災害事例研究

No.81


【林業】はい積みした荷にフォークリフトのフォークを差し込んだところ荷が崩れ、はいの反対側にいた作業者の頭部に激突

 荷を移動させるため、はい積みした荷にフォークを差し込んだところ、はい積みした一番上の荷が崩れ、反対側で作業していた作業者の頭部に激突し、死亡したものである。

◆災害の発生状況◆

 フォークリフト運転者が、3段積み(1段100枚、高さ1m、幅約90 cm×180 cm)の合板の一番上段の荷を移動させるためにフォークを差し込んだところ、一番上段の荷が崩れたため、荷の反対側で別の作業をしていた被災者の頭部に荷が激突したものである。

◆災害の発生原因◆

 フォークリフト作業を行うに当たり、あらかじめ運行経路及び作業方法等について作業計画を定め、関係作業者に周知していなかったこと。

◆災害の防止対策◆

 平成17年~26年までの10年間の木材製造業のフォークリフトによる死亡労働災害は16 件発生している。これは木材製造業全体の14%に達しており、木材製造業では、コンベヤーによる災害に次いで多く発生している。

 具体的には、以下の対策を行うこと。

フォークリフトの発進に係る「指差し呼称」の例

  • ① 進行方向の路上に木片、原木等はないか
  • ② 進行方向に人はいないか
    を確認し、「前方ヨシ」、「周りヨシ」と指差し呼称をします。
  • ③ 進行方向の左側に人はいないかを確認し、「左、ヨシ」、同様に、右側を確認し、「右、ヨシ」と指差し呼称をし、
  • ④ 発進します。

災害事例研究 バックナンバー

▲ページのトップへ