林業労働災害(死亡災害)速報一覧
伐倒作業中、かかられている木を伐倒してかかり木を外そうとしてかかり木の下敷きになった
災害発生日時等 | 2012年06月29日 |
---|---|
災害発生場所 | 鹿児島県 |
被災者年齢等 | 56歳(男性) |
作業種別 | 伐倒 |
災害発生状況 | 被災者は、同僚と4名で、傾斜約20度の斜面で人工林の伐倒作業(皆伐)に従事。作業間隔はそれぞれ30m~40m離れて単独伐倒作業を行っていた。午前8時40分頃、被災者のチェーンソーの音がしないのに同僚が気づき行ってみると、被災者は木の下敷きになりうつ伏せの状態で発見された。ただちに覆い被さっているかかり木を玉切りして、本人を救出したが、その後死亡した。なお、被災者は、かかり木処理をする際、かかられている木の伐倒を行っていたところ、チェーンソーが木に挟まれ、それを外すことに集中したため、かかっている木の状況を見ていなかったため、かかっている木が突然落ちてきたため逃げられず、肩から背中にかけて木の下敷きになったものと推測される。 |