100
            
標準体重=  (身長−100)×0.9

肥満度では+10%以上で体重過多、+20%以上で肥満、体脂肪率では20%を超えると軽度の肥満、30%を超えると高度の肥満とされている。

・ 林業労働者の身体特性の現状
 肥満度や体脂肪率の値が小さく健全である。また皮下脂肪が少なく、各年代ともに筋骨格が発達し、やや太めの体型。

(2)林業労働者の身体諸機能変化
・ 加齢と運動能力
 筋力は比較的強く、加齢にともなう低下率も小さい。しかし敏捷性や巧緻性など運動を調整していく能力は劣る。中高齢者は特に、敏捷性、巧緻性、平行性など体の動きを調節する運動能力の低下が大きい。

・ 加齢と体力
 林業労働者は一般の人に比べて有酸素能力が高く、全身持久力がよい。
・ 加齢にともなう身体諸機能の変化
 50歳以上の林業労働者において急速に低下するものとして視力、手先の運動速度、記憶力、聴力等の感覚機能や精神機能がある。なお、筋力、肩関節柔軟性、呼吸循環、脚力等の機能は比較的低下の程度が少ない。
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