林業労働災害(死亡災害)速報一覧

2026年発生分(2026年02月19日現在)

都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。

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2022年

No. 県名 発生日 性別 年齢 経験年数 作業種別 災害の概要
秋田県 2022年01月20日 男性 52歳 0年 伐倒作業

被災者は伐木予定のスギ立木の根元の除雪作業を行い、除雪後に別の同僚がチェーンソーにより伐木作業を行っていた。被災者は伐倒作業を行っていた同僚とは沢を挟んで反対側の斜面の立木根元の除雪をしており、伐木作業箇所と除雪作業箇所は目視できる位置関係にあったが、伐倒したスギ立木(樹高34.5m)が、予定した伐倒方向からずれてほぼ真横に倒れ、除雪作業をしていた被災者に激突した。

福岡県 2022年01月26日 男性 57歳 8年 伐倒作業

被災者は35度の傾斜のある斜面で間伐作業に従事。ヒノキ(胸高直径 20cm、樹高16~18m)を等高線方向に伐倒したところ、かかり木となったため元口から40cmの箇所で元玉切りを行ったものの、かかり木が外れなかったため、再び元玉切りをつるを残した状態で行った後、かかり木にロープを掛けようとした時、木と一緒に倒れ込み、頭と首の上に木がのしかかり下敷きになったと推察される。

東京都 2022年01月27日 男性 66歳 14年 その他

昼休憩後に間伐作業現場に戻るため、3名で山林内を歩いていたところ、被災者がつまずいて転倒し、斜面を2~3m滑落した。
被災者は滑落後、作業に戻ろうとしたが、頸部を骨折していたため、意識をなくし、急遽ヘリで病院へ搬送されたが、意識不明の状態が3日間続いた後亡くなった。

鹿児島県 2022年02月07日 男性 55歳 15年 集材作業

被災者は走行集材機械による集材作業、同僚1名はチェーンソー、木材グラップル機による伐木造材作業に従事していた。被災者は走行集材機械を移動させてくるよう指示を受け、伐木箇所から約20m離れた場所に停めてある走行集材機械を取りに向かったが、数分経っても戻らないため確認したところ、同僚が走行集材機械の下敷きになっている被災者を発見した。
発見時、走行集材機械はエンジンがかかり、クローラが空転している状態であった。

大分県 2022年02月14日 男性 25歳 3ヵ月 伐倒作業

被災者は、作業道を作設するために先行伐倒に従事。同僚1名はその後ろからドラグショベルで作業道を作設する作業を行っていた。事前の作業により、風倒木の根元に作業道を入れるため、6本のかかり木状の風倒木を根元から伐倒して地上に元口を落とし、その後、風倒木の先にあるスギ(伐根直径40cm、樹高25m)を伐倒し、風倒木の上にさらに重なって倒れた状況となっていた。当日、被災者がそのスギの木の 3m手前の別なスギ(胸高直径30cm、樹高29m)を高さ1.5mで伐倒したところ、前に倒したスギの上に倒れ、その反動で前に倒したスギの元口が跳ね上がり、退避していた被災者に激突した。

熊本県 2022年02月15日 男性 53歳 7年 集材作業

伐倒した材を作業道まで木材グラップル機のウインチを使用して集材する作業を行っていた。被災者は荷掛け作業を行い、次の集材する材に移動した。木材グラップル機は次の集材をするために、被災者にバケットに積載したワイヤロープを渡そうとして、バックしアームを伸ばして右旋回したところ、木材グラップル機が谷側に傾き、次の玉掛作業のため待機していた被災者に木材グラップル機の作業ヘッドが激突した上 に、さらに下敷きとなったもの。

岩手県 2022年02月16日 男性 34歳 13年 伐倒作業

被災者は単独で、チェーンソーによるスギ立木の伐倒作業を行っていたが、昼食時間になっても戻らないことから同僚が捜したところ、12時10分、スギ伐倒木の下敷きになっている状態で発見された。
現場の状況から、被災者は、スギ伐倒木(樹高23m、胸高直径26cm)がかかり木となったことから、一人でかかり木処理をしようとして、かかられた木の伐倒等をしていた際、かかり木が落下して下敷きになったものと推定される。

岡山県 2022年02月24日 男性 40歳 8ヵ月 伐倒作業

被災者は同僚らと3人で炭の原料となる広葉樹の伐倒作業に従事。被災者はコウヤマキ(樹高35m、胸高直径45cm)の受け口を切り、追い口を切っていたところ、裂け上がり、倒れてきた伐倒木の下敷きになった。

