林業労働災害(死亡災害)速報一覧

2026年発生分(2026年02月19日現在)

都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。

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2009年

No. 県名 発生日 性別 年齢 経験年数 作業種別 災害の概要
三重県 2009年01月13日 男性 42歳 架線集材 被災者は、集材機による間伐木の集材のため、同僚と2人で荷掛け作業に従事していた。被災者はなだらかな窪地で2本の集材木の元口側にそれぞれスリングロープを掛け、運転手に合図を送り巻き上げる作業を行っていた。集材木が2~3m巻き上がったところで、残存木に掛かったため、キャレッジを移動させ、再度巻き上げたところ、集材木の1本(材長17.6m、直径34cm)にかけたスリングロープがロージングフック(U字型)から外れ地上に落下し、集材木の末口が支点になり元口側の幹が被災者の方向に倒れかかり激突した(目撃者がなく推測)。ロージングフックには、外れ止めに「生木」を差し込んでいた。
神奈川県 2009年01月15日 男性 44歳 その他(下山のため歩行中) 被災者は班長及び同僚と3人で入山し、班長は午前中に下山、残った被災者と同僚は午後3時頃、当日の作業を終え下山を始めた。途中、道に迷い同僚が携帯電話で班長から下山路の案内を受けていたところ、被災者は、制止を無視し1人で下っていった。被災者は、歩道のない天然林内の約60度の急斜面を横切ろうとして足を滑らせ転落(高さ約60m)し(推定)、案内を受けて下山した同僚に発見された。
佐賀県 2009年01月23日 男性 65歳 伐倒(その他) 被災者は同僚と2人で、ダム工事に伴う道路の付け替え工事のため、スギ立木の伐採・搬出作業に従事していた。被災当時、同僚はチェーンソーを用い立木の伐倒を、被災者は造材作業を行っていた。同僚がスギ立木(径36cm、樹高24m)を伐倒しようとしたところかかり木になり、これを外すため林内作業車(クローラ式)のウインチロープで牽引したところ、かかっていた伐倒木が落下、気づかずにかかり木を背に造材作業を行っていた被災者を直撃した。
宮崎県 2009年01月26日 男性 58歳 伐倒(皆伐) 被災者は、同僚3人とともに、チェーンソーを用い、傾斜約30度のスギ人工林(52年生)の皆伐作業に従事していた。同僚Aがスギ立木(径40cm、樹高27m)を伐倒したところ、伐倒方向が予定より約90度左方向にずれ、約20m離れた地点で別の立木の伐倒作業を行っていた被災者に激突した。
宮崎県 2009年01月26日 男性 60歳 車両集材 被災者は、同僚と2人で、フォワーダ(最大積載量3.5トン)による間伐材の集材作業に従事していた。スギ丸太約5立方メートルを積載して、幅員3m、下り勾配約15度の作業道を走行中、何らかの原因で機体がバランスを崩し左側路肩から約20m転落した。
奈良県 2009年02月08日 男性 69歳 その他(歩行中) 被災者は同僚と5人で、架線による集材作業を行うため、車を降り各々の持ち場に向かった。被災者を除く4人は所定の位置に着き待機したが、暫くしても被災者から合図がないため、不審に思った同僚が捜索したところ、持ち場に向かう歩道から約4m下の小沢にうつ伏せに倒れているのを発見した。歩道には一部にわずかな窪みがあったことから、これを飛び越える際にバランスを崩し転落したものと推測される。
長野県 2009年02月10日 男性 60歳 その他(作業道開削) 被災者は、ドラグショベル(3トン未満)を運転し、傾斜約30度の斜面でシイタケ原木搬出用の作業道を作設する作業を行っていたところ、誤ってドラグショベルごと路肩から約30m転落、運転席から投げ出され、上半身を負傷し死亡した。
佐賀県 2009年02月15日 男性 53歳 造林(地拵) 被災者は同僚4人とともに、地拵えのためチェーンソーを用い雑木の伐採作業を行っていた。被災当時、34度の斜面で、谷側に伐倒した雑木(伐根直径30cm、樹高8m)を玉切りするため伐倒木の下側に立ち稍端部の枝払いを行っていたところ、伐倒木が安定を失い被災者は伐倒木と一緒に約5m滑落し、伐倒木の枝木と地拵えで集積した材の間に挟まれ受災した。現場の状況から、伐倒木が安定を失ったのは、歯止めなどの措置をしないまま伐倒木の「支え枝」を切ったためと推定される。
