林業労働災害(死亡災害)速報一覧

2026年発生分(2026年02月19日現在)

都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。

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2008年

No. 県名 発生日 性別 年齢 経験年数 作業種別 災害の概要
北海道 2008年01月15日 男性 63歳 伐倒(間伐) 被災者は同僚3名と共に住宅跡地に成立する植木(ヒマラヤスギ、胸高直径30cm、樹高約8m)を地上5mの位置で鋸断し上部をクレーン(ラフテレーンクレーン)で吊り上げて移動する作業を行っていた。クレーンで吊り上げている時吊り上げワイヤーが植木にからんでいたツタカズラや枝に絡まったため、被災者がはしごで隣接木に登り、これらを素手で除去していたところ地上約5mの位置から地面に転落した。手が届かなかったため、一時的に安全帯を外していた模様である。
熊本県 2008年01月17日 男性 49歳 造林(除伐) 被災者は同僚と2人で保安林保育事業でヤマザクラの除伐作業を行っていて、崖下に転落した。現場は40度から50度の急斜面であり、地表にはシダ類が生い茂り、さらに土砂崩壊で約1mほど崩れており、滑りやすい状況であった。作業中何らかの原因で足を滑らせ、滑落したものと推定される。
鹿児島県 2008年01月17日 男性 73歳 伐倒(皆伐) 被災者は同僚らと3人でミカンの栽培地周囲の雑木の伐倒作業を行っていた。伐倒する前に伐倒木周辺の竹や雑木を鉈等で刈り払った。被災者が伐倒する雑木(径25cm、樹高9.4m)の上部につるが絡まっていたので、その根元は切り離したが、完全に除去しない状態で伐倒を行ったところ、元口部分が跳ね上がり、被災者が跳ね飛ばされ、前もって刈り払っていた竹の鋭利な切り口部分が身体に突き刺さった。
長野県 2008年01月31日 男性 58歳 伐倒(間伐) 被災者は、同僚2人と共に、間伐作業を行っていた。作業中、かかり木となったアカマツ(伐根径28cm、樹高16.8m)を外そうとして、元口から1.2mのところで元玉切りをしたがうまく倒れず、そのままにして谷側の他の立木の伐採をしていたところ、かかり木が外れて被災者に激突した。
北海道 2008年02月07日 男性 67歳 車両集材 被災者は、カラマツ初回間伐の集材作業を行うため、トラクタの運転に従事していた。現場は約30度の斜面で、伐倒時にかかり木となった2本のカラマツをトラクタのウインチで引き出して処理しようとしていた。被災者は2本のかかり木の内、谷側にあった木の下側15mの位置にトラクタを止め、2本の木の元口にワイヤロープをかけ、同時に引き出そうとした。山側のかかり木は斜面上向きに倒れたが、下側のかかり木はトラクタの方向に向かって倒れ、トラクタのクローラの上に乗ってウインチのレバー操作をしていた被災者にかかり木の末口側が激突し、その場に倒れ、カラマツとトラクタの間に挟まれた。
神奈川県 2008年02月08日 男性 61歳 伐倒(間伐) 被災者は、同僚と共に、ヒノキ林(傾斜約40度)の間伐作業を行っていた。支障木(直径20cm、樹高11m)を伐倒したところ、隣接木にひっかかり、宙吊り状態のかかり木となった。この時、何らかのはずみで元口が振り子のように振れ、かかり木の上部が隣接木からはずれ被災者の方に倒れかかり、切り株との間に挟まれ受傷した。
愛知県 2008年02月29日 男性 68歳 伐倒(間伐) 被災者は、同僚と2人で、針広混交林の本数調整伐のため伐採作業を行っていた。作業中、かかり木となったスギ立木(根元径35cm、樹高21m)を外そうとして、付近にあった倒木を踏み台に元口から2mの部分を水平に元玉切りを行ったところ、チェンソーが挟まれ動かなくなった。このため、クサビを打ちチェンソーを引き抜こうとしたところ、伐倒木が大きく傾きながら倒れかかり、被災者を伐倒木の末木(長19m、木口27cm)が直撃し、その下敷きになったものと推測される。
