林業労働災害(死亡災害)速報一覧
放置したままの伐倒中の材が倒れてきて下敷きになる
災害発生日時等 | 2000年07月31日 10時45分 |
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災害発生場所 | 北海道 |
被災者年齢等 | 56歳(男性) |
作業種別 | 伐倒(皆伐) |
災害発生状況 | 被災者は、当日、午前8時頃から社長他4人とともに伐採作業に従事していた。 傾斜約40度の斜面において、直径50cm、高さ19mのシラカバを切り倒すため、事故発生の10分前にくさびを打ち込んだが倒れなかった。 被災者は、その伐倒作業中のシラカバをそのままにし、約20m離れた場所で別の作業を行なっていたが、チェーンソーの給油をするため、放置されていたシラカバの付近にある燃料タンクへ向かったところ、シラカバが倒れてきて、その下敷きとなり、頭の骨を折ってまもなく死亡した。 |
経験年数 | 0.2年 |
作業場所の林種別 | 天然林 |
作業対象 | 伐倒木(径50cm 樹高19m) |
その他特記すべき事項 | 特別教育未実施 |