林業労働災害(死亡災害)速報一覧

2026年発生分(2026年02月19日現在)

都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。

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2012年

No. 県名 発生日 性別 年齢 経験年数 作業種別 災害の概要
三重県 2012年01月08日 男性 68歳 輸送(フォークリフト) 当日被災者は、自社有林から土場へトラック運搬してきた丸太を事業主と2名で荷下ろし作業に従事。午後2時50分頃、事業主がトラックに積んであった丸太をフォークリフトで荷下ろししようとしたところ、フォーク上の直径約30㎝、長さ4mの丸太がトラックのスタンションに引っかかり落下し、近くにいた被災者の胸部に直撃した。(注)スタンションとは、輸送中に積み荷が崩れるのを防ぐため荷台に立てる支柱。
静岡県 2012年01月13日 男性 60歳 伐倒(チェーンソー) 当日被災者は、同僚6名と共に間伐作業に従事。当日は3つに山割りを行い、被災者は中央の伐区に、同僚2人が左右の伐区に分かれ午前8時より間伐作業を着手した。15時頃、隣接伐区の同僚が声をかけたところ、被災者より応答があり特に異常はなかった。16時50分頃、現場代理人及び同僚が集散場所へ集まったところ被災者が見えないため、20時50分頃まで捜索したが被災者を発見できず、当日の捜索を打ち切った。翌日、警察署、消防署等と合同の捜索を行ったところ、9時45分頃、歩道から約100m下方の沢にうつ伏せになっている被災者を発見した。
福岡県 2012年01月20日 男性 63歳 伐倒 当日、被災者は、同僚と3人で間伐作業に従事。被災者は午後3時頃、伐倒の準備作業を行っていたところ、近くで伐倒作業を行っていた同僚が伐倒した伐倒木に後頭部を直撃された。ヘリコプターで病院へ搬送するも死亡。
福島県 2012年02月01日 男性 65歳 集運材(ドラグショベル) 当日被災者は、住宅の除染作業に伴う立木の伐倒に従事。伐倒したケヤキ(伐根直径32㎝、樹高16m)をドラグショベル(通称ユンボ)のフォーク部分で挟み、移動作業中、ケヤキがフォーク部から外れて運転席へ落下し、被災者の後頭部に激突した。なお、当日はドラグショベルのショベル部分を取り外し、フォークを取り付けて作業を行っていた。
三重県 2012年02月04日 男性 72歳 造材(グラップル、チェーンソー) 当日被災者はチェーンソーによる造材作業に従事。同僚Aはグラップルを運転し、林業架線集材により集材した集材木を造材場所へ集積する作業に従事していた。同僚Aがグラップルにより集材木を集積場所へ移動させた後、グラップルを造材場所側に少し移動させ、被災者の位置を確認したところ、見あたらなかったため、退避場所に退避したものと思い、集積場所の集材木を引き出すため、グラップルを1m程度走行させたところ、走行路にいた被災者の左足をグラップルのクローラにより轢かれたものである。
鹿児島県 2012年02月13日 男性 65歳 伐倒 当日、同僚3人とともに、マツクイムシ被害によるマツ枯損木の伐採に従事。午後1時20分頃、マツクイムシ枯損木を山側の先柱方向へ伐倒するため、ワイヤロープを取り付け滑車を使用してパワーショベルでけん引しながら同僚がチェーンソーで伐倒したところ、つるが上部で隣接する枯損木と絡まっていたため、伐倒した際の勢いで隣接木が約5mの位置で折れ、パワーショベルとチェーンソーの作業者に合図をしていた被災者は折れた立木に激突された。
岩手県 2012年03月07日 男性 78歳 架線集材 当日、被災者は、架線集材装置の撤収作業に従事。午後2時頃、のり面の立木の脇にあったワイヤロープを解き、滑車をもって移動していたところ、雪で足を滑らせ約35度ののり面から約11m下の作業道まで滑落して林道脇の岩に頭部が激突したものである。なお、積雪は5㎝であり、ヤッケを着用していたため、転倒した際、滑りやすかったものと推測される。
