林業労働災害(死亡災害)速報一覧
かかり木処理中に、近くにいた作業者を直撃
災害発生日時等 | 2000年10月20日 午後3時50分 |
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災害発生場所 | 新潟県 |
被災者年齢等 | 66歳(男性) |
作業種別 | 伐倒(皆伐) |
災害発生状況 | 山林におけるスギ伐採作業中、伐採したスギ(胸高直径36cm、樹高25m)が近くの立木(スギ)にかかり木となり、更に倒すため、木に巻いていたワイヤーロープを機械集材装置で牽引していたところ、立木の枝が折れ、近くで集材装置の運転者へトランシーバーで連絡合図を行っていた被災者の頭部に飛来直撃した。 現場は林道から1km程離れたところにあり、伐採作業は3名で索道架線(搬出)とチェンソー(伐倒)で行っており、被災時は1名は架線集材機の運転、1名は伐採で、被災者は伐採の補助(トランシーバーでの連絡・合図等)を行っていた。 原因としては、伐採周辺に接近し過ぎたこと、更に保護帽を着用していなかったことにある。 |
使用機械 | 伐木造材機械(チェンソー) |
経験年数 | 39年 |
作業場所の林種別 | 人工林 |
作業対象 | 伐倒木(径36cm 樹高29m) |
その他特記すべき事項 | 被災者:伐木造材士 |