鹿児島県 2008年03月06日 男性 63歳 伐倒(皆伐) 被災者は、同僚と2人で、チップ材生産のための広葉樹の伐木・造材を行っていた。傾斜30~40度の斜面で広葉樹(胸高直径27cm、樹高14m)を斜面下方へ伐倒したところ、伐倒木から5.2m離れた斜面上方の別の広葉樹(根元に腐れが入った二又木の片方、胸高直径47m、樹高14m)が倒れてきて、さらに他の立木に当たって跳ねたため、伐倒木から離れて退避していた被災者に激突したものと推定される。被災当時、同僚は離れたところで搬出作業を行っていて、現場に帰って倒れている被災者を発見した。
大分県 2008年03月11日 男性 76歳 伐倒(間伐) 被災者は、同僚と3人で、スギ林の間伐作業を行っていた。作業終了時に被災者が集合場所に帰ってこないため、同僚が見に行ったところ、伐倒木(径48cm、樹高26m)の下敷きになった被災者を発見した。現場の状況から推測すると、被災者が伐倒したスギが、伐倒方向約20mほど離れた位置にあったスギ立木に当たり、その反動で伐倒木が跳ね返り、元口部分が被災者に当たり約3mほど跳ね飛ばされて倒れ、さらに伐倒木の下敷きになったものと思われる。
宮崎県 2008年03月12日 男性 71歳 伐倒(皆伐) 被災者は、同僚と3人で広葉樹(約50年生)の伐採を行っていた。被災時には、同僚の2人は約300mほど離れた場所で作業を行っていた。被災者は1人で傾斜約25度の所でチェーンソーを用いカシ(伐根直径31cm、樹高16m)の伐倒を行っていたが、それが倒れなかったため、そのままにして約14mぐらい離れた所の雑木の玉切り作業を行っていたところ、放置していたカシが突然倒れてきて、座った状態で胸を挟まれ、昼を知らせに来た同僚に発見されて病院に搬送された。
兵庫県 2008年03月17日 男性 28歳 車両集材 被災者は、同僚と共に5人で、スギ人工林(傾斜約30度、林齢55年)の伐木・集材作業に従事し、幅員3.5mの作業道上(縦横断勾配ほぼ水平)でグラップルによる集材作業を行っていた。作業中、機械の運行に支障となる転石を除去するためトングで把持しブームを旋回していたところ、機体が急に前に滑りながら横転し、約30m下方に転落した。
奈良県 2008年03月29日 男性 62歳 造材(玉切り) 被災者は、同僚と2人で、スギ・ヒノキ人工林(傾斜約40度、林齢25年)で、除間伐作業をしていた。急斜面上の立木を伐倒した後、同じ斜面の上方約10m(斜距離)に位置する立木を伐倒したところ、元口を下に滑り落ち、先に伐倒した木の伐根の上に乗って停止した。止まった伐倒木の幹が地面から浮いて不安定だったため、接地させようと元口から1.2mのところを玉切りしたところ、伐倒木が再び滑り落ち、幹・枝部が被災者を強打したものとみられる。
岡山県 2008年04月01日 男性 73歳 伐倒(皆伐) 被災者は、他の作業員と共に3人で、マツ林(傾斜約12~13度)の伐木・集材作業を行っていた。被災者は1人でチェーンソーによる伐倒作業に従事し、4本目のマツ(径48cm、樹高23.6m)の受け口を作り、追い口(途中まで)と左右に切り込みを入れたところで燃料が切れ作業が中断した。休憩をかね燃料を補給するため、伐倒予定方向へ17m谷側に移動し伐根に腰掛けていたところ、突然、伐倒途中のマツが倒れ被災者に激突、下敷きとなり死亡した。
石川県 2008年04月04日 男性 74歳 その他(木材の積込み) 被災者は、同僚4人と共に、道路沿いの空き地で仮置きの丸太(径20~50cm、長さ4~6m)をクレーン付き4トントラックに積み込む作業に従事していた。被災当時は、同僚1人と共に荷外し作業を行っていた。積み込みが終わり、1人で荷台のアオリの上でトビを使い木直しを行っていたところ、何らかの理由でバランスを崩し、約1.5m下のアスファルトの路面上に転落した。現場の状況から、木直し中に誤ってトビが抜け、その反動でバランスを崩したものと推定される。
