林業労働災害（死亡災害）速報一覧
かかられている木を伐倒中、かかり木が突然落下し、下敷きになった。
| 災害発生日時等 | 2003年07月04日 |
|---|---|
| 災害発生場所 | 秋田県 |
| 被災者年齢等 | 61歳（男性） |
| 作業種別 | 伐倒（間伐） |
| 災害発生状況 | 39年生のスギ人工林において、被災者と同僚4人でチェーンソーによる間伐作業を行っていたが、帰りの集合時間になっても被災者の姿が見えず捜したところ、伐倒木（径30ｃｍ、長さ19ｍ）の枝が胸に掛かり仰向けの状態で倒れているところを発見した。被災者は、病院に搬送されたが、胸部打撲による多発性ろっ骨骨折と肺挫傷で約１時間半後に死亡した。現場から推測すると、被災者が下敷きとなった伐倒木がかかり木状態となり、かかられている木の伐倒作業を行ったため、かかり木が作業中に突然落下したものと見られる。 |
| 使用機械 | 伐木造材機械（チェーンソー） |
| 経験年数 | 20年 |
| 作業場所の林種別 | 人工林 |
| 作業対象 | 伐倒木（径30ｃｍ、長さ19ｍ） |