林業労働災害(死亡災害)速報一覧

造林作業中、伐倒方向が変わった材が当たり倒れた枯損木が激突

災害発生日時等 2005年09月30日
災害発生場所 北海道
被災者年齢等 63歳(男性)
作業種別 伐倒(受光伐)
災害発生状況 被災者は同僚7名と共に伐採作業を行っていた。作業を終えて作業員が集まったとき被災者がいないので探したところ、伐倒木(エゾマツ)の付近で倒れている被災者を発見した。現場の状況から、被災者がエゾマツ(胸高直径60.8cm、樹高26.5m)を伐倒したとき、伐倒方向が約50度変わり、伐倒木の付近にあった枯損木(著しく腐食した胸高直径40cm、樹高10.5mのナラ)に当り、その衝撃でこの枯損木が倒れ頭部に激突したものと推定される。