林業労働災害(死亡災害)速報一覧

2026年発生分(2026年02月19日現在)

都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。

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2023年

No. 県名 発生日 性別 年齢 経験年数 作業種別 災害の概要
北海道 2023年01月14日 男性 69歳 10年 集材作業

被災者はチェーンソーを使い、集積された被害木の根株を切断する作業を行っていたところ、付近で別の被害木の集積作業を行っていた木材グラップル機の運転者が被災者に気付かないまま、別の被害木を移動させるために、当該被害木を木材グラップル機でつかんで左旋回したところ、つかんだ被害木の先端が被災者の頭部に激突した。

京都府 2023年02月01日 男性 49歳 不詳 伐木作業

山林内で伐採作業中、枯損木(根元直径57cm)が根起こしして倒れて被災者に激突し、同僚が下敷きになっている被災者を発見した。

茨城県 2023年02月06日 男性 45歳 不詳 枝打ち作業

被災者2人は雑木林で高所作業車のバケットに乗り高さ約10mの箇所の雑木の枝打ち作業をしていたところ、高所作業車が前方方向に倒れ、被災者2人が地上に投げ出された。

茨城県 2023年02月06日 男性 38歳 不詳 枝打ち作業

2023-3の災害により死亡

三重県 2023年02月22日 男性 56歳 31年 造材作業中

被災者が伐倒木の枝払い作業中に、斜面上方で他の作業者が枝払い作業をしていた伐倒木に杭止め等がされていなかったため、当該伐倒木が滑落し被災者に激突した。

北海道 2023年03月03日 男性 60歳 28年 伐倒作業

被災者は同僚3人でチェーンソーによる皆伐の伐倒作業に従事。沢沿いのセンノキ(胸高直径28cm、樹高13m)の追い口を切ったところ、当該木が約3.6mの高さまで避け上がり、元口側が被災者の脇腹に激突し、その後落下して下敷きになった。受け口は深さ、角度ともに浅く、追いづる切りを行っていなかった。

秋田県 2023年03月15日 男性 37歳 14年 伐倒作業

被災者と同僚2名でナラの伐倒作業に従事。作業終了時間になっても被災者が戻らないことから、同僚が捜したところナラの下敷きになっている被災者を発見した。
被災者は、ナラ立木(伐根直径52cm)に深さ12cmの受け口を角度50度程度で切り、追い口切りをしていた際、追い口面から3.7m程裂け上がり、その後落下して被災者に激突したものと推定された。

大阪府 2023年03月20日 男性 60代 30年 伐倒作業

道路開設予定地における支障木伐採作業において、30~50年生程度の雑木を伐倒し、下方既存道から集材するものであるが、下方には電線障害物があるため、高所作業車を使用して枝条と幹を切り下げた状態にしてから伐採していた。
斜面の立木の伐倒作業時に、伐倒対象木を上方に倒したところ、尾根の縁等に伐倒木が当り、そのはずみで伐木が跳ね返り、被災者が下敷きとなった。

群馬県 2023年03月20日 男性 69歳 0年 伐倒作業

被災者は同僚2名と伐倒作業に従事。同僚Aがスギ(胸高直径45cm、樹高21m)を谷側へ伐倒したところ、かかり木になったので、重機で引っ張るためにロープを掛けて、被災者には斜め上方の広葉樹の陰に退避するよう指示し、同僚Aは斜面上方に移動したところ、かかり木の枝が裂けるような音がして、スギが同僚Aと被災者がいる山側に倒れ、倒れたスギは被災者に激突した。

静岡県 2023年04月05日 男性 43歳 不詳 荷下ろし作業

丸太の集積場所で積載型トラッククレーンに積まれた丸太を荷台から降ろすため、被災者は自らアウトリガーを設置しクレーンを操作したところ、未舗装で地盤が柔らかかったため、クレーンが傾き、アウトリガーと集積されていた丸太との間に挟まれ死亡した。

熊本県 2023年05月15日 男性 69歳 12年 伐倒作業

立木の伐倒作業をしていた作業者が立木を谷側の下方に伐倒しようとしたところ伐倒方向が変わり、谷側横方向にいた被災者が伐倒木に激突された。

奈良県 2023年05月18日 男性 58歳 不詳 その他

伐木作業のため現場に入った被災者が斜面から12m転落し、頭部を強く打ち死亡した。被災者の周囲には伐木等は無く、災害発生時の状況を見ていた他の作業員もいないため、滑落した原因は不明。

