林業労働災害(死亡災害)速報一覧
2026年発生分(2026年02月19日現在)
都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。
2015年
| No. | 県名 | 発生日 | 性別 | 年齢 | 経験年数 | 作業種別 | 災害の概要 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 宮崎県 | 2015年01月16日 | 男性 | 51歳 | 伐倒(皆伐)、車両集材 | 伐採現場において、被災者がチェーンソーを使用してスギを伐倒したところ、伐倒したスギが近くの切株に当たり、退避していた被災者の方に跳ね、被災者は跳ねたスギと近くにあった立木との間に挟まれた。 | ||
| 栃木県 | 2015年01月24日 | 男性 | 45歳 | 伐倒 | 被災者は、同僚2人とヒノキの伐採作業に従事。ヒノキを伐採後、背後にあったクリの枯木(3本の株立ち状)が根こそぎ倒れ、被災者は頚部を激突された。 | ||
| 北海道 | 2015年01月26日 | 男性 | 64歳 | その他 | 被災者は、森林調査のため、同僚5人とともに造林地にて植栽木の枝払い作業を行っていたところ、一部の作業者が熊らしき黒い物体を発見して即座に避難したが、被災者だけ見当たらなかったため現場付近を捜索したところ、被災者が熊の巣穴付近でうつ伏せの状態で倒れているのを発見された。 | ||
| 静岡県 | 2015年01月27日 | 男性 | 76歳 | 伐倒 | 被災者は、3人で伐倒作業に従事。1人がチェーンソーによる伐倒、もう1人が通行人等の監視、被災者がチルホールを担当しており、伐倒木が倒れ始めたので監視していた者が被災者に逃げるよう指示したが、被災者は伐倒木が倒れる方向に逃げたため、伐倒木に被災者が激突された。 | ||
| 栃木県 | 2015年02月13日 | 男性 | 32歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は、同僚と2人で間伐作業に従事。集合時間になっても被災者が現れなかったため、同僚が作業現場に向かったところ、うつぶせで倒れている被災者を発見した。なお、被災者のチェーンソーが、倒れていた場所から約17m上方にあった。 | ||
| 奈良県 | 2015年02月24日 | 男性 | 78歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は、玉切り作業に従事。作業者Aがクヌギ(樹高約20m、直径約30cm)をチェーンソーで山側に向けて伐倒しようとしたが、伐倒方向が変わり、被災者は伐倒木の先端に激突された。伐倒木の根元から被災者までの距離は13m、伐倒木の根元から先端までは19mあった。 | ||
| 山形県 | 2015年02月26日 | 男性 | 65歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は、スギの間伐作業に従事。伐倒木(樹高26.8m、胸高直径30cm)の下敷きとなっているのを発見された。 | ||
| 山梨県 | 2015年02月27日 | 男性 | 36歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は、林道上で重機運搬車の荷台から木材グラップルを下ろしている最中、荷台から同機械が滑り落ち、林道脇の沢に同機械ごと墜落して、途中にあった岩石に被災者の頭部が激突した。 | ||
| 石川県 | 2015年04月04日 | 女性 | 65歳 | 造材作業 | 作業班4人で地ごしらえ作業中、伐倒者がナラ立木を伐倒したところ、枝が触れていたナラ立木の地上8~9mの箇所が折れて落ち、伐倒者より2.6m後方に片づけのため待機していた被災者が激突された。 | ||