山形県 2012年03月09日 男性 61歳 伐倒 当日、被災者は、同僚3人とともに、スギ立木の伐倒作業に従事していた。午後2時過ぎに90年生のスギ立木を傾斜約35度の山側に伐倒したところ、先に伐倒して枝払も済んでいたスギ伐倒木の上に倒れた。この際、スギ伐倒木は先に伐倒したスギ伐倒木の上から斜面を滑落し、被災者はスギ伐倒木の木口と後方にあったスギ立木の間に両足大腿部を挟まれた。
群馬県 2012年03月14日 男性 62歳 造材 当日、被災者は、造材作業に従事。同僚がグラップルで丸太をつかんで旋回したところ、丸太に被災者は頭部を激突された。
秋田県 2012年03月15日 男性 58歳 伐倒 当日、被災者は、同僚3人とともに、スギ立木の伐倒作業に従事していた。午後3時50分頃、被災者はスギ立木の伐倒作業中に、当該立木の上方に絡んでいたと思われるオニグルミの腐食した枝(長さ115㎝、直径10㎝)が落ち、頭部を直撃されたものと推測される。
山梨県 2012年04月02日 男性 62歳 伐倒(皆伐) 被災者は、同僚3人とアカマツ等の伐木造材作業を行っていた。同僚は被災者と35mから50m離れてアカマツ等を伐採していたが、被災者のチェーンソーの音が聞こえないので、午前11時頃に同僚らが被災者の伐採していた方向を探していたところ、クリの木にもたれながら、長さ22.8m、直径30cmのアカマツの下敷きに倒れている被災者を発見した。 <以下推測> 被災者はアカマツを伐倒したが、クリの木にかかり木となったため、これを外すのに「かかられたクリの木」を伐採していたところにアカマツのかかり木が落下し、そのかかり木と伐倒した木の切り株の間に頭部を挟まれ、下敷きになったものと推測される。
島根県 2012年04月05日 男性 54歳 造林 被災者は、同僚と2人で地ごしらえ箇所に残っていた立木の伐倒・枝払い作業に従事。2人は、十分に作業間隔を取り、作業をしていた。なお、被災者が枝払い作業をしていた箇所は、傾斜35度くらいで、足場が悪かった。同僚は、災害発生時、チェーンソーに給油中で、目撃したものはいない。 <以下推測> 被災者は、足を伐倒したナラ材に掛けて作業していたが、チェーンソーを強く当てすぎたため、勢いあまって、ソーチェーンが左足の付け根付近にある動脈を切ったものと推測される。
高知県 2012年04月25日 男性 54歳 架線集材 当日被災者は、同僚と2人で社有林において、自走式搬器(ラジキャリー)を用いて、集材作業を実施していた。被災当日は、自走式搬器のエンジンに不具合が発生し、2回目の不調時(搬器が動かなくなったため)に、修理のため2人で主索と走行索を緩めて、搬器を降ろす作業を行っていた。被災者は、走行索を緩めるために走行索のスタンプの近くに立ち、同僚がフォークリフトを使いて走行索を緩めていたところ、緩めていた走行索のワイヤロープが被災者に当たり、斜面の作業位置から8m下の林道に転落し、首を強く打った。
鹿児島県 2012年05月03日 男性 77歳 車両集材 被災者は、同僚と2人で朝からスギ人工林で、伐倒し造材した材の集材作業に1人で従事。 林内作業車を使用し、土場に玉材を集積(2段程度)していたが、平場の土場がなくなったため、被災場所である傾斜した土場に玉材を集積した。 <以下推測>  傾斜地の下方に立ち、林内作業車に積んだ玉切り材をトビで集積作業中(林内作業車より降ろす状態か、降ろした後での材の調整中かは、不明)に、転がった玉材の末口部分と既に集積した玉切り材との間に挟まれて、被災したもの推測される。
愛媛県 2012年05月14日 男性 65歳 伐倒 被災者は、同僚と2人で伐採作業に従事。被災者が伐倒をし、その後同僚と2人で枝払いを行っていたが、ヒノキ1本を受け口、追い口とも施していたものを伐倒せず、放置したまま、先に伐倒した4本の枝払いを先行したところ、放置した木が倒れてきて、被災者に激突した。近くで、別の木の枝払いしていた同僚は、運よく激突を免れたが、身体の近くを枝が通り過ぎたようである。放置した理由は、伐倒木が積み重なると枝払いが困難になり、また重心も枝が追い口側に多くあり、直ぐに倒れないと判断していた(後からロープをかけ、受け口側に倒すつもりにしていた)と推測される。
