林業労働災害(死亡災害)速報一覧
2026年発生分(2026年02月19日現在)
都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。
2003年
| No. | 県名 | 発生日 | 性別 | 年齢 | 経験年数 | 作業種別 | 災害の概要 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 京都府 | 2003年01月09日 | 男性 | 64歳 | 49年 | 伐倒(皆伐) | 立木の伐採作業中、支障木であるクヌギ(直径30㎝)の伐倒を行っていたが、木が突然倒れる音を聞き、同僚が木の下敷きになっている被災者を発見。被災者のヘルメットが飛ぶのを目撃。伐倒木は、縦に裂けた状態で、追い口側に一部を残していた。切り倒した部分は、残った部分と樹皮でつながったまま先端を地面につけぶら下がっていた。詳しい原因は現在調査中。 | |
| 兵庫県 | 2003年01月11日 | 男性 | 40歳 | 22年 | 伐倒(皆伐) | 国有林の入札で立木買取りし、伐採作業をしていた。当日は2人で作業、1人がスギの伐倒作業を担当し、被災者は伐採現場から50mほど離れた作業道でグラップルによる集材作業をしていた。作業現場が離れていることから、伐採者は伐倒合図はせずに作業をしていたところに、被災者が何らかの理由で伐採現場に近づき、伐倒木の下敷きになり、頭を強く打ってまもなく死亡した。災害現場は小さなふくらみがあり、伐採者から被災者が見えていなかった。 | |
| 岐阜県 | 2003年01月14日 | 男性 | 70歳 | 伐倒(その他) | 雪害木処理で弓形になった木を玉切り作業していたところ、処理中の木が跳ね返り、体に当たり被災した。 | ||
| 長野県 | 2003年01月18日 | 男性 | 61歳 | 35年 | 伐倒(皆伐) | 広葉樹林の皆伐地でクヌギを伐倒した際、ツルにより連結されていたサクラがクヌギと共に倒れ作業をしていた被災者がサクラの下敷きになった。午前中2人で作業していたが、午後1人が急用のため帰宅し、本人1人の作業となり、本人の帰りが遅いため、家族等が心配し探していたところ、現場で死亡しているのを発見した。 | |
| 兵庫県 | 2003年02月03日 | 男性 | 70歳 | 40年以上 | 伐倒(皆伐) | 当日は午前9時頃から、タマネギ小屋に覆い被さったウバメガシの伐採を所有者と一緒に行っていた。現場は崖地で、寄りかかった木をはずしていたところ、平衡感覚を失って、12m下のコンクリート面に転落した。頭蓋骨骨折、出血もあり、ほとんど即死状態であったと思われる。本人は普段から安全には十分気を使っていたが、たまたま車の中に置いていた安全ベルトをせずに作業をしていた。昔は石工、その後数人で伐木作業をしていた。20年程前から1人で伐採を手がけており、ユンボやトラックも運転し、チップ原木等を徳島の市場に出していた。また、最近は近隣の山裾の雑木を伐って高知県の炭焼き業者に出していた。 | |
| 京都府 | 2003年02月07日 | 男性 | 58歳 | 20年 | その他(林道の危険木除去作業) | 被災者は、林道周辺(2~3m以内)の危険木除去作業を行っていたが、急斜面の岩場で根起きし倒木したヒノキ(胸高約38㎝、長さ約13m)が林道に向けて突き出ていたため、これを処理するため林道から岩場を約7m登り、根起きした倒木の根元から約5m(径約30㎝)の位置で岩と倒木のすき間に入り、チェーンソーで切断したところ、根元部の方が滑り落ちてきて、岩との間に胸部を挟まれ被災した。 | |
