林業労働災害(死亡災害)速報一覧

2026年発生分(2026年02月19日現在)

都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。

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2025年

No. 県名 発生日 性別 年齢 経験年数 作業種別 災害の概要
北海道 2025年01月07日 男性 51歳 10年 集材作業

被災者は、同僚2人とカラマツ人工林の皆伐作業に従事していた。被災者がチェーンソーを使い伐倒したホオノキ(伐根直径40cm、樹高22m)を同僚が木材グラップル機を使って作業道に引き上げようとしたところ、当該機械のアーム又は掴んでいた伐倒木が被災者の腹部に激突した。

長崎県 2025年01月07日 男性 63歳 7年 伐倒作業

チェーンソーの音がしなくなり、無線による連絡に応答がなかったため、同僚が不審に思い、被災者が作業している場所へ行ったところ、伐倒されたモミ(根元直径41cm、樹高20m)の近くに倒れていた被災者を発見した。
なお、伐倒木の追い口は受け口の水平切りの位置より低く、切り残し(つる)はなかった。

北海道 2025年01月08日 男性 75歳 19年 伐倒作業

被災者は、同僚8人とトドマツ人工林の間伐作業を行っていた。被災者が、伐倒予定のトドマツAの伐倒方向にあるシラカバ(伐根直径38cm、樹高22m)をチェーンソーを使って伐倒したところ、トドマツBにかかってかかり木となった。その後、被災者は体調不良となり、その場にとどまっていたところ、かかり木(シラカバ)が外れてトドマツCに当たり、その反動でかかり木(シラカバ)の元口が跳ね上がり被災者に激突した。

山口県 2025年01月25日 男性 65歳 伐倒作業

作業者2人で伐倒作業中、被災者が斜面の立木(直径24cm、樹高約22m)をチェーンソーを使って伐倒していたところ、伐倒木に激突され下敷きになった。

熊本県 2025年02月04日 男性 74歳 3年 伐倒作業

被災者は同僚と伐木造材作業に従事。同僚は被災者へ2本目の立木の伐倒が済んだら枝打ち作業を行うよう指示した後、チェーンソーを使って3本の立木の受け口をつくった。同僚が「伐るぞ」と声をかけ、1本目に追い口を入れて伐倒した後に、被災者は被災箇所へ移動していた。そして、同僚が「伐るぞ」と声をかけて、2本目に追い口を入れて伐倒したところ、当該伐倒木が、既に1本目の伐倒木の枝打ち作業を行っていた被災者に激突した。

群馬県 2025年02月05日 男性 48歳 20年 伐倒作業

被災者はチェーンソーを用いてナラ(胸高直径30cm)を伐倒したところ、別のナラとサクラの木にかかり木となった。このかかり木の処理として、かかられているサクラを伐倒しようとしていたところ、かかられているナラが地面から約4mの箇所で幹折れし、かかり木となっていたナラとともに落下し、被災者に激突した。

北海道 2025年02月20日 女性 79歳 14年 伐倒作業

被災者がチェーンソーを使って傾斜地(約20度)にあるヤチダモ(胸高直径28cm、樹高18m)を伐倒しようと受け口をつくり、追い口を切ったところ、追い口から幹が縦に裂け、裂けた木の元口部分が被災者に激突した。

北海道 2025年03月05日 男性 32歳 5年 伐倒作業

被災者は同僚のチェーンソーによる伐倒作業の補助としてクサビを打つ作業に従事していた。
同僚がスギ(胸高直径41㎝、樹高29m)の受け口、追い口を切り、被災者がクサビを打って伐倒していたところ、突風が吹き、予定した伐倒方向と反対方向に倒れ、既に伐倒されていた木に当たり、その反動で伐倒した木の元口が跳ねて退避していた被災者に激突した。

北海道 2025年03月12日 男性 63歳 17年 伐倒作業

被災者は同僚2名とスギ人工林の伐倒作業に従事していた。被災者がチェーンソーによりスギ(胸高直径29㎝、樹高23m)を伐倒したところ、かかり木になっていた木に当たり、その反動で伐倒した木の元口が跳ねて横すべりし、退避していた被災者に激突した。

福島県 2025年03月27日 男性 77歳 10年 集材作業

被災者は同僚1名と集材・運材作業に従事していた。
被災者は運材作業を終え、木材グラップル機で作業道周辺の枝払い済の伐倒木の集材作業を行っていたところ、路肩に枝払い後の枝が集積されていたことなどから、路肩部分でバランスを崩して木材グラップル機とともに転落したと推定される。

鹿児島県 2025年04月09日 男性 53歳 17年 伐倒作業

被災者は同僚4名とチェーンソーによるヒノキの伐木造材作業に従事していた。
同僚がチェーンソーの燃料を取りに行く時に被災者の作業箇所からチェーンソーの音が聞こえないことから不審に思い確認したところ、根元から倒れているヒノキ(胸高直径20㎝、樹高17m)が腰付近に覆い被さり、うつぶせになっている被災者を発見した。伐倒木と上方でつる絡みになっていたヒノキが引っ張られて倒れ、被災者に激突したものと推定される。