| 鹿児島県 | 2015年04月13日 | 男性 | 57歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は、同僚4人で皆伐作業に従事。作業者Aが伐倒したスギ(樹高約20m、胸高直径約30cm)が想定と異なる方向に倒れ、10m下方で伐倒作業をしていた被災者が激突された。 | ||
| 岐阜県 | 2015年04月15日 | 男性 | 44歳 | その他(雪害木の除去) | 被災者は、同僚1名と林道の倒木除去作業に従事。被災者は、倒木の根元を切断したあと、同僚が木材グラップルで倒木を固定し根元と反対側の樹幹部分を切断したところ、切断した幹が被災者側に跳ね、被災者は頭部を激突された。 | ||
| 北海道 | 2015年04月30日 | 男性 | 66歳 | その他 | 被災者は、樹木に固定した長さ6m弱の梯子に上り、幹にかけた滑車を介して、チェーンソーにより上部で切断した幹等を下ろす作業で、幹にくさびを打ち込んでいたところ、幹が折れ始め、これをかわそうとして梯子を降りようとする際に足を踏み外して 約5.4m墜落した。保護帽は着用していたが、安全帯の着用はなかった。 | ||
| 福島県 | 2015年05月02日 | 男性 | 32歳 | その他(測量) | 被災者は、測量作業において、メートル縄とポールを両手に持ち、次の測量点に移動しているとき、斜面から転落した。 | ||
| 山形県 | 2015年06月05日 | 男性 | 81歳 | 伐倒作業(皆伐) | 被災者は、くるみの立木を伐採しようとチェーンソ-で受け口を作っていたところ、高さ5mの位置から長さ5mの腐食した枝が落下して、激突された。 | ||
| 京都府 | 2015年07月01日 | 男性 | 80歳 | 伐倒(択伐) | 被災者は、択伐作業に従事。かかり木が発生したため、斜面側方に位置する木で浴びせ倒そうとしたが当該側方の木自体が倒れず、斜面下方の別の木を伐倒し2本の木を浴びせ倒そうとしたが、当該下方の木の枝が上側方の木の枝に接触してかかり木となった。このため、下方の木をけん引すべくチルホールを準備中、下方の木が倒れ、側方の木も倒れて下方の木に当たって斜面を転がり、退避途中の被災者に激突した。 | ||
| 山形県 | 2015年07月28日 | 男性 | 21歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は林内作業車でチェーンソーを休憩小屋まで取りに向かったが、昼時間近くになっても姿が見えないことから同僚が作業路付近を捜索したところ、被災者が林内作業車のクローラ部分と地表に挟まれているのを発見した。数度のスイッチバックを繰り返し、平坦な作業路をバックで走行中、発生現場の状況から谷側の路肩をはみ出して、バランスを崩し、沢を13m転落したものと推測される。 | ||
| 愛知県 | 2015年07月29日 | 男性 | 59歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は、3人で班を編成して朝のミーティング後に単独で伐り捨て間伐作業に従事していた。夕方の集合時間に下りてこないため、同僚が探しに行ったところ、仰向けに倒れている被災者を発見した。災害発生現場の状況から、間伐対象木に枯れマツが折れてかかった状態になっており、対象木の伐採と同時に枯れマツが落下して被災者に当ったものと推定される。 | ||
| 岩手県 | 2015年08月18日 | 男性 | 66歳 | 伐倒 | 被災者は、スギ(胸高直径23cm、樹高13m)をチェーンソーで伐倒した際、枝がらみのマツの枯れ枝(長さ3m)が被災者の頭部に落下した。 | ||
| 鳥取県 | 2015年08月31日 | 男性 | 28歳 | 伐倒(間伐) | 間伐作業中、伐倒した立木が予定の方向からずれて倒れ、退避中の被災者に激突したものと推測される。被災者は伐倒木先端の位置より下方の斜面で発見した(被災者は、災害発生後治療を受けていたが、10月に死亡した。)。 | ||