鹿児島県 2023年05月22日 男性 54歳 2ヵ月 積み込み作業

木材グラップル機で伐倒木を走行集材機械に積み込む作業を行っていたところ、午後3時過ぎに同僚が作業道から転落した木材グラップル機と斜面に倒れている被災者を発見した。
被災者は伐倒木を走行集材機械に積み込む作業中にバランスを崩し、当該木材グラップル機とともに作業道から約30m転落したものと推定される。

熊本県 2023年07月07日 女性 71歳 35年 下刈作業

被災者は、同僚2人と下刈り作業中、蜂に右腕を刺されたものの、過去にも蜂に刺された経験があり、異常もなかったことから作業を続けたところ、徐々にショック症状が出現してきたので、他の作業員が所有していたエピペンを注射したが、呼吸困難となったため、救急搬送した。翌日の14時頃死亡した。

岩手県 2023年07月12日 男性 69歳 20年 作業道作設作業

被災者は、木材グラップル機を操作し、作業道を移動中に約80m転落し、運転席から放り出されてアームの付け根近くに横たわっていた。
作業道の作設作業は被災者の業務であったが、バックホーがあるのに、木材グラップル機を使用してそれを行っていた痕跡があり、木材グラップル機のアタッチメントを前方に伸ばし、それを支点に履帯の前部を持ち上げ、機体の方向を山側に移動させようとした際、バランスを崩し斜面を転落したものと推定される。

北海道 2023年07月13日 男性 84歳 50年 伐倒作業

被災者は間伐作業地において、同僚4人でチェーンソーを使い、伐倒作業を行っていた。トドマツ立木(胸高直径28㎝、樹高22m)を伐倒し、退避しようとしたところ、何らかの原因で、伐倒木から約4mのところに立っていたカバ枯損木(胸高直径26㎝、樹高15m)が高さ約4mの位置から折れ、一部(長さ2.6m)が落下し、被災者の首の後ろ側に激突した。

宮城県 2023年07月27日 男性 77歳 16年 伐倒作業

被災者は、スギ人工林皆伐作業地において、一人で伐木作業に従事していた。チェーンソーを使用して傾斜40度の急斜面で立木A((胸高直径約40cm)を伐倒したところ、Aとつるがらみとなっていた立木B(胸高直径約20cm立木Aから約2m離れた斜面上部に位置していた。)が引っ張られ根むくれを起こし被災者に激突した。

兵庫県 2023年08月08日 男性 50歳 6年 伐倒作業

被災者は間伐作業地において、同僚2名と伐倒作業を行っていた。同僚の一人がスギ立木(樹高約27m)をチェーンソーを使用して受け口を切り終えた時点で、被災者へ合図し、次に追い口を切りクサビを使用して伐倒したところ、木が傾き始めた伐倒方向に被災者を発見したため、大声を掛けたが被災者に激突した。

北海道 2023年08月11日 男性 49歳 27年 その他

被災者はハーベスタで伐木作業に従事していた。被災者は休憩をしようとハーベスタを停止させたところ、運転席に侵入した蜂に刺され、意識混濁となった。エピペンは所持していたが使用されなかった。

愛媛県 2023年08月17日 男性 68歳 14年 伐倒作業

林道開設工事において、被災者がチェーンソーにより掘削法面上の立木を伐倒(以下、伐倒木①という。)したところ、伐倒木①が他の立木(以下、立木②という。)にかかり木となり立木②が根元から倒れ、さらに立木②が別の立木(以下、立木③という。)にかかり木となったことで 立木③が根元から被災者の方向に倒れ、立木③の上部が被災者の頭部に激突した。

和歌山県 2023年09月11日 男性 61歳 19年 風倒木処理作業

被災者は、皆伐作業地において同僚3人と伐木作業に従事していた。被災者は伐倒予定の立木の根本付近に横たわる風倒木を取り除くため、当該風倒木をチェー ンソーで切り分けて斜面下へ落とすこととした。被災者は根株と幹を切り離したが、根株が動かないことから、切り離した幹をさらに鋸断しようと、根株に上に乗って、作業を始めようとしたところ、根株とともに斜面を転落し、胸部を強打した。

