林業労働災害(死亡災害)速報一覧

2026年発生分(2026年02月19日現在)

都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。

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2004年

No. 県名 発生日 性別 年齢 経験年数 作業種別 災害の概要
熊本県 2004年02月11日 男性 69歳 伐木 被災者は、同僚2名とともにチップ材に使用する雑木を伐倒していた。樹高14m、胸高直径27cmの雑木(ミカン科ハマセンダン)をチェーンソーで追い口切りをしていたところ、伐倒木が裂け、根元が跳ね上がり、それが落下して被災者の膝裏を切創したものと思われる。
鹿児島県 2004年02月20日 男性 65歳 架線集材 被災者は、3名(1人は事業主)で集材架線の架設作業に従事していた。被災者は、集材機を運転操作し主索(18mm)を先柱に送る作業に従事した。集材機の本体と下部のソリをワイヤロープ(8mm)で固定し、ソリは後方の立木に2本のワイヤロープ(8mm)で固定していたが、本体とソリを固定する4本のうちの2本とソリと立木を固定する2本のワイヤロープが作業中に突然切断した。その反動で集材機が前方の結束部を支点として約180度前転し、集材機上で操作をしていた被災者は、前方の谷(約20m下の斜面)に転落し頭部を強打した。
宮城県 2004年02月27日 男性 56歳 伐木(かかり木) 被災者は、当日スギの伐倒を行っており、終業時間になっても被災者が戻ってこないため、同僚が見に行ったところ、現場に倒れている被災者を発見した。被災者の近くにかかり木があり、そのかかり木の根本部分にあびせ倒しをしたと思われる別の伐倒木がかかっていた。被災者があびせ倒しをした時、かかり木の近くにあった枯れ木に当たり、その幹が3つに折れ、弾みのついたその1つが飛来し被災者を直撃したと推測される。保護帽を着用していなかった。
静岡県 2004年03月02日 男性 52歳 伐木(間伐) 災害発生当日は、7時30分より被災者(班長)と同僚2名の計3名で間伐作業に従事した。被災者は、伐木作業と玉切作業に従事していた。9時20分頃、作業者Aが倒した伐倒木(胸高直径30cm、樹高19m)が予定外の方向に倒れ、伐倒木から15m離れた位置で造材作業をしていた被災者が激突された。
岩手県 2004年03月08日 男性 56歳 伐木(かかり木) 被災者は当日社長及び同僚3名と、緩傾斜地で、カラマツの伐採作業を行っていた。被災者が伐倒したカラマツの下敷きになって倒れているところを同僚が発見し、病院に搬送した。状況から被災者が伐倒した木がかかり木になり、それの処理をしないまま、かかり木の下で他のカラマツの枝払い作業をしていたところ、かかり木が倒れ、被災者を直撃したものと思われる。被災者は保護帽を着用していた
和歌山県 2004年03月19日 男性 70歳 伐木 同僚5人とともに伐倒作業(スギ50年生の皆伐)を行っていた。被災者は同僚一人とともに化粧まきを行っており、ほかの2人は被災者より斜面下で根張り切りの終わった立木の伐倒作業を行っていた。通常は斜面下方向あるいは横方向に伐倒していたが、突風によりたまたま斜面上に向けて倒れた伐倒木(径40cm、樹高30m)が胸腰背部に直撃した。
沖縄県 2004年03月23日 男性 51歳 伐木(かかり木) 被災者は同僚とともに松くい虫被害木の伐倒作業を行っていた。枯れたマツ(径40cm、高さ20m)を伐倒したところかかり木となった。同僚とかかられた木に切り込みを入れたところかかり木が落下し、その木に激突された。
北海道 2004年03月26日 男性 71歳 伐木(間伐) 被災者は、当日、事業主と2人で間伐作業を行っていた。被災者が、土場作業の支障となる胸高直径28cm、樹高13mのカラマツを伐倒したところ、伐倒方向が変わり伐倒木の下敷きになった。玉切り材の測尺に来た事業主が被災者を発見した。受け口が不適切であったため伐倒方向が変わり、下敷きになったものと推測される。