埼玉県 2009年02月17日 男性 76歳 伐倒(間伐) 被災者は、同僚と2人でスギの間伐作業を行っていた。昼食の時間になっても戻らないため付近を捜したところ、伐根の下方で倒れている被災者を発見した。目撃者はいないが現場の状況から、傾斜約40度の斜面でスギ(直径35cm)の伐倒作業中、上方で重なり合っていた伐倒木(直径20cm)が滑り落ち、被災者に激突したものと思われる。
岩手県 2009年02月18日 男性 35歳 伐倒(間伐) 被災者はスギ林の保育間伐のための伐採作業に従事していた。スギ立木(胸高直径約28cm)を伐倒するため、追い口に2本目のくさびを打ち込もうしたところ、先端が欠けたため、予備のくさびを取ろうと移動した時、約6m離れたケヤキの上方の枝(長さ約10m、径約14cm、重量約60Kg)が突然折れ落下し、被災者を直撃した。ケヤキの上方の枝は伐倒しようとしていたスギの枝と接触しており、クサビ打ちの振動等で腐食した部分が折れ落下したものと推定される。
京都府 2009年02月23日 男性 38歳 その他(風倒木処理) 被災者は同僚5人とともに、約37度の斜面で竹林の伐採作業に従事していた。作業中、チェーンソーの音がしないため不審に思った同僚が探したところ、コナラの根株(差し渡し約2.4m)の下敷きになり倒伏木に圧せられた状態の被災者を発見した。目撃者がなく推定になるが、約3m上方にあった根むくれした倒伏木の根元と二又の幹(径40cmと30cm)を切り離した後、引き続き下方で作業を行っていたところ、根系の支持力を失っていた根株が何らかの原因で転落し被災者を直撃したものと推定される。
秋田県 2009年02月25日 男性 72歳 伐倒(皆伐) 被災者はチェーンソーを用い、天然林の伐採作業を行っていた。ナラの立木(径20cm、樹高11m)を伐倒しようとしたところ、別のナラの立木(径33cm、樹高17.7m)にかかったため、かかられた木を倒す方法で外そうとした。かかられた木に受け口と追い口を切りくさびを打ち込んだものの倒れないため、一旦くさびを抜き、さらに追い口の切り込みを行った。この時、受け口の底面方向へ斜め切りし、「つる」も切り離したため、かかられた木の元口が伐根から外れ、予定と異なる方向に倒れ、退避が遅れて下敷きになったものと推定される。
島根県 2009年02月26日 男性 66歳 架線集材 被災者は同僚とともに5人で班を組み、天然林の伐採現場で架線集材作業(エンドレスタイラー式)に従事していた。集材機の運転をしていた被災者は午前の作業を終え、昼食の後、午後の作業に備えホールバックラインの乱巻きを直す作業に取りかかった。目撃者はいないが、被災者が集材機を始動させ、運転席から離れ、乱巻きとなった部分のホールバックラインをドラムから引き出し、再びワイヤーロープに手で張りを与えながら巻き取りを行っていたところ、何らかの原因でワイヤーロープが引っ掛かり回転するドラムに巻き込まれたものと推定される。
福島県 2009年02月28日 男性 73歳 伐倒(皆伐) 被災者は、同僚4人と共に、広葉樹林(主にナラ、20~60年生)の伐木造材作業に従事していた。被災当時は、互いに離れ作業を行っていた。被災者が約30度の斜面で、二又木(上部4箇所で枝がらみ状態)を伐採するため、山側の幹をチェーンソーで切ったが倒れないため、そのまま放置して直下で別の伐倒木の枝払いをしていたところ、放置した木の枝がらみが外れて倒れ被災者を直撃した(目撃者がなく推測)。
大阪府 2009年03月09日 男性 46歳 伐倒(択伐) 被災者は、同僚と共に7人で台風被害木(人工林)の伐倒・整理作業に従事していた。被災者が、チェーンソーで被害木(スギ、直径46cm、樹高27m)を伐倒するため伐採点に受け口を切り、追い口を切り込んだところ、急に元口が裂け上がり、地上4.5mの位置で幹が折れて落下、退避しつつあった被災者を直撃した。当該の伐採木は約10年前の台風でモメ(強風で繊維が断ち切られ、水平に全周の4分の1程度損傷)が認められ、心材周辺が脆弱となっていた。