岩手県 2008年04月09日 男性 61歳 その他(ほだ木の運搬) 被災者は、同僚2人と共に、しいたけ原木の伐採・運搬作業に従事していた。被災当時、1人で農業用運搬車(キャタピラ)を用い、ホダ木の運搬(傾斜約15度)を行っていたところ、運搬車が急に後退または逸走し、運搬車と立木の間に挟まれ受傷した。
熊本県 2008年04月16日 男性 38歳 伐倒(間伐) 被災者は、同僚と共に7人で2班に別れ、50年生のスギ林とヒノキ林の間伐作業に従事していた。被災者はヒノキの伐木・造材を、同僚Aはスギの伐倒を行っていた。作業中、同僚Aは50m位離れた位置に被災者がいることを確認しているが、次の伐倒作業のために移動したところ、大きな岩にさえぎられ被災者の位置が見えなくなった。造材作業を続けていた被災者は同僚による伐倒作業の危険範囲に入った事に気づかずにいたものと推察され、玉切り作業中に同僚が伐倒したスギ(径48cm、樹高27m)の先端部(約25mの位置)が激突した。
奈良県 2008年04月19日 男性 59歳 その他(雑木類の林内整理) 被災者は、同僚と2人で、スギ・ヒノキ混交林(林齢25年、傾斜約40度)の雑木類の整理伐を実行していた。被災者は、のこ刃を装着したツーグリップ刈払機を用い、斜め下側から樫の木(根元直径14cm)を切断中、誤って反発した刈刃で切創したものとみられる。
福井県 2008年05月10日 男性 60歳 伐倒(支障木処理) 被災者は、同僚と2人で皆伐地への集材路の作設作業に従事していた。被災当時、同僚はバックホー修理のため事務所に戻り、被災者は1人で支障木の伐倒作業を行っていた。夕方、現場に戻った同僚が、伐倒木の下敷きになっている被災者を発見した。現場の状況から、支障木のスギ(径25cm、樹高18m)を伐倒したところ、対岸のハゼ(径20cm、樹高約10m)にかかったため、これを外そうとしてチェーンソーで「つる」を切った際に、伐倒木が天秤状となり被災者の方向に約2mほど滑り落ちてきて下敷きになったものと推定される。
北海道 2008年05月11日 男性 65歳 伐倒(皆伐) 被災者は、1人で広葉樹林の伐倒作業を行っていた。チェーンソーを用いニレ(直径18cm、樹高10m)を伐倒しようとしたところ、ニレの枝が隣接木の高さ8mの位置にあった枯れ枝に絡んでいた。ニレが倒れる際に当該枯れ枝(直径29cm、長さ3.3m)が折れて落下し、退避中だった被災者に激突した。
広島県 2008年05月12日 男性 67歳 伐倒(間伐) 被災者は、同僚と5人で2班(間伐班3人、作業道班2人)に分かれ入山し、間伐作業に従事していた。被災当時、チェーンソーを持ち移動中に何かにつまづき転倒し、切り株で上半身を強く打ち、切創を負った(事故の目撃者がいないため推測)。
長野県 2008年06月04日 男性 76歳 伐倒 被災者は事業主と共に2人で、道路脇のスギ(直径約70cm、樹高25m)の伐採作業を行っていた。当時、被災者はチェーンソーによる受け口と追い口の切り込みを、事業主はワイヤロープとチルホールを用い伐倒方向を誘導する作業に従事していた。事業主がスギの幹にかけたワイヤロープを牽引するため斜面上部で待機していたところ、合図がないまま自然にスギが倒れたため不審に思い駆け寄ったところ、倒れたスギの下敷きになっている被災者を発見した。目撃者がいないため推定になるが、被災者がチェーンソーで追い口を切った後、反対側のつるの状況を見るため受け口の側から覗いた際に、伐倒木が傾き始めている事に気付かず、退避が遅れ下敷きになったものと思われる。