| 栃木県 | 2003年02月10日 | 男性 | 45歳 | その他(積み込み) | 被災者は、当日同僚2名と共に土場に置かれていたスギ丸太(径20㎝ 長さ3m)を車両積載型トラッククレーン(トラックの最大積載量2.35t クレーンの最大けん荷量2.93t)にて積み込み作業を行っていた。16時30分頃、被災者が荷台上で丸太材をトビではい積み(誘導)していたところ、荷台(高さ1.1m)から転落し、約5時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。現場検証等から災害の原因は、被災者は荷台での作業中に一度荷台から落下した。付近には前夜降った雪があり、落下した際に雪や土手のドロが靴底に付いたまま、再度、荷台に上がり作業を続けたところ足を滑らせて荷台から道路へ転落した際、頭部を強打したものと思われる。被災者は、製材部の社員で、当日は林業部の社員が欠勤のため代わって就労していたもの。 | ||
| 秋田県 | 2003年02月13日 | 男性 | 66歳 | 不明 | 車両集材 | 伐採したスギをブルドーザーの後ろに装着したウインチで集材中、突然、ブルドーザーが動き出したため、キャタピラーの上で集材操作をしていた被災者が、振り落とされ全身打撲で死亡した。 | |
| 秋田県 | 2003年02月21日 | 男性 | 66歳 | 46年 | 造材 | 私有林の伐採作業現場において、伐倒木(スギ、径25㎝ 樹高9m)に付着した雪が、玉切りするのに支障となるため、グラップルで伐倒木の先端付近(径13㎝)をつかみ、持ち上げ、揺さぶり雪を落とそうとした所、伐倒木の下に入った被災者に、グラップルでつかんだ箇所から折れた伐倒木の元口側(長さ7.9m)が落下した。推定だが、待機場所から伐倒木を越えたところにある燃料缶へ向かう時に、伐倒木の下を通過したものと推定される。 | |
| 新潟県 | 2003年02月21日 | 男性 | 55歳 | 伐倒(皆伐) | 伐採木は道路と平行に倒す計画で、ウインチにより平行方向に牽引し、町道と平行に倒す予定だった。町道沿線のスギ(根元径70㎝樹高32m)を伐採のため、森林組合の作業員4人により作業実施していた。うち2人は伐採に従事し、他の2人が作業現場の坂道道路の上方と下方の交通誘導に従事し、危険時には交通を遮断することとしていた。午前10時頃下方から軽自動車が来たため下方の交通誘導作業員は現場に接近した軽自動車に対して一旦停止させた。停止させた後下方誘導作業員は、誘導員の所定位置から離れ伐採場所方向に移動した。その後、軽自動車は坂道上部に向かって徐行しながら進み出した。これに気づいた上方の誘導作業員が、軽自動車の進行を静止させた。その直後、伐倒木は軽自動車に向かって倒れた。くさびは使用していない。また、道路使用許可は受けていない。道路の封鎖のためのバリケードの設置はない。伐採に係る特別教育は受講している。 | ||
| 愛媛県 | 2003年02月23日 | 男性 | 73歳 | 4年 | その他(作業道改修)(推測) | 災害は、被災者所有山林内で発生した。被災者は、単独で作業をしていたため詳細は不明であるが、次のように推測される。被災者は、バックホー20tを運転し、作業道改修作業をしていたところ、運転を誤りバックホーと共に滑落し、斜距離で約20m下の作業道に転落したと思われる。被災者は車外に投げ出されており、全身打撲による外傷性ショックにより死亡している。被災者の服装は、作業着に長靴(スティールトウなし)でヘルメットは着用していなかった。 | |
| 栃木県 | 2003年02月24日 | 男性 | 70歳 | 伐倒(択伐) | 被災者は、自宅の裏山でホオの木(径約42㎝)を伐採したところ、かかり木となったため、伐採したホオの木にはしごをかけ、高さ約2.8mの場所で、枝を切り落とした際、ホオの木が倒れ、隣のスギの木との間に挟まれ死亡したものと思われる。なお、被災者は、1人で作業をしていた。 | ||