京都府 2009年03月09日 男性 41歳 その他(枝落とし) 被災者は歩道脇の立木の落枝による歩行者への危険を防止するため、枝を切り落とす作業に従事していた。腰のこで枝に左右からから切れ目を入れ、つるを残して地上からロープで牽引し落下させるため立木から降りようとしたところ、誤ってはしごの7mの高さから地面に墜落した。
徳島県 2009年03月11日 男性 58歳 架線集材 被災者は、集材機の運転手として集材作業に従事していた。架線(ハイリード式)を架設後、集材機の試運転を開始し、2本目の集材木に荷かけし巻き上げたところ、途中伐倒木に引っ掛かり、過重により集材機のエンジンが停止した。再度エンジンをかけ、ギアを落として巻き上げたところ、集材機の前方10mのところに設置していたガイドブロックの台付けロープ(12mm)が破断し、この弾みでガイドブロックが飛来、運転していた被災者を直撃した。
岡山県 2009年03月19日 男性 71歳 伐倒(間伐) 被災者は、同僚と共に、チェーンソーを用いスギ・ヒノキ人工林の間伐作業を行っていた。作業中、約40度の斜面を移動しようとした際に、誤って足を滑らせ約20m転落し重傷を負った。病院で手当を受け療養していたが、容態が急変し約2カ月後に死亡した。
徳島県 2009年03月20日 男性 65歳 架線架設 被災者は、集材架線の架設作業の補助として、資材の運搬作業を行っていた。架設終了後、荷締め器(約2kg)を携行し1人で下山していたところ、歩道から誤って足を滑らせ約30m滑落した。
岩手県 2009年05月19日 男性 58歳 車両集材 被災者は、天然林の伐採地でトラクタ(ホイールタイプ)を用い集材作業を行っていた。作業道から約40m下方にある伐倒木4本にワイヤロープを掛け、斜めに引っ張って前進させたところ横転し、トラクタと共に約40m転落した。
高知県 2009年05月26日 男性 75歳 伐倒(間伐) 被災者は、1人でスギ・ヒノキ人工林(40年生)の間伐作業(伐り捨て)を行っていた。伐倒木(直径16.5cm、樹高14m)が「かかり木」になったため、担いで外そうとしたところ、外れて倒れてきた伐倒木と立木の間に上半身を挟まれ死亡したものと思われる(目撃者がなく推測)。
島根県 2009年06月18日 男性 39歳 伐倒(支障木) 被災者は、同僚と共に4人でスギ・ヒノキ人工林の間伐作業に従事し、当日、同僚3人は間伐木の伐採を、被災者は1人で作業道予定地の支障木の伐採を行っていた。被災者がスギ(直径30cm、樹高25m)を伐倒するため、受け口と追い口を切って斜面上部に退避したところ、4.5m山側にあったヒノキ(樹高約20m)の梢頭部(直径18cm、長さ5m)が高さ10mの位置から折れて落下し、被災者を直撃し下敷きとなったものと思われる。現場の状況から当該のヒノキは、雪害で梢頭部が下方のスギに弓なりに覆い被さり枝がらみになっており、伐倒木が倒れかかる際に引っ張られて折れ、落下したものと思われる(目撃者がなく推測)。
栃木県 2009年06月20日 男性 75歳 木寄せ 被災者は、同僚と4人で、傾斜約50度の斜面でスギ人工林の間伐作業に従事していた。当日は玉切り材(直径約20cm、長さ3~4m)を谷側へ人力で木落しする作業を行っていた。作業中、被災者が見あたらないため同僚が付近を捜したところ、約5m下の砂防ダムの堰堤上に倒れている被災者を発見した。現場周辺では降雨があり滑りやすくなっていたことから、足を踏み外す等して滑落したものと考えられる。
高知県 2009年06月22日 男性 70歳 架線集材 被災者は、同僚と2人で架線集材の荷かけ作業を行っていた。2本の伐倒木(スギ25年生、長さ14.7m、12.5m)に荷かけをし、稍端部を切り離した後、運転手に合図を送り巻き上げたところ、上に載っていた別の伐倒木の稍端部(元口直径9.5cm、長さ3.35m)が跳ね上がり、被災者を直撃、その衝撃で後方へ転倒し切り株で頭部を強打した。
北海道 2009年07月07日 男性 35歳 その他(作業道開削) 被災者は、ドラグショベル(約23トン)を運転し、傾斜約32度の斜面で作業道の開削作業を行っていた。作業中、路肩が長さ約14m、幅約2mにわたって崩落し、ドラグショベルと共に50m転落した。
群馬県 2009年07月13日 男性 59歳 公園内でケヤキの枯れ枝を取り除く作業に従事し、アルミ製のはしごで上り、枝に乗って枯れ枝を取り除いていたところ、高さ4.1mの枝から墜落し、頭部を強打した(詳細は調査中)
