林業労働災害(死亡災害)速報一覧

2026年発生分(2026年02月19日現在)

都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。

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2024年

No. 県名 発生日 性別 年齢 経験年数 作業種別 災害の概要
宮崎県 2024年01月18日 男性 62歳 40年 伐倒作業

被災者は傾斜約37度にあるスギ立木(伐根径44cm、樹高約25m)に受け口、追い口を切り、くさびを打ち込み斜め上方に伐倒した。
被災者は、同スギ立木より約1.2m離れた岩B(地上部分の大きさ:概ね縦7m、横5m、高さ4m)の下に退避していたところ、伐倒方向の約2m先にある別の岩Aの側面に伐倒木の元口から約4.8mの樹幹が激突したため、その衝撃により退避していた岩Aの上部(縦約75cm、横約50cm、高さ約74cm)が崩れ落ち被災者に激突したものと推定される。

北海道 2024年01月19日 男性 50歳 5年 集材作業

被災者は、木材グラップル機で集材中に同機の長さ5~6mのクローラに径約5cmニレ又はシナの枝を巻き上げ、それが運転席の右側の窓ガラスを突き破り、被災者が運転席から割れた窓ガラスを取り除こうとして身を乗り出した際に、右足がアームを動かす操作レバーに当たり、ブームのシリンダーが降下して、上半身が挟まれたと推定される。

宮城県 2024年02月02日 男性 70歳 20年 伐倒作業

松くい被害木の伐倒駆除作業を3人で実施していた。現場は斜面下方に電線があることから、下方に傾斜したアカマツを斜面上方に起こしながら伐倒するため、枝打ち用の梯子を使用して高さ4mの箇所にロープを縛り、被災者と同僚はガイドブロックを介してエンジンウインチで引っ張りながら、別の同僚が被害木(樹高27m、直径45cm)の受け口と追い口を切ったところ、被害木は上方に倒れずに斜め横方向に倒れ、ウインチを操作していた被災者に激突した。

静岡県 2024年03月01日 男性 60歳 20年以上 伐倒作業

被災者が、事故当日4本目の木を切り離し、後方に退避したところ、当日2本目に伐倒して横倒しになっていた木に、4本目に伐った木が当たり、横倒しになっていた2本目の木(12.3m)の末口側約3mが(約0.6m)浮いていたため、その浮いた箇所に伐倒した4本目のスギの木が接触し、被災者に向けて2本目の根元側が横向きに概ね2m山側へ跳ね上がり、被災者の腹部に直撃した。

兵庫県 2024年03月04日 男性 69歳 不詳 伐倒作業

被災者は同僚6人とチェーンソーで立木の伐倒作業を行っていたところ、被災者が伐倒した木が予定した方向に倒れず、被災者に激突した。

宮城県 2024年03月18日 男性 74歳 不詳 伐倒作業

被災者は同僚2人とチェーンソーで立木の伐倒作業に従事。被災者が伐倒した立木が裂け上がり、伐倒立木の上部が落下して被災者に激突した。裂けたスギ(伐根直径45cm、樹高約27m)は、受け口の深さは13cm、受け口の斜め切りと下切りの角度は52度、追い口は受け口の水平切りより6cm高い位置で深さ10cm切り進んだところで裂け上がった。
伐倒方向の反対側には建物があり、伐倒方向を規制するために、受け口側の10m離れた位置の伐根からワイヤロープで引っ張っていた。また、当日は強風警報が発令され、近くの観測所では風速15mが観測されていた。

三重県 2024年03月27日 男性 54歳 不詳 架線集材作業

被災者は同僚3人と集材機による集材作業で、先柱付近で荷掛け作業に従事。集材機の運転者Aは被災者と無線により交信を行っていたが、被災者がいた山元から大きな衝撃音がした後、交信ができなくなったことから、Aは被災者の所まで駆けつけたところヘルメットが破損した状態で仰向けに倒れている被災者を発見した。

宮城県 2024年03月28日 男性 34歳 1年未満 伐倒作業

被災者は発注した事業者の労働者で、受注した事業者によるスギ人工林の間伐作業を写真撮影していたところ、伐倒作業を行っている危険個所に立ち入ったため、伐倒したスギ(胸高直径50cm、樹高約30m)が激突した。