大分県 2022年03月07日 男性 36歳 1ヵ月 荷降ろし作業

被災者は単独で、シイタケの原木を軽トラックからフォークリフトで荷降ろし作業中、方向転換のため後進したところ、フォークリフトの片輪が段差に乗り上げ転倒し、被災者がフォークリフトの下敷きになった。

奈良県 2022年04月11日 男性 68歳 40年 集材作業

走行集材機械を運転していた被災者が、林道から走行集材機械とともに約2m転落し、全身を強打した。

鹿児島県 2022年04月18日 男性 63歳 16年 伐倒作業

被災者は、同僚4人と伐木造材、集材作業に従事。被災者はスギ(根元直径56cm、胸高直径50cm、樹高24m)を伐倒するため、受け口及び追い口を切ったところで、当該立木の伐倒方向である下方の伐倒木の枝払い作業をして戻ろうとしたところ、当該立木が倒れて被災者に激突した。

群馬県 2022年05月11日 男性 51歳 10年 伐倒作業

被災者は、スギ林に混在している広葉樹(クリノキ)の伐倒作業を行ったところ、予定していた方向に倒れず、被災者が退避した方向に倒れて被災者に激突した。受け口会合線は一致せず、また、水平に切られていなかった。つる(切り残し)もほとんど無い状況であった。

岩手県 2022年05月13日 男性 65歳 14年 伐倒作業

被災者は、アカマツを伐倒したところ、他のアカマツにかかり木となり、浴びせ倒しをしてかかり木を外そうとしたが、それもかかり木となった。
その状況を確認しにかかられた木の近くに行った際、浴びせ倒しをしたアカマツが(胸高直径30cm、樹高約20m)が落下し、激突されたものと推察される。

宮崎県 2022年05月14日 男性 30代 3年 徒歩で移動中

皆伐現場において、チェーンソーによる伐木作業を行うため、被災者が伐採箇所周辺を徒歩で移動していたところ、他の広葉樹にかかり木状にかかっていたと思われる風害木コジイ(胸高直径36cm、樹高16m)の下を通過していたとき、突風が吹き、このコジイが外れて幹(元口から6.3m、直径30cm)が被災者の腰部に激突したものと推定される。

秋田県 2022年06月15日 男性 72歳 20年以上 伐倒作業

被災者はスギ立木(胸高直径50cm、樹高27m)を伐倒するため、受け口、追い口を切り、くさびを2個打ち込んだが倒れないことから、それを見ていた小川を挟んで対岸にいた木材グラップル機の運転者が、伐木現場に近寄り、末口径26cm、長さ10mのスギ丸太を木材グラップル機のアタッチメントで掴んで当該スギ立木を押し倒そうとした際に、掴んでいたスギ丸太が下方にずれ下がり、真下にいた被災者に激突した。

高知県 2022年06月22日 男性 85歳 不詳 伐倒作業

皆伐予定現場において、機械集材装置を架設するため主索直下となる立木を被災者が伐倒中に、何らかの理由で被災者の山側(背面)の立木が根株ごと被災者の方へ倒れ、被災者の前方にあった切り株と、倒れてきた立木に挟まれた。(詳細は不明)

岩手県 2022年07月11日 男性 74歳 不詳 伐倒作業

伐倒者がスギ立木Aを伐倒したところ、つる絡みとなっていたため倒れなかった。
そのためつるの繋がっているもう一方のスギ立木Bを浴びせ倒そうとして受け口、追い口を切り、くさびを打って伐倒しようとしたが、それも他のアカマツからのつるが絡まっており倒れなかった。
そのため、伐倒者は、近くで作業をしていた車両系木材伐出機械であるザウルスの運転者に依頼し、2本目に伐倒したスギ立木を引き倒そうとした。
ザウルスが力を加えた瞬間、アカマツが幹の途中で折れ、スギ立木の周辺で作業を見ていた被災者に激突した。

宮崎県 2022年08月29日 男性 75歳 10年 伐倒作業

被災者は、同僚とともに伐倒作業に従事し、傾斜約37度の林内においてスギ(胸高直径38cm、樹高25m)を伐倒したところ、つる絡みとなっていた斜面上方に1.8m離れた枯損木(胸高直径12cm、樹高5m)が伐倒木に引っ張られ、被災者に激突し、その反動で被災者は斜面下方に約7.2m滑落した際、胸部を圧迫したものと推定される。

宮崎県 2022年08月31日 男性 35歳 12年 集材作業

被災者は、プロセッサで伐倒木(胸高直径26cm、樹高23m)を末口から作業道(終点)に引き上げ、更に元口を掴み直そうとトングを開き上部旋回体はそのままで、下部走行体を作業道終点の方向に移動したところ、路肩(作業道終点)から斜面約30度を約26m重機とともに回転しながら転落し、被災者は運転席から放り出されて頸部等を損傷したものと推定される。