高知県 2009年07月16日 男性 58歳 造材 被災者は、同僚と4人で、二手に分かれスギ・ヒノキ人工林(50年生)の伐採作業を行っていた。傾斜40度の斜面で伐倒したスギの枝払いをしていたところ、上方で同僚が伐倒・枝払いしたスギ丸太(長さ11m)が何らかの原因で転がり落ちてきて被災者を直撃した。
鹿児島 2009年07月23日 男性 61歳 造材 被災者は、事業主と2人で広葉樹の伐採木を薪用の短尺材に玉切りする作業をしていた。被災当時、事業主が枝払いした材(直径約30cm、長さ13m)をグラップルで掴み、被災者がチェーンソーで長さ50cm に玉切する作業を行っていた。事業主が掴んだ材を玉切りしやすい位置にするため、グラップルを移動・旋回させた時、材が回転し近くにいた被災者に接触した。
福井県 2009年08月04日 男性 41歳 伐倒(間伐) 被災者は、同僚と3人で、スギ人工林(約50年生)の間伐作業を行っていた。約40度の斜面にあるスギ(伐根径:長径46cm、短径36cm、樹高:16m)を山側に伐倒するため、約1.9mの位置に台付けロープを掛けスイングヤーダで牽引することにし、地際から約50cmの位置に受け口を切った後、追い口を切り、牽引を行った。しかし、当該木が斜め上方のスギのやや太めの枝に掛かり倒れなかったため、伐倒方向を谷側に変更することにし、ワイヤロープを緩めた後、谷側に切った追い口の鋸目を利用して受け口切りを行い、さらに山側に切った受け口の高さの2倍程度上の位置に追い口切りを行った。伐倒木が予定どおり谷側に倒れかかった際にワイヤロープが緊張し、台付けロープの掛かった位置を支点に伐倒木の元口部分が跳ね、被災者を直撃した。被災者は衝撃で転倒した際に横方向約2mの位置にあったスギに激突した。
大分県 2009年08月08日 男性 56歳 伐倒(皆伐) 被災者は同僚と2人で、傾斜約40度の斜面にある天然林で木炭及びチップ用のカシの木等の伐採作業を行っていた。被災者がチェーンソーを用いカシの木(直径22cm、樹高16m)の追い口を切っている最中に、幹が伐採点から縦方向に1.1m程裂け、倒れた立木に上半身を直撃されたものとみられる(目撃者がなく推測)。
岩手県 2009年08月24日 男性 81歳 伐倒(間伐) 被災者はスギ人工林の間伐作業に従事していた。間伐対象木(直径27cm、樹高22m)を伐倒しようとしたところかかり木となり、木まわしを用いても外れなかったため、別の間伐対象木を伐倒し、投げ倒しによってかかり木を外そうとして受け口を切っている最中に突然かかり木が外れて倒れかかり、直撃された。
和歌山県 2009年09月19日 男性 38歳 架線集材 被災者は、同僚3名とともに架線集材装置(エンドレスタイラー式)による集材作業に従事し、盤台上で末木枝条をワイヤロープで編んだもっこに詰め荷掛けし、先山に戻すための作業を行っていた。荷掛け後、被災者が退避したものと考え合図手が運転手に合図を送り巻き上げ始めたところ、オートフックの留め金が何らかの原因で外れて荷が落下し、その弾みで荷の末木の一部(ヒノキ末口14㎝、長さ1.1m、スギ末口12㎝、長さ1.8m)がはね、盤台の端から2.6m下の歩道にいた被災者が直撃された。
愛媛県 2009年09月19日 男性 59歳 伐倒(間伐) 被災者は、1人でスギ・ヒノキ人工林の間伐作業を行っていた。現場の状況から、台風で傾いたスギの枯損木(直径35㎝、樹高21m)を伐倒するため受け口を切っていたところ、高さ8mのところで二又に分岐した細い方の幹(直径19cm、長さ12m)が何らかの原因で折れて落下し、激突されたものと推定される。
岐阜県 2009年10月10日 男性 75歳 伐倒(間伐) 被災者は、同僚と2人でヒノキ人工林の間伐作業(切り捨て)に従事していた。被災者が林内にあったモミ(直径約10cm、樹高約10m)を斜め切りで谷側に伐倒しようとしたところかかり木になり、これを処理するため2度にわたり元玉切りを行ったが外れなかった。3度目の元玉切りでの処理の妨げになるヒノキの小径木を伐倒し、その枝条の整理と伐採点の切り直しを行っていたところ、放置していたかかり木が突然外れて被災者の方向に倒れかかり、露出していた岩との間に上半身を挟まれたものと思われる(目撃者がなく推測)。