徳島県 2024年04月05日 男性 51歳 不詳 集材作業

同僚3人と皆伐作業を行っていた被災者は、一人で車両系木材伐出機械(フェラーバンチャ)を使って斜面上方にあるマツ伐倒木(長さ25m)を掴んで下方向に集材していたところ、他の伐倒木が滑り落ちて、運転席前面の防護柵を突き破り、被災者に激突した。

宮崎県 2024年04月11日 男性 33歳 5年 伐倒作業

被災者はチェーンソーを使ってヒノキ立木を伐倒していたところ、チェーンソーの音がしないことから確認に来た同僚が何らかの原因でヒノキA(胸高直径12cm、樹高約18m)、その上にヒノキB(胸高直径22cm、樹高約22m)、ヒノキC(胸高直径24cm、樹高約22m)が倒れ、その下敷きになった被災者を発見した。

鹿児島県 2024年05月13日 男性 47歳 10年 その他

被災者は、作業現場へ向かうため、県道を車両で走行中、当該車両が横転して炎上した。

石川県 2024年06月15日 男性 58歳 12年 伐倒作業

被災者は、スギA(胸高直径43cm、樹高約23m)とつるがからんでいるスギB、Cを伐倒しようとしたが倒れずに宙に浮いた状態となったため、チェーンソーを使って、スギAを伐倒しようとしたところ、幹が避け、被災者に激突した。

富山県 2024年06月15日 男性 68歳 6年 伐倒作業

被災者はチェーンソーによる伐倒作業を行う同僚の補助者(クサビ打ち等)として作業を行っていたところ、伐倒した伐倒木(胸高直径約40cm、樹高約27m)が伐倒方向にあった切株にあたり、はねて退避していた被災者に激突した。

岩手県 2024年06月21日 男性 49歳 15年 伐倒作業

チェーンソーを使ってアカマツ(胸高直径59cm、樹高約17m)の伐倒作業を行っていた被災者が伐倒木の横で倒れている状態で離れて作業していた同僚に発見された。

岩手県 2024年07月03日 男性 75歳 20年 伐倒作業

作業者Aはチェーンソーを使ってアカマツ立木(胸高直径 34cm、樹高約20m)を伐倒するため、受け口及び追い口を作り、2枚のクサビを打ち込んだが倒れなかった。このため、作業者Aに代わって同僚Bが大きいクサビを打ち込んだところ、伐倒方向が変わり、近くにいた同僚Cに激突した。

宮城県 2024年07月21日 男性 60歳 30年 集材作業

被災者は、フォワーダを使って丸太を運搬する作業を行っていたところ、作業道のカーブを曲がりきれずにフォワーダとともに転落。フォワーダは途中の立木に衝突して停止したが、被災者は、運転席から投げ出され、約6m下の谷底へ転落した。

宮崎県 2024年07月29日 男性 69歳 26年 伐倒作業

被災者は同僚1人とチェーンソーによる伐木作業に従事 し、同僚がヒノキ立木(胸高直径26cm、樹高23m)を伐倒しようとしたところ、被災者が約18m離れた位置で伐倒作業を行っていたので、退避するよう言ったが、伐倒方向が被災者側ではないためか大丈夫と返答し被災者は退避しなかった。同僚はそのまま当該立木を伐倒したところ、伐倒方向が予定していた方向と変わり、被災者に激突した。

岡山県 2024年08月13日 男性 27歳 不明 伐倒作業

被災者が1人でチェーンソーを用いてナラ立木を伐倒したところ、伐倒したナラ立木から約10m離れた背後のナラ枯損木(樹高約23m)が根元から約1mの箇所で折れて、その下敷きとなった被災者が別の作業者に発見された。

和歌山県 2024年08月21日 男性 38歳 3年 伐倒作業

作業道作設のため、1人でチェーンソーを用いて支障木の先行伐採を行っていた被災者が斜面下で倒れているところを別の作業者により発見された。

和歌山県 2024年10月11日 男性 45歳 12年 集材作業

被災者は、スイングヤーダをリモコン操作によって使用して伐倒木(全幹)の搬出作業を行っていたところ、搬出中の伐倒木が立入禁止区域内にいた被災者に激突した。

静岡県 2024年10月21日 男性 61歳 6年 伐倒作業

被災者がチェーンソーを使ってスギ立木(根元径50cm、樹高約28m)を伐倒したところ、当該伐倒木とつるがらみになっていたクリ枯損木が倒れ、下敷きとなった。夕方、被災者が集合場所に戻ってこないため、捜索したところ、被災者を発見した。