| 奈良県 | 2003年02月27日 | 男性 | 65歳 | 40年 | 伐倒(皆伐作業) | 皆伐作業(傾斜地30~40度でヒノキ・70~80年生、胸高直径35~45㎝、樹高25m)で、7~8名の作業班を組み集材作業場で5~6名が作業し、そこから100mほど離れた伐採作業場で2名が作業していたところ、伐採作業中かかり木になったが、未処理のままかかり木から15mほど離れたところで枝払い作業中に、さきのかかり木が自然落下し、先端部分が頭部を直撃、即死に至った。 | |
| 宮崎県 | 2003年02月28日 | 男性 | 75歳 | 60年 | 伐倒(皆伐) | 当日被災者は、通常2人で作業に行くところ、もう一人がたまたま休んでいたため、一人で朝7時30分頃、伐倒作業現場へ向かった。通常は、午後3時30分には戻ってくるのに戻らないため、現場に行ったところ、現場から約10m下の斜面に被災者が倒れ死亡しているのを発見した。チェーンソーで伐倒作業を行っていたところ、傾斜60度の斜面から転落し、死亡したものと推測される。現場では、被災者一人で作業に当たっていたため、詳細な事故原因等は判明していない。 | |
| 北海道 | 2003年02月28日 | 男性 | 59歳 | 10年 | 伐倒(間伐) | 被災者は、他の2名とともに午前8時頃から市有林の間伐作業をしていた。14時30分頃、同僚が立木の下にしゃがみ込むように倒れていた被災者を発見したが既に死亡していた。被災者は、当日被災した場所から約20m離れた場所で、カラマツ(胸高直径25㎝、樹高21m)を伐倒したところ、これが「かかり木」になったが、これを放置して次の立木(カラマツ(胸高直径20㎝、樹高22m))の伐倒をすべく受け口を作っていたところへ、先に発生していた「かかり木」が突然外れ、これの先端が頭部に激突し、被災した。被災場所には保護帽が脱げ落ち、多量の血が流れていた。なお、当日は風もなく、かかり木が外れた原因は不明 | |
| 埼玉県 | 2003年03月02日 | 男性 | 65歳 | 伐倒 | 寺の依頼により、寺の北側山林(境内地)で檀家8人により伐倒作業を行っていた。被災者がはしご(高さ約7m)に乗ってスギ(高さ約20m、直径約30㎝)の倒木防止作業中、木の上部が強風で折れ頭に当たり、病院に運ばれたがまもなく死亡。 | ||
| 北海道 | 2003年03月07日 | 男性 | 38歳 | 19年 | その他(風倒木処理) | 被災者は、他の6名とともに午前8時頃から民有林の風倒木の伐倒作業をしていた。10時頃、トドマツ(胸高直径33㎝、樹高9.6m(上部は欠損していた。))の伐倒を行ったところ、上部で隣接木とコクワのツルが絡まっていたため、伐倒したが倒れずに真下に滑り落ち、被災者に激突した。なお、伐倒に際して、ツルの下部は切断したが、上部は隣接木と絡まっていた状態であった。 | |
| 岡山県 | 2003年03月20日 | 男性 | 71歳 | 50年 | 車両集材 | 被災者は、ウインチ付きバックホウを用いた架線集材中に林道(幅4.0m)法面(約60度)上部で玉掛作業を行い、バックホウ運転手に合図を送るため法面を移動中、下方の林道上へ墜落し、頭部を強打し死亡した。 | |
| 奈良県 | 2003年03月24日 | 男性 | 62歳 | 40年 | 伐倒(皆伐作業) | 皆伐作業(スギ・ヒノキ・雑木の70~80年生の混成林)で、7名の作業班を組み、4名は集材土場で作業、2名は架線中間地点で作業中、被災者は中間点の約500m前方の山の中腹で1名で伐採作業に従事。胸高直径60~70㎝、樹高24mのモミの木を伐採後、足を滑らせ約15m下の谷川に木材とともに滑落し、頭部等を強打し死亡。 | |