山口県 2023年09月26日 男性 56歳 1年 作業道作設作業

伐木等機械等を用いて作業道作設中に路肩から斜面を約50m当該機械ごと転落し、転落途中に被災者は投げ出されて死亡した。

石川県 2023年10月11日 男性 64歳 不詳 伐倒作業

高さ20mの杉の木をクレーンで吊るし切り作業中、被災者はスギ立木のてっぺんから2~3メートルのところに玉掛用のロープを設置し、スギの木の中間地点の10m付近までザイルを使って、チェーンソーで枝(付近の民家の反対側の枝)を払いながら下りてきた。(垂直降下)
スギの木の高さ10mの中間地点で、ザイルを回収し、U字つり用胴ベルトを使い降下しようとしたところ地上まで墜落した。

東京都 2023年11月14日 男性 49歳 4年 集材作業

機械集材装置の搬器にワイヤロープを用いて伐採した木材を荷掛けし、主索の巻取りを開始したところ、吊り荷の木材の一部がはずれて山の斜面を転がり落ちたため、一旦停止した。その後、吊り荷の状況を目視で確認し、再度巻取りを開始したところ、吊り荷を吊っていたワイヤロープが切れ、その反動で作業索(引戻索10mm)が被災者に直撃した。

宮崎県 2023年11月20日 男性 65歳 40年 伐木作業

被災者はヒノキ等人工林において、同僚3人と皆伐作業に従事していた。被災者は傾斜約20度の斜面の林縁近くにあるヒノキ(伐根直径22cm、樹高15m)を自身が運転する木材グラップル機を使い斜面下方の田畑に倒れないようにするため、当該ヒノキの斜面横下側に下部走行体を斜面下部に向け、設置した。同僚がチェーンソーを使って受け口切り、追い口切りを行って退避した後、木材グラップル機のブーム・アームを伸ばし木材グラップル装置を開いて当該ヒノキ(地面から6mの箇所)にあて、斜面斜め上側に押し倒したところ、木材グラップル機がバランスをくずして約8m転落、横転して立木に激突し、被災者は運転席から投げ出された。

岩手県 2023年11月27日 男性 69歳 3年 伐木作業

作業道上に木材グラップル機(ウインチ付き)が稼働し、被災者は作業道下方でウインチの荷掛け作業を担当し、作業道を挟み、その上方で他の作業者がチェーンソーによりカラマツを伐倒していた。
木材グラップル機の運転者が休憩後、被災者の姿が見えないことを不審に思い、グラップル装置で伐倒木を掴んで集材してみたところ、倒れている被災者を発見した。
作業道下方の斜面が急勾配でチェーンソー作業者からは、被災者が視認できない状況で伐倒したところ、立木の先端が激突したと推定される。

宮崎県 2023年11月28日 男性 50歳 2年 伐倒作業

被災者は森林作業道の下側傾斜30度にあるスギ3本を伐木し、同僚Aは、作業道から木材グラップル機にて掴み集材し、土場まで運搬することとし、同僚Aは被災者から3本目を伐倒し退避場所から無線機による集材の合図があったので、スギCを集材運搬し、集材箇所まで引き返してきたが、森林作業道に上がってくるはずの被災者の姿が見当たらなかったので、周辺を探したところ、スギCの伐根から約3.9m離れた広葉樹(胸高直径10cm)の横にうつ伏せに倒れている被災者を発見した(原因は調査中)。

徳島県 2023年12月11日 男性 66歳 4ヵ月 境界標示作業

9時頃一人で事務所を出発し、境界標示作業に従事。夕方帰社予定時間になっても連絡がないので携帯電話に連絡するもつながらなかったので、2班に分かれて現場に確認に向かった。公用車を発見するも見当たらず警察、消防に連絡して捜索したが発見できず。
翌日12日に消防団の協力を得て50人体勢で捜索したが発見できず。
13日100人体勢で捜索して11時頃に発見し、防災ヘリで病院に輸送し死亡を確認した。
検死の結果、転落により下顎部を強打し脳幹損傷により死亡したと思われる。

宮崎県 2023年12月25日 男性 44歳 4年 集材作業

被災者は木材グラップル機による地拵えを行うための作業道作設と並行して地拵え作業を行っていたところ、何らかの原因で斜面から木材グラップル機ごと転落(斜距離31m、傾斜32度)し、車外に投げ出されたものと推定される(詳細は不明)。

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