岩手県 2008年06月07日 男性 70歳 伐倒(間伐) 被災者は、同僚4人と共に、保護樹帯(傾斜5~6度)でカラマツの間伐作業を行っていた。被災者が樹齢73年(胸高直径28cm、樹高21.3m)のカラマツを、斜面を下から見て右斜め上方に伐倒しようとしたところ、追い口切りの片側を切り込みすぎたため、反対の左斜め上方に倒れた。そこにあったサクラの木に当たり、その反動で伐倒木が跳ね返り、5.4m谷側に退避していた被災者に激突した。
富山県 2008年06月09日 男性 54歳 伐倒(択伐) 被災者は同僚らと3人で被害木の処理作業に従事していた。被災当時は同僚1人と共に、伐倒木の枝払い作業を行っていた。伐倒者がスギ(胸高直径60cm、樹高19m)の伐倒に取り掛かろうとしたところ、被災者が枝払い作業を行っていたため、安全な場所に退避するように指示を行った。伐倒者は被災者が危険区域からいなくなったと思い伐倒したところ、退避していたはずの被災者に伐倒木が激突し下敷きとなった。
大分県 2008年07月26日 男性 58歳 伐倒(皆伐) 被災者は同僚と4人で2班(伐採班2人、造材班2人)に分かれ棚田跡のスギ林(30数年生)の皆伐作業に従事していた。被災当時、チェーンソーを用い2人で造材作業を行っていたところ、伐採班の2人が伐倒したスギ立木(径30cm、樹高26m)の伐倒方向が、追い口の片側の切り込みすぎなどから北西から北に変わり、造材班の2人に激突した。伐採点から15mの地点にいた被災者は死亡、20mの地点にいた同僚は負傷を負った。
福島県 2008年08月01日 男性 64歳 その他(支障木除去) 被災者は、移動式クレーンを用いゲートボール場脇の支障木の伐採作業を行っていた。自作のゴンドラに乗り、高さ5.5mの位置で枝を切断する作業を行っていたところ、切った枝が跳ね上がり、ゴンドラを押し上げたはずみで吊っていたロープ4本のうち2本がはずれ、被災者はゴンドラから投げ出され地上に墜落した。この時、置いてあった丸太に身体を強打し死亡した。作業時に安全帯を装備していたが、フックが固定されていなかった。
三重県 2008年08月24日 男性 31歳 伐倒(支障木処理) 被災者は、同僚2人と共に集材架線の架設作業に従事していた。被災当時は支障木の伐採作業を行っていた。約120m離れたところで滑車の取り付け作業を行っていた同僚Aが倒れている被災者を見つけ駆けつけたところ、伐倒したヒノキ(径34cm、樹高20m)の伐根から約9m下の地点で、うつ伏せに倒れている被災者を発見した。現場の状況から、受け口が浅く角度が小さかったこと、追い口を切り込みすぎたことなどにより伐倒方向が変わり、予定と反対の斜面の斜め上方に倒れ、元口を下に滑り落ちてきた伐倒木が激突したものと推定される。
青森県 2008年08月27日 男性 70歳 造林(下刈り) 被災者は、同僚と2人で傾斜約50度のスギ・アカマツ19年生人工林において、刈払機による除伐作業に従事していた。作業していた個所から14m下の地点で倒れているのが発見された。何らかの原因により、身体のバランスを崩して転倒し、高速で回転するノコ刃により切創したものと推定される。
宮崎県 2008年09月04日 男性 48歳 造材(転倒木処理) 被災者は、同僚3人と共にスギ林(50年生)の伐採作業に従事していた。作業中、人がいないはずの現場下方からチェーンソーの音がしているのを不審に思った同僚が斜面を駆け下りたところ、転倒木の下敷きになっている被災者を発見した。現場の状況から、作業道脇のスギの転倒木(直径36cm、樹高20m)を造材するため根元部分をチェーンソーで切断したところ、切り離した材が横方向に転動し被災者に激突したものと推定される。
北海道 2008年09月08日 男性 76歳 伐倒(択伐) 被災者は、同僚らと共にエゾマツ、トドマツ混交林の択伐作業に従事していた。終業時間になっても被災者が集合場所に戻らないため300mほど離れた作業現場付近を探したところ、枝払いをしていたと思われるエゾマツの伐倒木の脇で死亡しているのが発見された。現場の状況から、エゾマツの伐根から4m離れた二股のトドマツの片方(直径26cm、樹高15m)の根元が腐っており、エゾマツの伐倒にともなう振動あるいは枝の接触が原因となって亀裂を生じ、被災者の方向に倒れ激突したものと推定される。
