林業労働災害(死亡災害)速報一覧
カラマツの枝払いを行っていたところ、枝が跳ね、そのためチェーンソーが跳ね上り、顔面に激突
災害発生日時等 | 2002年12月13日 |
---|---|
災害発生場所 | 北海道 |
被災者年齢等 | 64歳(男性) |
作業種別 | 伐倒(間伐) |
災害発生状況 | 当日被災者は、他の3名の労働者とともに造材作業に従事していた。午前10時30分頃、同僚が集材用グラップルを運転し土場を通りかかったところ、土場付近の自家用車の運転席にいた被災者を目撃した。午後1時頃グラップルの運転手が、伐倒木を集材し土場付近まで来たところ、自家用車から47m伐採地点に寄ったところに、右顔面が腫れ、出血し意識不明状態で倒れている被災者を発見し、病院に収容したが、12月23日頭蓋骨陥没で死亡したもの。以下推定であるが、カラマツ(胸高直径29㎝、長さ19m)の枝払いを行っていたところ、枝が跳ね、そのためチェーンソーが跳ね上がり、顔面に激突したと思われる。なお、被災後、自力で自家用車に戻って休んでいたが、その後同僚に助けを求めるため車から出て現場に向かったが、上記場所で倒れたものと思われる。 |
使用機械 | 伐木造材機械(チェーンソー) |
経験年数 | 40年 |
作業場所の林種別 | 人工林 |
作業対象 | 伐倒木(径29㎝ 樹高19m) |