| 東京都 | 2003年03月27日 | 男性 | 67歳 | 20年 | 当日は、本人を含み4名で国有林内で間伐林を索道を使い搬出作業を行っていた。本人は斜面(傾斜38~40度)の上部で間伐林をワイヤーかけの作業中、40㎝位下方の索道オペレーターに対し無線の応答がなくなったため確認に行ったところ、頭を下に、あおむけに倒れていた。その後ヘリで救急センターに搬入されたが、後頭部頭蓋骨陥没骨折のため死亡した。作業員の話によると石(転石か不明)に頭部を打ったためとのこと。ヘルメット後部に亀裂を確認。 | ||
| 鹿児島県 | 2003年03月31日 | 男性 | 78歳 | 30年 | 架線架設撤去 | 被災者は、当日は6名で作業を行っていた。作業現場は林道脇の土場及び土場下方の約10~20度前後の斜面であった。当日は請負った架線架設作業の初日であった。被災者は架線支柱となるスギ立木を補強するため斜面において現場で伐採したスギ丸太(直径40~50㎝、長さ15m)を集材機により架線支柱付近に引き寄せていた。その作業中に丸太の元口側が自重で近くの立木を軸にして斜面下部へ転がり、反動で末口側がそばにいて作業等をおこなっていた被災者を直撃し、後方のスギ立木と支柱用丸太の間に挟まれた。被災者は直ちに周りの作業員によって救出され、近くの診療所へ搬送されたが、肋骨骨折による肺挫傷により約1時間後に死亡した。 | |
| 北海道 | 2003年04月12日 | 男性 | 52歳 | 36年 | 伐倒(間伐) | 被災者は、同僚とともに午前8時頃から民有林の間伐作業をしていた。(ほぼ平地)13時45分頃、カラマツ(胸高直径23.6㎝、樹高20m)の伐倒を行ったところ、付近のカラマツの立木にかかり木となった。被災者は、このかかり木を放置したまま次のカラマツを伐倒し、これの枝払いを行っていたところ、突然かかり木が落下し、激突し被災したものである。 | |
| 石川県 | 2003年04月23日 | 男性 | 64歳 | 8年 | 伐倒(間伐) | 午前8時ころより、6人編成でスギ50年生の人工林を間伐、枝打ち作業中であった(切り捨て間伐作業4人、周囲測量2人)。被災者は1人でスギ(樹高16m、幹周り115㎝)を伐採した直後(30~40秒後)、付近にあったかかり木(根元径32×40㎝)が倒れ、頭を打撲して倒れた。なお事故当時のことは周囲にいた人(5~6m斜めに離れていた)は見ておらず、大きな音で気がついた。早急に救急車で病院に搬送したが、頭蓋骨骨折で午前10時頃死亡した。 | |
| 和歌山県 | 2003年05月25日 | 男性 | 68歳 | 30年 | 伐倒(皆伐) | 数日前に木材搬出用架線の本線を通すため支障木を伐採したときにかかり木が発生。かかり木処理のためかかられている木を伐倒したところ、かかり木が倒れ被災。 | |
| 和歌山県 | 2003年06月05日 | 男性 | 49歳 | 5ヶ月 | 除伐 | 造林地において、8名で作業に入り、午前中(不明)に1人で刈払機による雑木の伐採中に何かで足を滑らし、転倒時に刈払機により被災後、死亡したものと推測。当日、夕方の作業終了後に1名が不明なことに気づき、捜索したところ、既に死亡している本人を確認。 | |
| 北海道 | 2003年06月05日 | 男性 | 65歳 | 30年 | 伐倒(間伐) | 当日被災者は、他の2名の労働者とともに午前7時頃から町有林において、風倒木の伐倒作業を開始した(勾配15度)。13時10分頃、トドマツ(胸高直径23㎝、樹高20m)の伐倒を行ったところ伐倒方向が狂い、隣の立木にかかり木となっていたトドマツの方向に倒れたため、かかり木が外れ、被災者の背中に激突した。 | |
| 奈良県 | 2003年06月13日 | 男性 | 34歳 | 3日目 | 下刈り | 午後3時、下刈り作業の仕事を終え、下山途中、急性心不全により死亡した。(4人のチームで、30分ごとに休憩を取りながら下山中、被災者が遅いので見に行ったところ滑落現場で死亡していた。) | |