三重県 2008年09月27日 男性 24歳 架線架設撤去 被災者は同僚3人と共に、集材架線の引込線の位置変更のため作業索の引き回し作業を行っていた。作業中、道路の切り取り法面(傾斜55度、高さ2.5m)を登り、不要となった滑車の台付け索をスタンプから外した後、法面を下る際にバランスを崩し道路上に転落した。
栃木県 2008年10月03日 男性 74歳 伐倒 被災者は同僚と2名で、治山工事に伴う支障木の伐倒作業を行っていた。同僚が1本目のヒノキ(直径25cm、樹高16m)を伐倒した後、しばらくしても被災者の姿が見えないため付近を探したところ、伐倒木の先端部の下敷きになっているのを発見した。現場の状況から、伐倒木が想定外の方向に倒れ、危険区域内に立ち入っていた被災者を直撃したものと推定される。
宮崎県 2008年10月06日 男性 38歳 その他(大型林業機械の移送) 被災者は1人で空き地に仮置きしていた大型林業機械(グラップル、13.4トン)を現場に輸送するため、大型トラック(木材輸送用、最大積載量8.5トン)の荷台に積み込む作業を行っていた際に、横転した機械のキャビン屋根部の下敷きになり死亡した。現場の状況から推定して、被災者が運転して、グラップルの爪をトラックの荷台にかけブームとアームで機体を持ち上げクローラを荷台にかませた後、機体上部を旋回させ後進で積み込みを行った際に何らかの原因で機体が横転し、被災者が運転席から投げ出され屋根部の下敷きになったものと思われる。前日の雨でトラックの荷台が濡れ、また、グラップルのクローラにも土が付着して滑りやすくなっていたことも誘因と考えられる。
山形県 2008年10月15日 男性 55歳 伐倒 被災者は同僚と2人で、チェーンソーを用い約30度の斜面上でくるみ(直径46cm、樹高15m)の伐採作業を行っていた。被災者が受け口を切った後、追い口を切り込んでいる途中に幹が前後に裂け、後ろ側が被災者の方向に倒れ、伐倒木の下敷きとなった。
三重県 2008年10月17日 男性 68歳 その他(トラック積込作業) 被災者は同僚2人と共に、グラップルを用い林道上のトラックに丸太を積み込む作業に従事していた。被災者がトラック荷台(高さ約1.6m)の後部で、積み込んだ丸太とアオリの間(幅約40~50cm)に立ち、トビを使い木直しを行っていたところ、バランスを失い地面に落下した。狭い所に立っての木直し中のトビの引き抜け等が原因と推定される。
北海道 2008年10月20日 男性 62歳 その他(作業道の作設) 被災者は作業道の作設のため、ドラグショベルを運転し開削作業を行っていた。急カーブとなる箇所で作業中、運転操作を誤りドラッグショベルが斜面を約10m転落、キャビンから投げ出され機体の下敷きとなった。
北海道 2008年11月07日 男性 64歳 車両集材 被災者は同僚と2人で、トラクターによる木寄せ作業に従事し、被災者はスリングの巻き付けを、同僚は運転とウインチによるワイヤロープの巻き取りを行っていた。2本の伐倒木にスリングを巻き付け、斜面上方に引き上げる作業を行っていたところ、引き上げ中の伐倒木の元口が途中の伐根に引っかかりワイヤーロープに強い抵抗が加わったが、運転者がそのまま巻き取りを続けたため、元口を支点として伐倒木が起き上がった。その直後に起きあがった伐倒木の元口が伐根から外れ、退避していた被災者の方に倒れかかり、被災者に激突した。
北海道 2008年11月11日 男性 69歳 伐倒(間伐) 被災者は1人でチェーンソーを用いトドマツ人工林の間伐作業に従事していた。目撃者がいないため推定になるが、被災者がトドマツ(直径28cm、樹高23m)を伐倒したところかかり木となった。このかかり木をそのまま放置して、かかられている立木の側で別のトドマツを伐倒し切り口に残ったつる等を除去する作業をしていたところ、かかり木がはずれ被災者に激突し下敷きになったものとみられる。