徳島県 2004年04月03日 男性 24歳 架線集材 同僚2名とともに、午前8時から傾斜約40度の斜面で架線集材作業に従事していた。同僚2名が上下に分かれラジキャリを操作し、被災者は荷掛け作業に従事した。被災者が80年生のスギ3本(末口直径29cm、31cm、38cm、長さ4m)の荷掛けを斜面の下側の位置で行い、同僚がラジキャリを操作して巻き上げワイヤロープに張力がかかった直後、集材木が斜面の下側に少し転動し退避中の被災者に接触し、被災者は斜面を約40m転落した。被災者は救急車で診療所に搬送されたあと、さらに防災ヘリで病院に搬送された。
奈良県 2004年05月14日 男性 59歳 伐木(かかり木) 被災者は約40年生のヒノキの間伐作業を一人でおこなっていた。伐倒木(樹高16m、胸高直径18cm、40年生)がかかり木となり、かかり木の根元から約60cmの箇所を切断(元玉切り)していたとき、チェーンソーの歯が木に噛み込んだまま、かかり木が動き始め、かかり木と立木の間に挟まれ首の骨を折った。
長野県 2004年05月18日 男性 54歳 伐木 被災者は伐倒されたカラマツの枝払い作業を行っていた。被災者から東側15mの位置にあったアカマツ(樹齢約50年、胸高直径37㎝、樹高23m、北側に湾曲していた)を他の作業者が南側に伐倒しようとしていたところ、チェーンソーが挟まれ、別のチェーンソーで東側から切込みを入れたところ、アカマツが西側に倒れ、被災者に激突した。
奈良県 2004年06月04日 男性 64歳 伐木(間伐) 被災者は傾斜48度の急斜面で同僚5名とスギの伐採作業(捨て切り間伐)を行っていた。同僚4名が休憩のため現場をはなれ、現場に戻ったところ、被災者が倒れていた。被災者はスギ(40年生、胸高直径23cm、樹高18m)を、10年前に伐倒した木の上に伐倒し、その際その木の根元にあった石(重さ約70kg)が転落し、被災者の頭部を直撃した。(死亡は翌日6月5日)
高知県 2004年06月18日 男性 69歳 造林(下刈) 被災者は、4年生ヒノキ造林地で同僚と下刈作業を行っていた。急勾配(45度~60度)の斜面で作業を開始した直後、何らかの原因で刈払機の回転している刈刃で右脇腹から背にかけて切創(内臓も損傷)し、その後20mほど斜面を滑落した。失血性ショックであった。
三重県 2004年06月29日 男性 74歳 架線集材 被災者は、集材現場で伐倒木の枝を集める作業をしていた。架線で運ばれてきた原木(長さ16m、直径30cm)がスリングから抜け落ち、被災者の頭部を直撃した。現場では他に4人が作業していたが、被災に気づかず、頭から血を流して倒れている被災者を発見し、救急車で病院に搬送した。頭蓋骨骨折および脳挫傷であった。
鳥取県 2004年07月11日 男性 65歳 伐木(間伐) 被災者は、他の作業者2人とともにスギ45年生の林分で間伐作業に従事していた。被災者は46度の斜面の下部で玉切り作業を行っていたが、その上部で、他の作業者がスギ(径40cm、高さ18m)を伐倒したところ、伐倒木が25.8m斜面を滑り落ち、被災者の頚部に激突した。
高知県 2004年07月13日 男性 63歳 造林(除伐) 被災者は40年生スギの除間伐作業を行っていた。支障木であるシイ(25~30年生、胸高直径30cm)を伐倒したところ、しばらくして絡んでいたカズラに引っ張られて隣接のクロガネモチ(胸高直径18cm、樹高12m)が背後から根ごと倒れてきて、被災者の右胸を直撃した。
岐阜県 2004年07月17日 男性 40歳 造材 被災者は同僚らとともに伐採作業に従事していた。既に伐採してあったスギ(胸高直径45cm、長さ17m)の枝払いをチェーンソーで行い、この材を根元から13mの位置で玉切りした後、材の下側で枝の除去などの処理を行っていたところ玉切りした材が突然滑落してきて被災者の背中に激突した。午後2時ごろ同僚が発見し、病院に運んだがまもなく死亡した。
岩手県 2004年07月30日 男性 53歳 造林(下刈、ハチ刺され) 被災者は同僚5名とともに下刈作業を行っていたところ、左手甲をスズメバチに刺された。刺された後、同僚と通勤バスまで20mを歩いて行き、抗ヒスタミン剤を飲もうとしたが吐いてしまった。近くの民家から電話で救急車を要請し、通勤バスで、救急車と出会う場所まで搬送したが、救急車と出会った時には呼吸が停止したような状態であった。刺されてから約1時間後に病院に着き医師の治療を受けたが、アナフィラキシーショックにより死亡した。被災者は事故の3日前にも別の現場でハチに刺され、気分が悪くなり、早めに帰宅している。