長野県 2022年09月09日 男性 63歳 不詳 伐倒作業

チェーンソーを用いて、偏心したナラ(胸高及び伐根直径約40cm、樹高約25m)を伐倒していたところ、追い口切りの途中で幹が縦に裂け上がり、裂けた樹木が被災者に激突したものと推定される。
災害の目撃者はおらず、同僚が伐倒木付近で倒れている被災者を発見した。

宮崎県 2022年09月21日 男性 71歳 52年 伐倒作業

被災者は、傾斜約5度の林内において、ヒノキA(胸高直径24cm、樹高20m)を伐倒したところ予定した方向とは反対方向に倒れ、斜面斜め上方にあったエノキ(胸高直径48cm、樹高18m)にかかり木となった。
かかり木を処理しないまま、かかられているエノキの下方約3.2mにあるヒノキB(胸高直径36cm、樹高22m)を伐倒したところ、ヒノキBの倒れた振動でかかり木となっていたヒノキAがエノキから落下し始めたため、被災者は退避場所へ移動中にかかり木に激突され、頭部を損傷したものと推定される。

山梨県 2022年09月22日 男性 30歳 3年 集材作業

当日は、エンドレスタイラー式により上げ荷集材作業を行っていた。集材機は油圧2ドラム(胴)+エンドレス式インタ―ロック機構集材機で操作はリモコン式(手持ちコントロールボックス式)2台(土場+先山(リレー式))により行っていた。
搬器を先山(下方)に移動させるため、ホールバックラインを巻き取りながら下方に走行させていたが、ホールバックラインの巻取りが遅かったので、ホールバックラインがたるみ、途中の伐根に引っかかっていたにもかかわらず、これに気付かず、ホールバックラインを巻き取っていたため、ホールバックラインに張力がかかり、突如伐根から外れ、作業索の内角にいた被災者にホールバックラインが激突したものと推定される。

和歌山県 2022年10月08日 男性 52歳 24年 集材作業

皆伐作業現場で、ウインチ付木材グラップル機を使って伐倒木の下げ荷集材作業をしていたところ、運転中の被災者に斜面上方より原木が滑落し、キャビン側方から被災者に激突した。

宮崎県 2022年10月11日 男性 65歳 21年 崩土除去作業

被災者は、ドラグショベルで管理用作業道の崩土等の除去作業等を行っていたところ、路肩に近寄りすぎたため、作業道(幅員3.2m)から、重機ごと傾斜40度の斜面を約100m下方に転落し、被災者は重機が転落する途中でキャビンから投げ出され、約50m転落したものと推定される。

熊本県 2022年10月18日 男性 62歳 20年 造材作業

傾斜が30度の斜面において、伐倒したマツ(直径50cm、長さ約20m)をその下方で枝払い作業を行っていたところ、マツが斜面の下方へ転がってきて、被災者はマツの下敷きとなった。

山形県 2022年10月18日 男性 62歳 22年 集材作業

被災者は、斜面に横たわっているスギの伐倒木を斜面の下方の作業道上から木材グラップル機を用いて下向きに引き寄せて集材していた。材を引き寄せた際にその材に重なっていた他のスギの伐倒木(伐根径が70cm、長さは24~25m程度)が梢端部を先頭にして滑り落ち、キャビンの正面の防護柵に激突し、当該防護柵を内側に変形させ、運転していた被災者に激突した。
現場はすり鉢状の急傾斜地(45~50度)に加え、降雨の後で滑りやすい状況にあった。

東京都 2022年11月07日 男性 70歳 16年 盤台の撤去作業

当日は、盤台の撤去作業に従事。盤台は沢を挟んで林道と対岸に丸太を渡して設置しており、盤台の床材として用いられていた丸太を固定していたワイヤーを被災者が盤台の作業床に立ち、サンダーで切ったところ、被災者が立っていた丸太2本とその2本を支えていた1本の丸太が崩れ、立っていた被災者も一緒に4m下の沢へ墜落した。

北海道 2022年12月16日 男性 不詳 20年 伐倒作業

被災者は同僚と2人で、チェーンソーにより列状間伐を行っていたが、伐倒木(トドマツA、胸高直径26cm、樹高23m)がニレの木にかかり木となったものの、そのままにして別の木(トドマツB、胸高直径30cm)を伐倒していたところ、かかり木Aが落下し、しゃがんでいた被災者に激突した。

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