| 栃木県 | 2003年06月18日 | 男性 | 60歳 | 9年 | 車両集材 | 被災者は、集積された約60年生のスギ・ヒノキの間伐材をグラップル付バックホーでフォワーダに積み込み、作業道(木材搬出用に自力で作られたもの)約200mの距離をトラックに積み込む土場まで運搬していた。約半分の100m付近の下りの右急カーブで運転操作を誤り、左側の深さ1.5m~1.7mの谷へフォワーダごと横転し木材の下敷きになり、胸部及び頭部を圧迫された。病院に運ばれたが、脳挫傷により午前10時46分に死亡した。現場では発注元の作業員4人が伐倒・造材・集積を行い、土場までの搬出作業を被災者が1人で行っていた。事故発見者は、被災者が積み込み作業をしているところ(8時20分頃)と、車両発進時(8時25分頃)の様子を確認している。5分程経って大きな音を作業員4人が聞いており、事故発生時間は8時30分頃だと思われる。すぐに何かあったと思い、作業員が現場に急行して救出を始めた。班員の1人が作業道及び林道を約3km運転し、救急車を呼び、関係者に連絡をとった。警察への第一報は9時4分であった。 | |
| 長崎県 | 2003年06月20日 | 女性 | 56歳 | 4年以上 | 伐倒(択伐) | マツの枯損木、樹高17m、根元径38㎝を伐倒作業中、NTTの鉄塔及び線を考慮しながら伐倒方向を決め、男性作業員が受け口を入れ、追い口を根元径約半分ほど入れ、電話線の方向に倒れないようにロープを枯損木の中間に結び、受け口の方向に引き、徐々に倒していたが急に倒れ、伐倒木から約14m離れていた被災者の頭部・胸部に幹の約10㎝が当たり負傷した。直ちに病院に搬送したが、脳挫傷及び肺挫傷のために死亡。 | |
| 宮崎県 | 2003年06月28日 | 男性 | 48歳 | 5ヶ月 | 架線集材 | 事故当時、被災者はスギ40年生、傾斜約35度の林分で、斜面に集積された木材を手前の道路近くに寄せる搬出作業を行っていた。被災者は、自分が身が軽いからということで、斜面上部にある木材を降ろそうと直接集材木の上を登り始めたところ、急に集材木が荷崩れを起こしそうになったので、それを避けようと集材木の上を歩いて避難中に誤って足を滑らせて、1.6m下に転落した。その時、集積されていた径40cm、長さ10mのスギ材が被災者の身体に落ちてきて被災した。病院に搬送されたが、内臓破裂によるショック死で死亡した。 | |
| 秋田県 | 2003年07月04日 | 男性 | 61歳 | 20年 | 伐倒(間伐) | 39年生のスギ人工林において、被災者と同僚4人でチェーンソーによる間伐作業を行っていたが、帰りの集合時間になっても被災者の姿が見えず捜したところ、伐倒木(径30cm、長さ19m)の枝が胸に掛かり仰向けの状態で倒れているところを発見した。被災者は、病院に搬送されたが、胸部打撲による多発性ろっ骨骨折と肺挫傷で約1時間半後に死亡した。現場から推測すると、被災者が下敷きとなった伐倒木がかかり木状態となり、かかられている木の伐倒作業を行ったため、かかり木が作業中に突然落下したものと見られる。 | |
| 長野県 | 2003年07月08日 | 男性 | 48歳 | 1年 | 造林(下刈) | スギ11年生のスギ林地内で、作業員3名と刈り払い作業中、右のほおを1ヵ所刺され、2時間半後に死亡。作業場所が高地にありヘリコプターで搬送。 | |