富山県 2004年08月03日 男性 66歳 その他(作業路刈払い) 被災者は同僚5人とともに造林作業に使用する林道の刈払いを行っていた。被災者は、会社のワゴン車で現場に来ていたが、刈払機の燃料補給、水分補給等のため、駐車位置から作業場所付近に移動させるため、車を取りに行った。その後、同僚も同様に車を取りに行ったところ、被災者の車が、林道のカーブ地点で路肩から斜面を滑るように転落していくところを目撃した。同僚が転落した場所に急行したところ、被災者はワゴン車から投げ出された状態であった。救急車を要請し、病院へ搬送したが、即死状態であった。
群馬県 2004年08月10日 男性 69歳 車両集材 被災者は林内作業車を用いて、しいたけ原木の搬出作業を行っていた。被災者が林内作業車を運転し、林道を走行していたところ、路肩が崩壊し、林内作業車とともに転落、下敷きとなった。
福島県 2004年08月21日 男性 54歳 車両集材 被災者は、同僚3名とスギ伐採木の搬出作業を行っていた。被災者はクローラタイプフォワーダにスギパルプ材(長さ2m細もの約40本)を積載して、作業道を土場へ向かって運転していた。4、5分後に同僚が昼休みのため作業道を歩いて下っている途中で作業道(幅員2.7m)の左側の傾斜38度の斜面20m下の沢に転落しているフォワーダを発見し駆けつけたところ、被災者がフォワーダの下敷きになっていた。災害発生時に目撃者がいないため詳細は不明であるが、作業道に残っているクローラの跡から、何らかの原因でハンドルレバーを左に切り車体前方から転落したものと考えられる。
岡山県 2004年08月31日 男性 57歳 伐木(間伐) スギ・ヒノキ人工林の間伐作業を行っていた。斜度38度の山腹で、山側に重心が傾いていたスギ(胸高直径22cm、樹高20m)を山側に伐倒したところ、かかり木となった。その時風が吹きつけ伐倒方向とは反対の谷側に倒れ、付近で玉切り作業を行っていた被災者に樹冠部分が激突した。(その後療養中であったが、10月20日に死亡した)
長野県 2004年09月01日 男性 35歳 架線集材 被災者は同僚6名とともに伐倒および荷かけ作業に従事していた。被災者は同僚1名とともに先山で荷かけ作業を行っていた時、全幹木(ネズコ長さ14.6m、胸高直径48cm)1本と半幹木2本(ヒノキ長さ5m、末口径30cmおよびヒノキ長さ14.3m、末口径13cm)の材を荷かけし、退避し、集材機運転手に合図を送った。集材機で材を引き出した時ネズコの先端が伐根に当たり、斜め上方に振られ、約6m上方に退避していた被災者に激突した。(死亡は翌日9月2日)
広島県 2004年09月05日 男性 52歳 その他(風倒木処理) 被災者は、台風による風倒木(胸高直径40cm、長さ15mの二又木)の処理を行っていた。場所は民家裏側の法面(傾斜55度)である。処理する風倒木はワイヤロープで固定していた。被災者が地面に接した枝を切り落とした時、全体の重心の位置が変わり、処理木が斜め下に移動して被災者の左肩、左側頭部に当たり、その勢いで被災者が転倒し、コンクリート法枠に右側頭部を激突し、さらに処理木の枝に挟まれた。
山口県 2004年09月06日 男性 67歳 造林(下刈、ハチ刺され) 被災者は夫婦2人で、森林組合から受託した下刈作業を行っていた。昼休み後作業をはじめてすぐに蜂の巣(土中)に遭遇し、スズメバチに刺された。2人ですぐに下山を始めたが、被災者が途中で意識が薄れて倒れたので、奥さんが車のところまで下りて携帯電話で森林組合に連絡し、救急車を要請した。組合職員と救急隊員が現地に到着後すぐに被災者のところに向かったが、既に意識が無く呼吸、脈拍も無かった。
北海道 2004年09月15日 男性 52歳 その他 被災者は地拵え作業の事前調査のため、傾斜のある作業道に自動車を止め、車の後ろで道具等の準備をしていたところ、自動車が逸走(後退)し、轢かれた。サイドブレーキが引かれておらず、かつギヤがニュートラルであった。
京都府 2004年09月20日 男性 51歳 造林(地拵え) 傾斜30度を越す斜面で地拵え作業を行っていた。シデ(胸高直径35cm)を高さ1mの位置で伐倒し、さらに残った根株を地際で切断していたところ、チェーンソーが跳ね上がり、右脇腹を23cmにわたり切傷した。