栃木県 2024年10月25日 男性 68歳 6年 伐倒作業

被災者は、同僚2人と間伐作業に従事していた。被災者がチェーソーを使ってスギA(伐根直径25cm)を伐倒したところ、伐倒方向が変わり、立木Bの方向へ倒れ込み、その反動で、伐倒木(スギA)の元口が跳ねて退避していた被災者の背中に激突した。

宮崎県 2024年10月28日 男性 38歳 8年 伐倒作業

被災者は、土場で木材グラップル機によるはい積作業を行っていたところ、同僚が斜面上方で伐倒したスギ(胸高直径36cm、樹高約24m)が滑り落ち、当該伐倒木が約70m下で稼働していた当該機械の運転席の窓を突き破り、運転席内にいた被災者に激突した。

福島県 2024年11月07日 男性 64歳 不明 伐倒作業

被災者は同僚4人(2人がチェーンソー作業、他の2人が車両系機械の操作)とチェーンソーを使って伐木等作業を行っていたところ、同僚Aがスギ立木(胸高直径36cm、樹高28m)を伐倒するため、受け口を作り、車両系建設機械の解体用つかみ機で当該立木を押し倒したところ、伐倒方向が変わり、近くで支障木の除去作業を行っていた被災者に激突した。

岡山県 2024年11月08日 男性 33歳 3年 集材作業

フォワーダを後進させながらカーブを曲がろうとしたところ、林道上の山側の斜面側にあった盛土や根株等に当該機械の履帯が乗り上げ、転倒し、運転席から投げ出された被災者は、当該フォワーダの下敷きとなった。

栃木県 2024年11月09日 男性 51歳 11年 伐倒作業

被災者は、傾斜地でつるがらみの3本のスギをチェーンソーにより伐倒することとし、2本を伐っても倒れず、3本目を伐って、3本とも予定の伐倒方向へ倒したものの、伐倒木とつるがらみになっていた斜面上方のヒノキ枯損木(胸高直径約26cm)も倒れ、予定した退避場所と反対方向へ退避した被災者に激突した。

北海道 2024年11月12日 男性 66歳 40年 伐倒作業

被災者は、車両系木材伐出機械を使って作業している同僚に道具類を歩いて持って行く途中、放置されていたかかり木(ドロノキ、胸高直径22cm、樹高24m)が、かかっていた高さ18mの箇所からはずれて落下し、他の伐倒木に当たって跳ね返ったかかり木の枝が被災者に激突した。

長野県 2024年11月20日 男性 60歳 6年 伐倒作業

被災者は、かかり木を処理するため、かかられているヒノキ立木(胸高直径約30cm)の受け口を作っていたところ、当該ヒノキ立木が折れ、かかり木が外れて被災者に激突した。

北海道 2024年11月27日 男性 36歳 6年 伐倒作業

被災者は同僚1人とチェーンソーを使った伐木造材作業を行っていた。造材中の被災者の斜面上方約30mにあったスギ立木(胸高直径約30cm、樹高約21m)が倒れ、斜面を滑落し被災者の頭部に激突した。なお、当該スギ立木は、被災者が受け口及び追い口を作ったまま放置されていたものである。

北海道 2024年12月16日 男性 56歳 不明 伐倒作業

被災者は同僚7人とカラマツ人工林の伐木作業(皆伐)を行っていた。被災者が作業道を徒歩にて移動していたところ、作業道下側斜面で同僚が伐倒したカラマツ(胸高直径32cm、樹高30m)が倒れてきて、その先端部が被災者へ激突した。

山口県 2024年12月26日 男性 53歳 7年 造材作業

スギ人工林の皆伐作業で、同僚2名はチェーンソーによる伐倒作業に、被災者は伐倒木の造材作業にそれぞれ従事していた。
被災者は複数本の伐倒木の枝払い・玉切り作業を行った後、その下方の伐倒木の枝払い・玉切作業を行っていたところ、上方の枝払い済のスギ(元口径 30㎝、末口径 10㎝、長さ約 20m)が滑落し、被災者に激突した。

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