第53回全国林材業労働災害防止大会(香川県高松市)
多数のご参加をいただき、ありがとうございました

10月25日に高松市にて開催いたしました「第53回全国林材業労働災害防止大会」は、全国から多数の皆様にご参加いただき、お陰をもちまして、盛会裡に終えることができました。
ここに厚く御礼申し上げます。

林材業界が木材利用促進や木材自給率向上など多くの課題を抱えるなか、960名を超える方々にお集まりいただいたことは、皆様の労働災害防止に寄せる熱意のあらわれであり、また、労働安全衛生向上への意識の高まりの広がりを示す証しとして、当協会としても大変心強く感じております。

来年度の全国大会は、第54回大会として平成29年10月12日(木)に滋賀県大津市の大津市びわ湖ホールで開催することとしております。

皆様には、最新の安全衛生管理などに関する情報やノウハウを提供できるよう、より内容を充実させてまいりますので、ご支援、ご協力をお願い申し上げます。

開催期日
平成28年10月25日(火)
開催会場
サンポートホール高松
香川県高松市サンポート2番1号
参加人員
962名
主  催
林業・木材製造業労働災害防止協会
後  援
厚生労働省/林野庁/香川県/高松市
協  賛
中央労働災害防止協会
業種別労働災害防止協会

フォトレポート

香川で労働災害撲滅を誓う
―第53回全国林材業労働災害防止大会―

 林業・木材製造業労働災害防止協会は、平成28年10月25日(火)、香川県のサンポートホール高松にて、「第53回全国林材業労働災害防止大会」を開催。全国より962名が参加し、労働災害の撲滅を誓いあった。
 会場内には、林材業労災防止協会による相談コーナーや、林業機械メーカー・安全用品メーカーによる展示ブースのほか、高松盆栽や観光案内コーナーなど地元の魅力を発信するコーナーなども設けられ、大いな賑わいをみせた。
 メインホールでは式典に先駆け、和太鼓を郷土の伝統芸能に育てるため年間50回を超える講演を行っている「讃岐国分寺太鼓保存会」による演奏が行われた。太鼓や笛にまじえ、高松市国分寺地域特産の岩石で神秘的な音色を奏でる石琴「サヌカイト」も取り入れた楽曲を披露し、来場者から盛大な拍手が送られた。
 その後行われた特別講演ではNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演し、定時制高校の生徒たちの心をつかむ教育指導方法で注目を集める香川県観音寺第一高等学校教諭の岡田倫代氏が登壇。「仕事の流儀―寄り添いあう目標の作り方」と題し、現代の若者の特徴や円滑なコミュニケーションのために心掛けていることなどを説明し、林材業においても若年層の雇用定着に活用できる取り組みが紹介された。
 特別講演終了後の午後2時50分、林材業の労働災害による被災者に対しての黙とうが捧げられた後、木村薫香川県支部長の「本日、全国各地から大勢の皆さまにご参加いただき、盛大に開催できますことを心から御礼申し上げる。この大会が林材業関係者の安全衛生に対する意識の高揚を図るとともに、労働災害撲滅への強い決意を表し、関係者全員が労働災害ゼロを目指して誓いあい、有意義な大会にしたい」という開会の言葉で式典は幕を開けた。
 続いて吉条良明会長が大会式辞を述べ「今、林材業では、豊かな森林資源の循環利用の推進が大きな課題となっている。その実現には、林材業の振興とともに、そこに携わる労働者の安全と健康を確保し、より一層魅力ある労働環境とすることが不可欠だ。本日ご参集の方々におかれては、率先して安全パトロールを実施するなど強いリーダーシップをもって労働災害防止に取り組む姿勢を示し、労働災害のない職場づくりを進めてほしい」と参加者に呼び掛けた。
 来賓祝辞では、厚生労働大臣(野澤英児安全課長代読)、林野庁長官(三浦正充林政部長代読)、浜田恵造香川県知事、大西秀人高松市長により、それぞれ祝辞が述べられた。
 続いて表彰が行われた。事業場優良賞2事業場のほか、団体賞3団体、個人功労賞15名、個人功績賞6名が表彰され、各賞の代表者がそれぞれ登壇し、吉条会長から表彰状並びに記念品が授与された。受賞者を代表し、団体賞の愛媛県森林組合連合会の向井丈能氏より「この受賞を契機に、労働災害のない職場づくりに向けて、経営トップから現場に至るまで一丸となって安全衛生管理の推進と労働災害の防止に一層努めていく」と謝辞が述べられた。その後、長年にわたり労働災害防止活動に努力し、協会業務の運営と活動の推進に尽力された4名に感謝状が贈られた。
 休憩をはさみ、香川労働局の村野卓男労働基準部長より「最近の労働安全衛生の動向について」と題した講演が行われ、香川県内における林材業の労働災害発生状況についての報告。続いて、愛媛大学大学院農学研究科の山田容三教授より「近接警報装置による事故防止について」をテーマに、同氏が開発した近接作業の防止に有効な近接警報装置を紹介した。
 続いて行われた大会宣言では、香川県森林組合連合会の前田宏美さんが登壇。林業用の防護服と作業帽に身を包んだ前田さんが、はつらつと大会宣言を読み上げ、満場の拍手をもって採択された。
 次期開催県挨拶では、来年度の全国大会の開催が予定されている滋賀県支部の立岡徹支部長より「ここ香川県の風光明媚な瀬戸内海とは趣の異なった、雄大な内海、琵琶湖の風情に多くの方に触れていただきたいと思っている。ぜひ、滋賀県大会にお越しください」と挨拶を行った。
 最後に、佐藤重芳副会長の閉会の言葉をもって、第53回全国林材業労働災害防止大会は幕を下ろした。

第53回全国林材業労働災害防止大会 - 大会宣言(PDF:9KB)

プログラム

ホール開場、
展示
▶12:00 各種安全衛生用品及び防護衣等の展示
アトラクション ▶13:00 『和太鼓:石響、古の風、雨過天晴ほか』
讃岐国分寺太鼓保存会
特別講演 ▶14:00 『仕事の流儀-寄り添いあう目標の作り方-』
香川県立観音寺第一高等学校教諭 岡田 倫代氏
大会式典 ▶14:50
(1)開会のことば
林材業労災防止協会香川県支部長
(2)大会式辞
林材業労災防止協会会長
(3)来賓祝辞
厚生労働大臣
林野庁長官
香川県知事
高松市長
(4)表  彰
表彰状授与
受賞者代表謝辞
講  演 ▶16:00 『最近の労働安全衛生の動向について』
厚生労働省香川労働局 労働基準部長
活動等の紹介 ▶16:25 『近接警報装置による事故防止について』
愛媛大学大学院農学研究科教授 山田 容三氏
大会宣言   香川県森林組合連合会
次回開催地
挨拶
  林材業労災防止協会 滋賀県支部長
閉会のことば   林材業労災防止協会副会長
閉  会 ▶17:00  

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