北海道 2004年09月27日 男性 72歳 車両集材 被災者は同僚6名とともにカラマツ人工林の間伐材の集材作業で荷かけを行っていた。カラマツ(元口径40cm、長さ22.4m)の荷かけを終え運転手に合図を送った。運転手がウインチを操作し材を引寄せたところ、集材木が近くにあったつるの絡み付いた枯損木に引っかかり、この枯損木を引き倒し、被災者の頭部に激突した。
福島県 2004年10月06日 男性 70歳 その他(作業道補修) クローラタイプ林内作業車で作業道の崩れた法面の土砂を運搬していた。土場から空荷でぬかるんだ作業道を下り走行中、左カーブを曲がってすぐに路肩から傾斜48度の斜面を12m下に林内作業車とともに転落した。
青森県 2004年10月09日 男性 36歳 伐木 被災者は伐倒作業を行っていた。班長がチェーンソーの音がしないことを不審に思い作業現場に向かったところ、スギ伐倒木(胸高直径34cm、樹高17m)の付近に倒れている被災者を発見した。目撃者がいないため推測となるが、何らかの原因で伐倒方向が変わり、伐倒木に激突されたと思われる。
高知県 2004年10月11日 男性 69歳 伐木 被災者は300年生のスギ(胸高直径1.1m、樹高33m)の伐倒を行っていた。伐倒木が傾き木のため、地表から15mの高さのところにワイヤーロープ(直径9mm)をかけ、斜面上方30mの位置で被災者がチルホールを巻き上げて張力をかけ、同僚が追い口をチェーンソーで切り込んでいたところ、材の先端部が退避中の被災者に激突した。
北海道 2004年10月23日 男性 69歳 伐木(かかり木、間伐) 被災者は間伐作業を行っていた。トドマツ(胸高直径42cm、樹高22m)を伐倒したところかかり木となった。これを放置したまま、次のトドマツを伐倒し、これの枝払い作業を行っている時突然かかり木が落下し頭部に激突した。(死亡は翌日10月24日)
岩手県 2004年10月26日 男性 63歳 伐木(かかり木、除間伐) 被災者は同僚と二人でチェーンソーによる除間伐作業を行っていた。被災者がアカマツ立枯木を伐倒したところかかり木となった。かかり木を後で処理することにして、別の立木の伐倒を行い、昼食の場所へ移動している途中で、先ほどのかかり木を処理することとし、かかられた木の伐倒をはじめたところ、かかり木が落下し激突された。
群馬県 2004年10月26日 男性 66歳 伐木(間伐) 城址保存の間伐作業のため、被災者がチェーンソーによる立木伐倒を行ったところ、伐採するスギにサクラの枝がからんでいたため、スギを伐倒した時サクラの枝が折れ、退避していた被災者に激突した。
兵庫県 2004年11月01日 男性 52歳 その他(風倒木処理) 台風による風倒木処理の現場で、カシの立木の中折れ(高さ約4m)した先端の折損部を処理するため、枝払い、玉切りを行っていたところ、中折れ先端部が落下し、幹全体が跳ね、胸腹部に激突した。
岩手県 2004年11月05日 男性 57歳 伐木 被災者は同僚と二人でスギ(45年生)の皆伐作業を行っていた。クリ(根元径23cm、長さ18m)とスギ小径木(根元径15cm、長さ15m)が密着し、沢側に約20度傾いて立っていた。初めにスギを伐倒し、続いてクリを伐倒しようとして傾いている方向に受け口を切り、追い口を切ろうとしたところ、切り口が3.73mの高さまで裂け、伐倒木が天秤状になった後、被災者に落下し、後頭部を直撃して被災者を下方に跳ね飛ばした。
福岡県 2004年11月10日 男性 68歳 伐木(かかり木) 台風で風倒木となったスギ林の伐採作業を行っていた。4、5本のスギを伐倒したところでかかり木となった。そのかかり木を放置して、伐倒した木の枝払い処理を行っていた時、かかり木が突然落下し頭部を直撃した。
愛媛県 2004年11月26日 男性 55歳 伐木(皆伐) 被災者を含み4名で伐倒作業(皆伐)を行っていた。午後4時ごろ作業を終了して山を下りて来た3名の作業員が一番下方で作業をしていた被災者に声をかけたが返事が無いため、付近を捜したところ、スギの伐倒木(50年生、胸高直径30cm、樹高18.8m)の元口より15.5mのところで伐倒木の下敷きになっている被災者を発見した。救急車で病院に搬送したが、既に脳挫傷で死亡していた。かかり木の下敷きになったものと推定される。