岡山県 2012年06月01日 男性 63歳 伐倒 被災者は、同僚と2人で、スギ人工林の間伐作業に従事。被災者がチェーンソーで伐倒作業を行い、同僚は搬出路が上方にあるためザウルスで、間伐木に掛けたワイヤロープを引っ張り、山側に倒していた。13時50分頃被災者が伐倒木(胸高直径60cm、樹高27m)を斜面上方に倒そうと受け口を切り、追い口を切ろうとしたが、伐根径が大きいため、2回に分けて切り込み中、突然伐倒木が予定していた伐倒方向から90度変わり、斜面に対して横方向に倒れ、伐倒木の下敷きとなり受災したものである。
埼玉県 2012年06月08日 男性 74歳 架線集材 被災者と同僚2人(A、B)は、朝のミーティング後、9時30分頃から同僚Aは集材機の運転、同僚Bは土場での荷外し、被災者は荷掛け作業のため集材場所へ向かった。10時10分頃、4回目の集材のためキャリッジを先山に送ったが、被災者からのストップの無線連絡がないことを不審に思った同僚Bが、約130m(直線距離100m)離れた集材場所に向かったところ、集材場所から25m下方の沢に仰向けに倒れ、額から血を流している被災者を発見した。
鹿児島県 2012年06月29日 男性 56歳 伐倒 被災者は、同僚と4名で、傾斜約20度の斜面で人工林の伐倒作業(皆伐)に従事。作業間隔はそれぞれ30m~40m離れて単独伐倒作業を行っていた。午前8時40分頃、被災者のチェーンソーの音がしないのに同僚が気づき行ってみると、被災者は木の下敷きになりうつ伏せの状態で発見された。ただちに覆い被さっているかかり木を玉切りして、本人を救出したが、その後死亡した。なお、被災者は、かかり木処理をする際、かかられている木の伐倒を行っていたところ、チェーンソーが木に挟まれ、それを外すことに集中したため、かかっている木の状況を見ていなかったため、かかっている木が突然落ちてきたため逃げられず、肩から背中にかけて木の下敷きになったものと推測される。
新潟県 2012年07月18日 男性 70歳 架線集材 被災者は、同僚と4名で林業架線集材作業に従事。集材箇所が移動したため台付スタンプ(根株)に設置している滑車の付け替え作業を行っていた。 午後4時20分頃、被災者が集材機運転者に対し、台付スタンプにワイヤロープ付き滑車を固定前にホールライン(引寄索)を張るよう指示したため、ホールラインの滑車台付ワイヤロープに左腕を巻き込まれ、空中のホールライン上を滑車とともに宙づりのまま50mくらい主索・搬器側へ向かって滑走移動。停止後10mくらいの高さから地面に落下し、さらに斜面6mほど転落した。
岡山県 2012年07月24日 男性 68歳 伐倒 被災者は、同僚と2人で、スギ人工林内の間伐作業に従事。同僚がチェーンソーを使用して伐倒作業を、被災者はバックホウを使って、伐倒方向に倒れるようワイヤロープを使って倒していた。午後4時頃、スギ立木(胸高直径28cm、樹高24m)を同僚がチェーンソーでつるを残した状態で追い口を切り終えた。その後、被災者がバックホウを操作して伐倒方向に、途中ガイドブロックを取り約90度の方向からワイヤロープで引き倒そうとした。しかし、倒れずに伐倒木がかかり木となったため、バックホウのアームを動かし伐倒方向に取り付けていたワイヤロープを引っ張ってかかり木を外そうとしたところ、約19.5m離れたバックホウに向かってかかり木が外れて倒れてきたため、バックホウから退避しようとした被災者に激突し、受災したものである。
福井県 2012年08月06日 男性 72歳 伐倒 被災者は、樹高24m、胸高直径52cmのスギの木を伐採するため、当該立木と既に伐倒済の伐倒木とにワイヤロープをかけ、「つる」を残した状態の当該立木をチルホールで引っ張って倒していたところ、突然伐倒木が被災者の方へ倒れ退避が遅れた被災者に立木が激突した。