| 鹿児島県 | 2003年07月08日 | 男性 | 25歳 | 7年 | その他(林道沿線の刈り払い及び林木の枝落とし) | 被災者は林道沿線の広葉樹整備に使用する高所作業車をクレーン付きトラック(3t)で運搬していた。現場に到着しクレーンを使ってトラックの荷台から高所作業車を下ろす操作をしていたところ、バランスを崩しトラックごと林道から約8メートル下に転落し、高所作業車の下敷きとなった。一緒に作業をしていた作業班員2名がすぐに救出に向かったが、高所作業車を動かすことが出来ず、救急車とレスキュー隊を呼んだ。しかしレスキュー隊も高所作業車を動かすことが出来ず、近所で作業をしていたクレーン車の応援により救出することができたが、事故発生から1時間30分が経過しており、救急車で病院に搬送したが死亡が確認された | |
| 島根県 | 2003年07月09日 | 男性 | 68歳 | 確認中 | 造材 | 被災者は、事業主と他の作業員2名と索張り準備をしていた。7時30分、現場集合、作業開始。被災者と事業主は頂上に登り、他の2名はワイヤーロープを頂上まで運び上げていた。11時00分、頂上で全員が集合。被災者が、索張りの支障となるアカマツ2本を伐採しなければならないと話し、現場に1人で向かった。13時00分、被災者が昼を過ぎても戻らないため、様子を見に行った事業主がマツとマツの間に挟まれた被災者を発見し、病院に搬送した。14時18分、死亡確認。死亡原因:胸部圧迫による窒息死。被災の状況:被災者は1人で2本(同一斜面上)のアカマツの伐木造材作業を行っていた。斜面下方のマツ(伐根径27㎝、材長13.8m)が滑落し挟まれた。(推測)斜面方向に伐倒されていた雑木にマツの樹皮が残っていたことから、何かのはずみで、マツが動き、この木に乗っかるような形で勢いよく斜面を滑落したと推測する。 | |
| 愛媛県 | 2003年07月09日 | 男性 | 65歳 | 23年 | その他(伐採現場の移動中) | 朝、組合から町内にある方面の電線下の支障木の伐採作業に行き、昼食後、次の現場に向かうため、軽トラックを運転中、運転操作を誤り、左カーブを曲がりきれず谷側のスギの木に衝突し、その弾みで軽トラックが横転し、運転していた被災者が死亡した。なお、同乗者は、むち打ちを負ったが命に別状はない。 | |
| 宮崎県 | 2003年07月18日 | 男性 | 60歳 | 5年 | 造林(下刈) | 被災者は、同僚4人とともに、肩掛け式刈払機を使って下刈作業に従事していた。午前11時になっても被災者が戻って来ないため不審に思った同僚が見に行ったところ、傾斜約70°の崖で背負っていたリュックが自生していた直径5㎝高さ約30㎝の樫の切り株に引っかかり、宙吊りの状態で死亡している被災者を発見した。なお、リュックとリュックの肩ひもの間に保安帽の帽体が挟まれ、顎ひもが被災者の首を絞めた状態であった。 | |
| 愛媛県 | 2003年07月28日 | 男性 | 70歳 | その他(林内作業車による木材搬出) | 被災者は、1人で間伐材を土場まで搬出する作業を行っていた。土場までは、林内作業車を使用し、幅員約1.0mの作業道を利用して、作業を行っていた。この時、土場付近は、進行方向左が山側であり、右側の土場部分に材のはい積みを行っていた。土場付近で、路面山側の法尻付近に崩壊土がたまっており、おそらく林内作業車の左側キャタピラがこれに乗り上げ、材の積載が荷台のある右側であったため、バランスを崩して、谷側に転落し、被災者がこの勢いで放り出されて、はい積みしていた材で頭部を強打したと思われる。 | ||
| 宮崎県 | 2003年07月31日 | 男性 | 43歳 | 4ヶ月 | 伐倒(皆伐) | 当日、被災者は、同僚2名とともに、午前8時頃から傾斜約40°の斜面で伐倒作業を行っていた。同僚がスギ(50年生、胸高直径50㎝、樹高26m)を谷側に向け伐倒するため、チェーンソーで受け口を作り、追い口を入れて倒そうとしたところ、受け口の不具合から伐倒方向が狂い、約18m離れた場所でスギ立木の伐倒作業を行っていた被災者がその下敷きになった。病院へ搬送されたが、出血性ショック死で死亡した。 | |