千葉県 2004年12月03日 男性 57歳 その他(積込み) 道路上において、4tトラックに丸太(長さ4m、末口径20cm)をドラグショベルのアタッチメントをフォークグラブに取り替えたものを用いて積み込んでいた。作業終了時近くで最上段に紛れ込んでいた小丸太を取り除こうとしてトラックの荷台に上り除去しようとしていた時、何らかの原因でバランスを崩し転倒し、地面に落下した。(死亡は翌日12月4日)
高知県 2004年12月03日 男性 57歳 伐木(間伐) 50年生スギの切捨て間伐現場において、被災者と同僚が約15m離れてチェーンソーによる伐倒作業を行っていた。同僚が樹高21m、胸高直径25cmの立木を斜面下方向に伐倒しようとしたが、追い口を切りすぎ、ツルが機能しない状態になり、等高線方向に倒れ、被災者を直撃した。
広島県 2004年12月06日 男性 75歳 その他(松くい虫被害木処理) 作業者Aがマツクイムシ被害木処理のため伐倒作業中、胸高直径約31cmのマツを伐倒したところ、広葉樹の高さ7mのところにかかり木となった。かかったマツの元玉切りを元口から1mづつ4回切ったところで、かかり木が振り子状態になり、かかり木がはずれて落下し、付近で切り株にナンバーテープをつけていた被災者の背中に激突した。
北海道 2004年12月09日 男性 43歳 その他(林道拡幅作業) 被災者は単独でドラグショベルを運転し、間伐材搬出のため林道の拡幅作業を行っていた。午後9時ごろ家族から、被災者が帰宅しないとの連絡があり、現場付近を捜索したところ林道の法面が16mにわたり崩落しており、50m下の谷に土砂や倒木の下敷きになったドラグショベルの運転席で死亡している被災者が発見された。
青森県 2004年12月15日 男性 67歳 伐木 被災者は同僚とともに立木伐採を行っていた。作業開始後離れたところにいた同僚が被災者の異常に気付き、作業箇所に行ったところ、被災者が倒れていた。現場の状況から、伐倒しようとしていたアカマツ立木(樹高約20m、胸高直径45cm)の上側約2mに隣接してアカマツ(樹高約20m、胸高直径24cm)があり、それが伐倒木と枝がらみをしており、伐倒した時、地表から8mと10mのところで折れて落下し被災者を直撃したと推測される。
大阪府 2004年12月17日 男性 68歳 伐木(間伐) 被災者は同僚7名とともに45年生のスギ・ヒノキ人工林の間伐作業を実施していた。現場は傾斜約40度の斜面であった。同僚が立木の根元に頭を下方にして倒れ、意識不明の被災者を発見した。死因は左胸部打撲のための内出血であった。被災者が使用していたチェーンソーは被災者の上方1.5メートルのところにエンジンのかかったままの状態で転がっていた。目撃者がいないため、原因は不明であるが、被災者は玉切り作業中、対象木が転落滑動した際に足をとられ急斜面を転落し、下方の立木に激突したものと推測される。
岡山県 2004年12月18日 男性 70歳 その他(伐採準備作業) 被災者は、同僚4名とともに台風被害木の伐採整理を行っていた。被災者は同僚と二人で、傾いたユズを起こすためユズの高さ1.6mのところにナイロンロープ(径12mm)を結びつけ、反対側を8.6m離れたところにあるカキ(直径30cm)の高さ1.3mのところに強く緊張させて結びつけた。このロープの中央を被災者が強く引いたところ、ユズに結んだ位置でロープが解け、そのはずみで被災者は仰向けに転倒し、約1.6m下の貯水槽のコンクリートの縁に後頭部を強打した。(死亡は翌日12月19日)
栃木県 2004年12月18日 男性 68歳 伐木 同僚4名とともに伐採搬出作業を行っており、被害者はウインチの操作を行っていた。同僚の一人が立木(径約40cm、樹高約20m)を伐倒したところ、なぜか伐倒木の伐倒位置に近づいていた被災者に伐倒木の枝が激突した。被災者のチェーンソーが伐倒位置の近くにあり、それを取りにいったと推測される。(その後療養中であったが、12月24日に死亡した)

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