| 鳥取県 | 2015年09月01日 | 不明 | 伐倒作業 | 間伐作業に伴う作業道伐開作業において、被災者は単独で伐木作業中、斜面にうつ伏せになって倒木の下敷きになっているところを発見された。現場の様子から、被災者が伐倒した立木が予期せぬ方向に倒れたことにより被災したものと推定される。 | |||
| 鹿児島県 | 2015年09月02日 | 男性 | 26歳 | 伐倒 | 朝のミーティングの後、被災者はチェーンソーを持ち、一人で伐採箇所に向かう途中、斜面で足を滑らせ、胸部を立木に激突し被災した。 | ||
| 秋田県 | 2015年09月07日 | 男性 | 67歳 | 枝切り | 被災者は、ケヤキ(胸高直径70cm、樹高20m)を伐倒するため、高さ10.7mまで登り枝切り作業中、次の枝を切るため少し高いところに登ろうと、立木に回した安全帯(規格外)のランヤードのロープを移動させようとした際、安全帯のベルトのバックル部分が外れて転落した。 | ||
| 山口県 | 2015年09月07日 | 男性 | 38歳 | 伐倒 | 伐倒者がスギをチェーンソーで伐倒しようとしたところ、想定した方向とは異なる方向に倒れ、別の場所にいた被災者の頭部に激突した。 | ||
| 北海道 | 2015年09月08日 | 男性 | 80歳 | 伐倒 | 伐採現場において、被災者が木の下敷きになり倒れているのを、同僚が発見した。災害発生現場の状況から、被災者が木を伐倒した際に、伐倒した木にかかっていた木(風倒木)も倒れたため、かかっていた木の下敷きになったと推定される。 | ||
| 大分県 | 2015年09月09日 | 不明 | 61歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は、同僚2人とともに伐倒作業に従事していた。作業道沿いの林縁木のスギA(樹高26m、直径40cm)を山側に倒そうと同僚が受け口と追い口を切り、被災者はグラップル機のウインチで巻いていたところ、つるがらみとなっていた隣接木のスギBが根元から倒伏し、ウインチで倒そうとしていたスギAに倒れかかり、伐倒方向が変わり被災者の方へ倒れ激突された。 | ||
| 山梨県 | 2015年09月16日 | 男性 | 76歳 | 伐倒 | 被災者は、伐倒作業に従事。近くの曲がり木を足場にして、チェーンソーで道路上部斜面のケヤキを伐倒した際、チェーンソーがケヤキの樹皮にひっかかり、抜こうとしたところ、その後急に抜けたため、バランスを崩して、約7m下の道路に墜落した。 | ||
| 岐阜県 | 2015年09月30日 | 男性 | 71歳代 | 伐倒 | 被災者は、単独で伐採作業を行っていた。被災者と連絡が取れなくなったため同僚が探したところ、伐採した木の横で横たわっている被災者を発見した。被災原因は目撃者がいないため不明であるが、被災者は、右わき腹に擦過傷があり、肋骨を骨折していたことから、伐倒した木や切り株等に激突したことなどにより、被災者が負傷したと推察される。 | ||
| 岡山県 | 2015年10月01日 | 不明 | 運搬作業 | 山で伐採・造材されたヒノキを7tトラックに積み込んで市場まで運び、市場内の材木置場で停車、荷台横でヒノキを押さえていたラッシングベルトを外したところ、最上部(高さ約3m)にあったヒノキ1本(直径約25cm、長さ約3m、重量約130kg)が落下した。 | |||
| 岩手県 | 2015年10月03日 | 男性 | 57歳 | 造材・車両集材作業 | 木材を集材車に積み込むため、グラップルで木材をつかみ上げ旋回させたところ、検材中の被災者が木材を抱きかかえたまま木材とともに空中を旋回した。グラップルの運転者が気付いて旋回を止めたところ、被災者は斜面を15mほど転落した。 | ||