秋田県 2008年11月17日 男性 74歳 伐倒(間伐) 被災者はスギの間伐作業を行っていた。かかり木となったスギ(直径24cm、樹高20m)をそのまま放置して、別のスギを伐倒するため受け口を切っていたところ、かかり木が何らかの原因ではずれ、被災者に激突した。
佐賀県 2008年11月21日 男性 64歳 伐倒 被災者は同僚2名と共に、民家の石垣(高さ3.2m)の脇に位置するスギ(直径40cm、樹高21m)の伐倒作業を行っていた。同僚Aがチェーンソーを用い受け口と追い口の切り込みを、被災者と同僚Bは石垣の天端の上方で、幹にロープを掛け牽引し伐倒方向を誘導する作業を行っていた。伐倒木が石垣斜面に倒れ掛かったため、被災者がロープを外そうと近づいたところ、伐倒木が石垣を支点に突然落下し被災者を直撃、下敷きとなった。伐倒木が石垣斜面に倒れ掛かった後に残っていた「つる」がちぎれ、この弾みで伐倒木が急に落下したものと思われる
福井県 2008年11月29日 男性 56歳 伐倒 被災者は同僚と2人で、約25度の斜面で谷側に傾いた欠頂木(スギ約40年生、直径40cm、樹高15m)を斜め上方に伐倒するため、当該木の高さ1.5mの位置にワイヤロープを掛け、伐倒方向に対し25~30度上側の約14m上方の立木にアンカーをとり、チルホールで牽引し伐倒方向を規制する作業を行っていた。同僚が当該木をチェーンソーで伐倒したところ、予定した方向より少し下側に倒れ、かかり木となった。チルホールで引いても外れなかったため、同僚がチェーンソーでつるを切断したところ、伐倒木の元口が跳ね、その弾みで梢端部がアンカーをとっていた方向に大きく振れて被災者を直撃した。
長野県 2008年12月04日 男性 60歳 造材 被災者は、傾斜約35度の天然林の択伐現場で伐木・造材作業に従事していた。目撃者はいないが現場の状況から、枝払いを終え稍端部を玉切った2本の丸太の上で、その丸太に交差して乗っている他の伐倒木の枝払いを行っていたところ、2本の丸太の上方の木口(元口)に引っかかって止まっていた別の丸太(径40cm、枝払い済み)が何らかの原因で外れ、2本の丸太上を滑り落ち、枝払いをしていた丸太との間に被災者が挟まれたものと推測される。
北海道 2008年12月10日 男性 65歳 その他(トラック運材) 被災者はトラックによる原木の運送を行っていた。工場土場にトラックが到着しても荷下ろし作業が始まらないため、工場の従業員が周辺を確認したところ、トラックの荷台の脇で倒れている被災者を発見した。現場の状況から、被災者が荷台の原木を縛っていたワイヤーの金具を解除したところ、荷台上部(高さ3.1m)にあった丸太の一本(直径30cm、長さ3.7m、重さ約250kg)が落下し、直下にいた被災者に激突したものと推定される。
大阪府 2008年12月18日 男性 71歳 伐倒 被災者は、同僚と共に4名でダム工事に伴う支障木の伐採(伐り捨て)作業に従事していた。林地保全のため伐採木を水平に倒す必要があることから、ロープとチルホールを用い伐倒方向を規制していた。当日は2人1組の作業で、被災者は伐倒方向の規制を、相方が伐採点の切り込みを行っていた。被災者は次の伐採予定木にワイヤロープを巻きつけ、チルホールを近くの立木にナイロンロープで台付け固定し、あらかじめ張った状態で待機していた。他の組が、他の伐採木(直径30cm、樹高22m)を伐倒したところ、被災者があらかじめ張っていたワイヤロープに梢端部が倒れかかり、衝撃で台付けロープが切れ、その弾みでチルホール本体が飛び被災者に激突した。

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