秋田県 2012年08月20日 男性 67歳 造林 当日被災者は、8時15分から同僚と共に、スギ林において刈払機を使って、下刈り作業に従事した。10時に30分間木陰で休憩をとり、作業を再開しようとしたところ、被災者は横になったままであった。このため、同僚が声をかけたが意識がなく、車で病院に搬送して治療を行っていたが、11日後の8月31日に熱中症により死亡した。当日の天候は晴れ、10時頃の気温は32度であった。
北海道 2012年08月21日 男性 70歳 伐倒(択伐)  被災者は、民有林の間伐作業に従事。 被災者は、夕方になっても戻らないため、捜索の結果、倒れた木の横で発見された。<以下推測> 立木(胸高直径20cmのカラマツ)を伐倒したところかかり木となり、これを放置して、別の立木を伐倒している最中に、同かかり木が倒れ、被災者に激突したものと推測される。
北海道 2012年08月22日 男性 51歳 造林  被災者は、午前7時から植林現場の地ごしらえ作業に従事。 10時30分頃、現場で倒れている被災者を発見した。 被災当日の気温は、現場付近で11時台34度、湿度は当日の計測はないが翌日計測で75%であった。 司法解剖の結果、熱中症と診断された。
群馬県 2012年09月11日 男性 30歳 その他(交通事故) 送電線下の雑草の刈取り作業現場に向かうため、乗用車に3人が同乗して、車が進入できるところまで作業道を走行し、作業道終点で帰りにそなえ車を方向転換しようとした際、運転を誤り路肩を乗り越えてしまい、沢に転落した。 3人は、緊急搬送されたが後部座席の同乗者は出血性ショックのため死亡。助手席の同乗者は、腰部強打、腹部出血の重傷。運転手は左腕骨折を負った。(墜落した位置から停止した法面距離:約61m。法面の勾配:約30度。)
熊本県 2012年09月18日 男性 52歳 伐倒(皆伐) 被災者は、同僚4~5人でシイノキの伐採作業していたところ、自ら伐採していた高さ10m、最大直径約30cmの木が予期せぬ方向に倒れ、被災者の頭部に当たった。なお、被災者は、ヘルメットを着用していたが、衝撃でひび割れていた。<以下推測>受け口が小さく、追い口が高くなっており、適切な受け口、追い口を設けていなかったことと、伐採の対象が広葉樹だったため、重心を見誤ったと推測される。
愛媛県 2012年09月25日 男性 61歳 伐倒 被災者は同僚と2人で架線集材箇所の伐倒に従事。3人が路網作設作業、3人が路網の伐倒集造材作業と3箇所に分かれて作業を行っていた。 11時40分頃、午前中の作業を終えた同僚が昼食場所へ移動中、歩道に被災者のリュックサックがあったので不審に思い声を掛けたところ、約20m下方から声が聞こえたため、近づくと伐倒木の下で倒れている被災者を発見した。 現地の状況から推測すると伐倒した木がかかり木となったが、そのままにして下方にあった立木を伐倒しょうとしていた(受け口を切り、追い口を切っていた)ところ、何らかの原因により、かかっていた木が落下し被災者に当たり、受災したものと思われる。救出後被災者の容態が急変し、心肺停止の状態となっていた。
愛媛県 2012年09月28日 男性 63歳 伐倒  当日被災者は同僚と2人で伐倒作業を午前8時から行っていた。13時40分頃、スギを伐倒するべく、受け口を切り、追い口を切り伐倒したところ、スギに絡み付いていたつるが被災者の上方にあった岩に根が着いていたため、スギを伐り倒した際に石と土が近くにいた被災者の頭などに飛んできて、頭の頭蓋骨骨折で死亡した。
北海道 2012年09月30日 男性 67歳 伐倒(間伐)  被災者は、同僚5名と共に、林業現場において、カラマツの伐倒作業に従事。 被災者が昼休みに戻らないため、同僚が捜したところ、首を伐倒木(胸高直径26cm、樹高20m)の下に倒れている被災者を発見した。<以下推測> 現場の状況から、以前からあったと思われるかかり木を処理することなく、かかられている木を伐倒しているところに、かかり木が倒れてきたものと推測される。