| 岡山県 | 2015年10月15日 | 男性 | 48歳 | 伐倒 | もみの木(胸高直径80cm、樹高25m)をチルホールでワイヤを引っ張りながら伐倒していた。木が倒れていく途中、ワイヤがたわみ始めたが、当該ワイヤが他の木の枝に引っ掛かったため、たわんでいたワイヤが一気に張り、ワイヤ近くにいた被災者はワイヤに飛ばされ、木に激突した。 | ||
| 秋田県 | 2015年10月17日 | 男性 | 48歳 | 搬出路作設 | 被災者は、同僚6名と広葉樹伐採作業に従事し、重機(ドラグショベルに似たつかみ併用のバケットを装着した機械)を運転して木材搬出路の造成作業を行ったところ、急斜面の路肩が崩れて機械ごと転落、約20m下の斜面途中の立木に逆さまの状態で止まったが、支えていた立木が折れ、50m下まで転落した。 | ||
| 熊本県 | 2015年11月02日 | 男性 | 59歳 | 車両集材 | 被災者は、造材した丸太の集材作業に従事。フォワーダ(積載荷重10t)で丸太を運搬中、急勾配の作業道からフォワーダと共に約15m転落し、車外に投げ出された。 | ||
| 鹿児島県 | 2015年11月05日 | 男性 | 59歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は、11時10分頃同僚と作業の打ち合わせを行い、それぞれの現場に向かった。11時40分頃、林地傾斜約31度の箇所でヒノキA(樹高16m、胸高直径28cm)に受け口及び追い口を入れ、伐倒を行った。この結果、つるがらみとなっていた斜面上方2.7m離れたヒノキB(樹高14m、胸高直径16cm)が引っ張られて根倒しとなり、追い口切りを終え、チェ-ンソ-を抜いた直後に背中を直撃され、その下敷きとなったものと推定される。 | ||
| 岩手県 | 2015年11月14日 | 不明 | 62歳 | 伐倒 | 被災者は、同僚6人とともに8時頃より伐採作業を開始、14時40分頃、伐倒木(樹高約20m、胸高直径約30cm)の下で仰向けに倒れているのを発見した。 | ||
| 宮崎県 | 2015年11月16日 | 不明 | 72歳 | 車両集材 | 被災者は、同僚1人とともに伐倒木の搬送・集積作業に従事。ドラグショベルのバケット部分のフックにワイヤロープを掛け、伐倒木に玉掛けして地引で搬送・集積を行っていたところ、作業路の奥で伐倒木の玉掛け作業を行っていた被災者が、地引していた伐倒木と山側法面との間に挟まれた。 | ||
| 北海道 | 2015年11月25日 | 男性 | 59歳 | 伐倒(間伐) | 被災者は、同僚3人とともに伐倒作業に従事していた。被災者は、30度ほどの斜面での伐倒作業中、胸高直径26cm、樹高8mの欠頂木と思われるトドマツの先端部の下敷きとなり、ヘルメットが割れた状態で発見した。被災場所は、伐倒木の受け口方向であった。付近の状況から、欠頂木は伐倒したときに折れたものではなく、すでに欠頂していたものと推定される。伐根は、受け口が浅く(4cmほど)、追い口にチェーンソーが挟まった跡があり、その時点では、追い口方向に重心があったものと思われるが、何かの原因で受け口側に倒れてきたものと推測された。 | ||
| 宮崎県 | 2015年12月09日 | 男性 | 67歳 | 伐倒(皆伐) | 被災者は、同僚1人とともに伐倒作業に従事していた。同僚が緩やかな斜面(5~15度)上部で、スギを伐倒したところ、伐倒位置からは見えない斜面下部の林道を歩いていた被災者の右頭部に、伐倒木の梢端部(先端から約2mの部分)が激突した。 | ||
| 秋田県 | 2015年12月10日 | 男性 | 67歳 | 伐倒(皆伐) | アカマツの伐採現場において、アカマツ立木Aを伐倒したところ、つるがらみにより途中で止まったため、つるがからんだアカマツ立木Bを倒そうと受け口を切り終えた後、追い口切りをしていたときつるが切れ、その反動でBの中央付近から伸びた枝(長さ約9m、最大直径13cm、重さ63kg)が被災者側に折れて落下して、被災者の背中に激突した。 |