| 山梨県 | 2003年08月01日 | 男性 | 44歳 | 9ヶ月 | 造林(下刈) | 午前8時頃、県有林造林地において、被災者が下刈作業を始める準備をしていたところ、ヘルメット着用の後頭部1ヶ所をジバチに刺された。直ちに携帯電話の繋がるところまで運び救急車を要請した。たちまち顔色が悪くなり、呼吸困難になったので人工呼吸をして救急車の到着を待った。病院に収容され、救命処置を受けていたが翌8月2日午前4時49分死亡が確認された。 | |
| 宮崎県 | 2003年08月01日 | 男性 | 50歳 | 15年 | 伐倒(間伐) | 当日、被災者は同僚2名とともに、チェーンソーを用いて間伐箇所で伐倒作業を行っていた。同僚が伐倒したスギ間伐木(40年生、胸高直径32㎝、樹高24m)が、19m離れたところで伐倒作業を行っていた被災者に当たり死亡した。(被災者と同僚の間に灌木があり、同僚からは被災者がこの灌木の陰になり見えなかった。) | |
| 秋田県 | 2003年08月01日 | 女性 | 61歳 | 25年 | 伐倒(間伐) | スギの間伐作業現場(私有林)において、被災者の夫(65歳)と2人1組でスギ(径58㎝、樹高34m)立木を伐採作業中、夫がチェーンソーで受け口と追い口を入れ、妻(被災者)にクサビを打つよう指示した。被災者が、2本目のクサビを打ち付けていたところ、予定した谷側の伐倒方向とは別の斜面平行方向へ、ねじれるように倒れ、大きくバウンドした後、伐根付近にしゃがみ込んでいた被災者の腰を直撃し、被災者は、5mほど斜面を転落した。事故後、被災者の意識はしっかりしていたが、夫が病院へ搬送後、容態が急変し、内臓の出血多量によるショックで、同日午後6時30分頃死亡した。 | |
| 岩手県 | 2003年08月04日 | 男性 | 68歳 | 30年 | その他(枝条整理) | 当日被災者は、同僚3名と搬出路脇の枝条を整理するため、トラクタの排土板で押す作業に従事していた。10時15分頃近くで作業をしていた同僚が異常な音に気づき、行ってみたところ5m下の沢に転落していたトラクタとその下敷きになった被災者を発見した。被災者は全身打撲で亡くなった。 | |
| 北海道 | 2003年08月11日 | 男性 | 66歳 | 3ヶ月 | 造林(下刈) | 当日被災者は、他の4名の労働者とともに午前8時頃から森林組合発注の、民有林の造林作業現場において、刈払機を使用して下刈作業を開始した。10時40分頃、被災者が倒れているのに同僚が気づき、ただちに救急車で病院に搬送し12時に収容したが12時45分、収容先の病院で死亡したもの。被災者は首(左耳下)をスズメバチに刺され、アナフィラキシーショックにより死亡した。なお、刺された箇所は1カ所であった。 | |
| 鳥取県 | 2003年08月26日 | 男性 | 59歳 | 造林(下刈り) | 所属会社が請けた造林地の下刈り作業に従事していた。作業内容は、刈払機を使用して、造林地の下草を刈るもの。負傷者は同僚10名と午前8時30分から作業を行っていた。午後1時30分頃、被災者の刈払機のエンジン音が聞こえないことに気づいた同僚が、様子を確認したところ、右足を怪我して意識不明状態の被災者を発見した。携帯電話で119番通報し、病院に搬送したが治療中に死亡した。 | ||
| 静岡県 | 2003年09月02日 | 男性 | 78歳 | 40年 | 伐倒(間伐) | 3人の作業班でスギの間伐作業中に、同僚が被災者と退避位置を確認し、伐倒の本合図をして伐倒したところ、被災者は何らかの理由で確認した退避位置から伐倒木の梢付近の被災位置に移動しており、直撃による頚椎損傷で死亡した。 | |