熊本県 2012年10月09日 女性 63歳 その他 被災者は、山中でシカの防除作業(立木の幹の周りをヒノキの枝条・梢で囲む作業)に従事していた。 現場で一緒に作業をしていた6人の作業者が、被災者の叫び声で転落に気付いたが、被災者は急斜面を約40m滑落し、頭部を強く打った。 なお、被災者は、ヘルメットを着用していた。<以下推測>現場の傾斜は45~50度あり、バランスを崩して、転落したと思われる。
秋田県 2012年10月12日 男性 62歳 伐倒(間伐) 当日被災者は、8時頃から同僚と共に、チェーンソーを使用して、スギ林の間伐作業に従事。16時頃、同僚が伐倒木の横で倒れている被災者を発見した。<以下推測>現場の状況から、伐倒したスギがかかり木になり、隣接したスギを伐倒して「投げ倒し」(浴びせ倒し)によりかかった木を外そうとしたが、伐倒木がかかり木に当たって、伐倒木の根元が跳ね上がった状態で飛んできて、被災者の頭部に激突した。
広島県 2012年10月18日 男性 67歳 その他 被災者は、集材路開設作業に従事。 軽油が入ったドラム缶2本を林内作業車に積んで、傾斜が約20度ある集材路を登坂していた。 この時、林内作業車の前方が浮き上がり、エンジンが停止した状態となったため、近くで作業をしていたザウルスロボのバケットで押えてもらい、姿勢を修正した。 その後、被災者がエンジン始動のため、スターターロープを数回引いてエンジンをかけた際に、林内作業車が急に後退をはじめた。このため、被災者もこれと並走するように集材路を下ったところ、約5m下った場所で、被災者は集材路の法面約2m転落し、その上を林内作業車が転落していった。
京都府 2012年11月18日 男性 63歳 伐倒 被災者は、他の5人とともに、スギ、ヒノキ植栽木成長の支障となる雑木の伐倒作業に従事。 10時50分頃、谷川にやや傾斜したアベマツを伐倒していたところ、直径の半ばまで切り進めた追い口から3.4m裂け上がり、退避しつつあった被災者の背中に激突した。
長野県 2012年11月19日 男性 76歳 その他 被災者は、同僚2人とともに、カモシカ忌避剤塗布作業に従事。 午前11時20分頃、同僚が作業現場から林道に通じる経路を使い下山していたところ、「バサッ」という音がしたため、後方を振り返ったところ、最後尾を歩いていた被災者が経路から傾斜(約55度)下部約40mの沢に転落しているところを目撃した。 このため、同僚が被災者のところに行き、声をかけたが反応がなかった。
大分県 2012年12月01日 男性 62歳 伐倒(皆伐) 被災者は、林業現場において、伐倒作業に従事。 被災者はカズラが巻いていたスギ2本のうちの1本を傾斜側に根元から伐採したところ、カズラに引っかかり倒れなかった。 このため、カラズが巻いたもう1本の山側のスギを伐採したところ、追い口から約20cmの位置でスギが裂け落下(直径20cm、長さ約8.5m)して、被災者に激突した。
大分県 2012年12月06日 男性 54歳 伐倒(皆伐) 被災者は、同僚2人と共に、間伐作業に従事。 伐採したスギ(直径約50cm、長さ約25m)がかかり木となったため、約3m斜め後方のスギを伐倒し、かかり木に浴びせかけた直後、かかり木となっていた伐採木の元口が前方から被災者を直撃した。
北海道 2012年12月21日 男性 64歳 伐倒(間伐) 被災者は同僚3人と、スギの列状間伐の伐倒作業に従事。 午後2時過ぎに隣接の別の列で間伐を行っていた作業者が作業を終えて移動していた際に被災者を発見した。 <以下推測> スギ立木(胸高直径24cm、樹高21m)を被災者が伐倒したが、伐倒対象木2本にかかり木となったため、一方のかかられた木を伐倒しようとして追い口を入れていたところかかり木が落下し下敷きになったものと推定される。 なお、かかり木となった当該伐倒木の伐根には受け口切りと追い口切りの段差及びつるが殆んど見られず伐倒方向が変わったものと思われる。

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