林業労働災害(死亡災害)速報一覧

伐倒作業中、かかり木となり、元玉切りを行っても倒れず、何らかの処理をしようとしていたとき突然外れて落下したかかり木が激突した(推測)

災害発生日時等 2007年08月11日
災害発生場所 和歌山県
被災者年齢等 39歳(男性)
作業種別 伐倒(間伐)
災害発生状況 被災者は4人の作業班で約30度の斜面でスギ、ヒノキの間伐作業を行っていた。互いに離れて作業を行っていたため、目撃者はいないが、被災者は間伐木(径20cm、樹高21m)を斜面横方向に伐倒しようとして受け口、追い口を切ったが予定方向に倒れずかかり木となったため、根元側から3回にわたって元玉切りを行った。それでもかかり木が解消しなかったため、チェーンソーを置いて何らかの処理をしようとしていたとき突然外れたかかり木が被災者の上に落下したものと思われる。