| 宮城県 | 2003年09月12日 | 男性 | 69歳 | 30年以上 | 伐倒(皆伐) | 被災者が一人で、林道脇のスギ人工林において、立木の伐木造材作業を行っている時に発生した。被災当時の目撃者はいない。被災者が根元際で、チェーンソーを使用して追口等の鋸入れをしていたところ、根元から幹が裂け、その反動で途中から折れた幹が、退避しようとした被災者の体に直撃したものと思われる。その作業現場では、立木を3本程度伐倒済み。奥の現場で作業をしていた別の林業事業体の作業員が、帰る時に被災者を発見し、通報。被災者は病院に運ばれたが、間もなく死亡。 | |
| 愛媛県 | 2003年09月19日 | 男性 | 77歳 | 50年 | その他(伐採現場の林道沿い) | 午後2時頃、林地内の山林に間伐作業に行き、作業場所沿いの山道に軽トラックを停車し、作業を開始しようとしたところ、車が下方にバックし始めた。ドアを開けてサイドブレーキを引こうとし、林道沿いにあった立木と車のドアに身体が挟まり死亡した。 | |
| 岐阜県 | 2003年09月20日 | 男性 | 65歳 | 1年3ヶ月 | その他(支障木処理) | 作業現場は、村が発注した事業を森林組合が請け、村道沿いの幅10m以内の立木を伐採していた箇所。当日は、3人体制で伐採作業を行っており、事故当日、道路沿いの電線に伐採木が掛からないよう、被災者が立木に掛けたロープを引っ張り、もう1人がチェーンソーで伐採した木(スギ 胸高直径30㎝ 樹高25m)が被災者の右側頭部に当たり、ほぼ即死状態であった。 | |
| 高知県 | 2003年09月28日 | 男性 | 68歳 | その他(作業道) | 被災者は、作業道の土砂運搬作業中であった。何らかの原因で車を降りていて、道路から転落した車の下敷きになり死亡。車の荷台は空であった。 ※事故当時は目撃者がいないので、はっきりした原因は不明。 | ||
| 北海道 | 2003年09月30日 | 男性 | 61歳 | 5年 | 伐倒(間伐) | 被災者は、他の3名の労働者とともに午前8時頃から森林組合発注の、民有林の造林作業現場において、カラマツ(48年生)の間伐作業に従事していた。伐木作業は、土場から約100m離れた場所で被災者一人で行い、他の作業者は土場において、玉切り等の作業を行っていたが、午前11時30分頃、チェーンソーの音がしなかったため不審に思い、伐採現場に行ったところ、カラマツ(胸高直径31㎝、樹高21m)の伐倒木の下敷きなっている被災者を発見、病院に収容したが、胸部圧迫による外傷性ショックにより12時40分に死亡したもの。なお、原因は推定であるが、伐倒木には「つる」が絡み付いていたことから、「つる」により伐倒方向が変わり、下敷きになったものと思われる。 | |
| 静岡県 | 2003年10月17日 | 男性 | 48歳 | 10年 | 架線集材 | 自走式搬器(ラジキャリー)による集材現場において、先山で玉掛け作業に従事していた被災者が集材木(径50㎝長さ30m)とその上に乗った支障木(径40㎝長さ20m)に胸部を挟まれて圧死した。現場では三人の作業員が従事していたが、被災者は先山で搬器を操作しながら玉掛け作業に一人で従事していた。元山にいた他の二人が搬器が戻ってこないため確認に行った所、既に死亡していた被災者を発見した。現場の状況から、被災者は支障木をどかそうとして近づいた時に、集材木か支障木のいずれかが動いて被災者を挟んだと想像される。 | |
| 愛媛県 | 2003年10月18日 | 男性 | 74歳 | 未確認 | 伐倒(間伐) | 午後2時頃、親子で間伐作業中、息子がチェーンソーで伐採し、父(被災者)がロープを使って、伐倒木の伐採方向を調整していたが、伐採木が被災者の方に倒れてきた。そのため、被災者は逃げようとしたが、現場が急峻で足場が悪く、転倒したか、逃げ遅れたため、伐採木が頭部を直撃し、脊椎損傷で即死した。なお、ヘルメットは着用していなかった。 |