愛媛県 2009年10月16日 男性 74歳 伐倒(皆伐) 被災者は他の作業者と2人で、人工林の皆伐作業に従事していた。道路から2mほど上にあるスギの伐倒方向を規制するため、はしごを掛け根元から3mの高さまで登りワイヤロープを取り付けた後、降りようとしたところ、何らかの原因で足を踏み外し、約5m下の道路上に転落した。
宮城県 2009年10月23日 男性 61歳 造林(保育間伐) 被災者は同僚4人とともに、保育間伐と伐倒木の木寄作業を行っていた。作業中、クロスズメバチに顔を3カ所刺されたため、40m離れた薬を置いてある場所まで歩き応急処置をしようとしたが(エピペンは無し)、薬を持ったまま気を失った。倒れているのを発見した同僚が人工呼吸等の応急手当を行い、ヘリコプターで病院に搬送されたが、死亡が確認された。
神奈川県 2009年11月03日 男性 51歳 造林(除伐) 被災者は、同僚らと3名で刈払機を用い天然林の除伐作業に従事していた。作業中、尾根付近の約40度の斜面で足を滑らせ約25m下方に滑落した。この時、滑落した際に放り投げた刈払機が滑落地点に落下してきて左腕2カ所に裂傷を負った。
熊本県 2009年11月09日 男性 74歳 伐倒(皆伐) 被災者は同僚と2人で、約30~40度の斜面でスギ立木の伐木造材作業に従事していた。現場に着き作業を開始しようとしたところ、前日の作業で残されたかかり木があったため、同僚が外す道具を取りに車まで戻ることにし、その間被災者は別の立木の伐採を行っていた。伐採作業の方向から大きな衝撃音と悲鳴が聞こえたので同僚が駆けつけたところ、被災者が意識のない状態で倒れていた。現場の状況から立木の伐倒中に、約14m離れたスギの枯損木(樹高約16m、径約20cm)が突然倒れ、直撃されたものとみられる。
新潟県 2009年11月18日 男性 66歳 伐倒(地拵え) 被災者は、地拵えのため雑木を伐採する作業を行っていた。伐倒した雑木(直径48cm、樹高15m)がかかり木になったため、かかられている木を伐倒中に、突然、かかり木が倒れかかり、かかり木の枝(直径18cm)とかかられている木の切り株(高さ1.5m)に挟まれた(目撃者がなく推測)。
岐阜県 2009年11月23日 男性 77歳 伐倒(間伐) 被災者は同僚とともに、林道から約500m離れたスギ・ヒノキ人工林(約30年生)の間伐作業に従事していた。作業中、斜面で転倒し身体を強打したため作業を中止し同僚に病院に行くことを告げ、1人で下山した。同僚が作業を終え下山した時、駐車場所に被災者の自動車があるため不審に思い付近を捜索したところ、約250m離れた場所に意識不明の状態で倒れているのを発見した。救急車で病院に搬送したが内蔵破裂による死亡が確認された。
岩手県 2009年11月28日 男性 58歳 伐倒(皆伐) 被災者は同僚ともに3人で、30度の傾斜地で雑木の伐採作業に従事していた。サクラの立木(直径29㎝、樹高20m)を伐倒したところかかり木となったため、同僚に頼んでグラップルを用いかかり木を除去した。次の作業のため移動中、突然、かかられたサクラの立木(直径23㎝、樹高約15m)が、高さ約6mの箇所で縦に裂けて落下し、その枝が被災者に当たり、その衝撃で転倒し近くにあった倒木に身体を強打した。
福島県 2009年12月05日 男性 74歳 伐倒(皆伐) 被災者は他の作業者と2人で、モミの皆伐作業に従事していた。モミの立木(直径70㎝、樹高26.5m)を伐倒しようとしてかかり木となった。かかり木をチルホールで牽引して外そうとしたところ、絡んでいたかかられた木の枝が折れ、かかり木が落下し、下で作業していた被災者が、その枝に強打された。
宮崎県 2009年12月21日 男性 46歳 その他(運転) 被災者は同僚と2人でスギ人工林(約50年生)の伐出作業に従事していた。作業を終え貨物自動車(キャブオーバー型)を林道上(勾配約5~6度)に停め車外で同僚を待っていたところ、突然車が後退し始めた。このため、ドアを開けハンドルを操作しながら停止させようとしたが止まらず、そのまま約50m後退した地点で車体の左後輪が法面に乗り上げ、右に横転した際、運転席のドアと車体の間に下半身を挟まれた。

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