徳島県 2025年04月15日 男性 40歳 不明 伐倒作業

被災者は同僚数名と立木の伐木作業に従事していた。
被災者が立木を伐倒したところ、幹が裂け、激突したものと推定される。

大分県 2025年04月21日 男性 45歳 不明 伐倒作業

皆伐作業地において、被災者は伐木作業、他の1名はフェラバンチャによる伐倒木の集材作業に従事していた。
被災者がスギ(胸高直径約46cm、樹高約30m)を伐倒したところ、伐倒方向がずれ、その方向にあった岩に当たって元口が跳ね上がり、退避していた被災者の背部に激突したものと推定される。

大分県 2025年06月16日 男性 63歳 2年 伐倒作業

被災者はスギ・ヒノキのつる(蔓)切り作業に従事していた。作業中に枯損木があったためチェーンソーにより伐倒したところ、枯損木は隣接木とつるがらみになっていて倒れずに途中で折れ、つるにからんで空中で揺れていた先端部がさらに折れて飛来し、被災者の頭部に激突した。

静岡県 2025年07月10日 男性 64歳 13年 伐倒作業

被災者はフォワーダによる集材作業、同僚は伐木作業に従事していた。
被災者は集積場所へ作業道上を運転席から上半身を乗り出して進行方向を視認しながら後進走行していたところ、同僚が伐倒した伐倒木の枝が被災者の頭部に激突した。
被災者は、保護帽を着用していなかった。

兵庫県 2025年07月15日 男性 20歳 1年 伐倒作業

被災者は同僚と伐木作業に従事していた。被災者がスギ(胸高直径36㎝、樹高29m)の追い口を切ったところクサビが機能せず、伐倒木が伐倒方向と逆の斜面上方に傾き、隣接木にかかり木となった。
別の同僚が木材グラップル機のウインチロープで伐倒木を斜面下方に牽引したところ、今度は本来の伐倒方向の隣接木にかかり木となり、ウインチの繊維ロープが切れ、かかり木が外れて退避していた被災者に激突した。

秋田県 2025年08月19日 男性 62歳 8年 下刈作業

被災者は同僚6名と下刈作業に従事していた。作業地を移動するため林地傾斜50 度の斜面を移動中に上方に岩があり、岩を避けて登っていたところ、何かの原因で滑落し、約1m 下の別の岩に頭部が当たり被災した。なお、ヘルメットは着用していた。

宮城県 2025年09月08日 男性 33歳 15年 運材作業

被災者は、造材した丸太をフォワーダにより運材する作業に従事していた。
荷を卸し空荷の状態で下り傾斜の作業道を後進していたところ、スイッチバックの転換箇所の端に丸太を打ち込んで設置した転落防止柵を突き破ってフォワードとともに約40m下へ転落した。

岡山県 2025年09月 男性 不明 不明 その他作業

被災者は、車両系木材伐出機械を運転し、舗装道路上にある回送車に積み込む作業を行っていたところ、回送車のアウトリガーの接地路面が陥没して回送車の車体が傾き、車両系木材伐出機械とともに谷へ転落した。

宮崎県 2025年09月15日 男性 60代 8年 伐倒作業

被災者は同僚1名と伐倒作業に従事していた。
同僚がスギ立木(胸高直径52cm、樹高約22m)の受け口、追い口を作り、クサビを打ち込んだところ倒れ始めたが、予定していた伐倒方向が左側に約40度変わり、約20m離れた斜面下方で伐倒作業をしていた被災者に当該伐倒木の梢端部が激突した。

愛媛県 2025年09月30日 男性 71歳 50年 作業道作設作業

被災者は一人で伐木等機械(フェラーバンチャ)を操作して山林内で作業道を開設する作業を行っていた。
被災者が帰社しないため、同僚が作業現場へ行ったところ、何らかの原因で当該機械とともに約15m下方へ転落し、キャビン内にいた被災者を発見した。

滋賀県 2025年10月14日 男性 70代 不明 運材作業

被災者は伐倒木を持ち上げるため、伐倒木の下に棒を差し込み、別の伐倒木に左足を載せて力をいれたところ、左足を載せていた伐倒木が動き、バランスを崩して転倒した際に左足を載せていた伐倒木に左足と臀部を強打した。

高知県 2025年12月15日 男性 63歳 28年 集材作業

被災者は機械集材装置による木材の搬出作業において、土場で集材木の荷外し作業に従事していた。集材木(広葉樹の偏心木)を土場に停止させたところ、その反動で集材木が回転し、停止場所へ誘導していた被災者の顔面に激突した。

大分県 2025年12月20日 男性 46歳 3年 造材作業

被災者は同僚とともに集造材作業に従事していた。被災者は土場で玉切りのための測尺(線引き)及びチェーンソーによる玉切り作業を行っていたが、測尺が終了したことからチェーンソーを取りに行って造材作業に戻るところ、造材済みの丸太を集積するため後進していた解体用の車両系建設機械に轢かれた。

岩手県 2025年12月27日 男性 82歳 55年 伐倒作業

被災者は皆伐箇所において一人でチェーンソーによる伐倒作業に従事していた。被災者はスギA(胸高直径26㎝、樹高約28m)を伐倒したところ、沢向いの斜面のスギB(胸高直径30㎝、樹高約22m、欠頂木)が何らかの原因で根むくれを起こして倒れ、被災者に激突したと推定される。

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