林業労働災害(死亡災害)速報一覧
伐倒作業中、浴びせ倒しで2重になったかかり木を、かかられた木の伐倒で倒そうとして2本のかかり木に直撃された
災害発生日時等 | 2010年07月21日 |
---|---|
災害発生場所 | 福岡県 |
被災者年齢等 | 67歳(男性) |
作業種別 | 伐倒(間伐) |
災害発生状況 | 被災者は、同僚らと6人でヒノキ林(40年生)の間伐作業に従事していた。作業中、伐倒木がかかり木(直径約30cm、樹高約20m)となり、これを処理するため隣接木(直径約30cm、樹高約20m)を伐倒しかかり木に当てて外す浴びせ倒しを行ったが、これでも外れず2重のかかり木となった。このため被災者は、かかられた木を伐倒して処理しようとして、受け口を切り追い口を切り始めたところ、かかり木が動き始めていることに気づいたが、なおも上を見ながら追い口切りを続け、退避しようと数メートル離れたところ、退避した方向に2本のかかり木が倒れかかり、直撃された。 |