林業労働災害(死亡災害)速報一覧

2026年発生分(2026年02月19日現在)

都道府県、林災防支部、地方駐在安全管理士からの報告を取りまとめたものです。
類似災害の発生を防止するために公表しているものです。
調査結果により、後日掲載内容の削除、内容の修正を行うことがあります。

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2021年

No. 県名 発生日 性別 年齢 経験年数 作業種別 災害の概要
岩手県 2021年01月28日 男性 75歳 伐倒・造材作業 被災者は同僚と2人で午前中雑木林を伐採し、薪を作る作業に従事。その後、一人はトラックの車内で昼食を、もう一人は薪をトラックに積む作業を交代で行った。昼食後、被災者が具合悪そうに薪の上にしゃがみ込んだため、同僚は今薪を運んで戻ってくるので、被災者に少し休むように指示し、10分後に現場に戻ったところ、被災者は横たわっていたため、家に戻って電話で救急車を要請した。原因は不明であるが、硬膜外出血が死因であり、頭蓋骨骨折もあることから、作業中に何らかの原因で外傷を受けたものと推察される。
石川県 2021年02月02日 男性 36歳 伐倒作業 樹木の伐採現場において、被災者は同僚と分担して一人で伐倒作業を行っていた。枯れ木を伐採した際、隣接木にかかり木となったことから、元玉切りによりかかり木処理を行ったところ、かかり木の上部が滑り落ち、頭部に激突したものと推察される。
鹿児島県 2021年02月07日 男性 63歳 伐倒作業 被災者は2名で伐倒作業に従事。ヒノキ(胸高直径27cm、樹高13m)を重心とは反対の山側斜面に伐倒しようとして、被災者はチェーンソーによる伐倒作業を行い、同僚が解体用の車両系建設機械のアタッチメントの側面部分を、ヒノキに当て支えた状態で伐倒方向を調整していた。被災者が伐倒したところ、追い口と受け口の間のつるが残されていなかったことから、伐倒方向が変化し、当該伐倒木が被災者に激突したものと推察される。
青森県 2021年02月23日 男性 73歳 伐倒作業 被災者は、同僚A(木材グラップル機運転者)及び同僚B(被災者の伐倒作業の補助)と伐倒作業に従事。同僚Bが伐倒予定木(胸高直径52cm、樹高34.5m)の周囲の深さ1mの雪を除雪した後、受け口を切り、追い口を切り終え、木材グラップル機運転手に押すように合図を送り退避した。同僚Aは、木材グラップル機で伐倒方向に向かって押し始めたところ、材が傾き始めたので、押すのをやめて注視していた時、突風が吹いて伐倒方向が90度左側方向に変わって倒れたため、25m離れて目立てをしていた被災者に枝が激突した。
福井県 2021年02月24日 男性 48歳 伐倒作業 伐倒作業において、1人がチェーンソーで伐倒し、被災者は伐倒立木にワイヤロープをかけ、チルホールでけん引する作業をしていたところ、残していたつるが腐っていたため、つるが切れて被災者のいる方向に倒れ、伐倒木が激突して下敷きになった。
秋田県 2021年02月24日 男性 79歳 集材作業 同僚が運転するフォワーダの荷台に被災者が乗り目的地まで移動した。フォワーダは積もった雪(走行路面からの高さは約1m)の横に停車し、被災者は荷台からその積もった雪の上に降車し、その後、被災者はフォワーダの前方の走行路面上に転落したが、運転者はそのことを知らずに前進させたため、被災者がフォワーダに胸部を轢かれた。
北海道 2021年02月26日 不明 不明 その他 被災者は、林道脇の木材の仮置き場にて木材グラップル機を運転中、前方から乗用車が来たため、木材グラップル機を一旦、路肩に移動させたところ、横滑りを起こし、約50mの崖下に転落し、木材グラップル機の下敷きになった。
福島県 2021年03月11日 男性 66歳 伐倒作業 被災者は同僚と2人でチェーンソーにより伐倒作業に従事。同僚が伐倒する合図を行い、アカマツ(樹高24.5m、胸高直径32cm)を下方に伐倒したところ、退避していると思った下方の被災者に伐倒木の先端が激突した。なお、伐倒箇所から被災者の位置は見通せない状況であった。
京都府 2021年03月17日 男性 71歳 伐倒作業 被災者は、チェーンソーで雑木(樹高17.7m、胸高直径19cm)を谷側に伐倒したところ、つる絡みであったことから、伐倒木が宙に浮いた反動で後方に跳ね返り、被災者の顔面に激突した。
鹿児島県 2021年04月15日 男性 65歳 伐倒作業 伐倒作業において、被災者(くさび打ち作業)と同僚(チェーンソー伐木作業)の2人一組で伐倒作業を行っていたところ、同僚の伐倒したスギ立木(胸高直径50cm、樹高約15m)の伐倒方向が変わり、隣接している木に引っ掛かり、反動で伐倒した木が跳ね上がり、退避していた被災者に激突したもの。
岐阜県 2021年04月20日 男性 73歳 枝打ち作業 被災者は当日枝打ち作業に従事。被災者が休憩時間の10時になっても休憩小屋に来なかったことから、事業主が被災者の枝打ち作業をしていた場所に行くと、立木から転落した被災者が倒れていた。(詳細については調査中)
岩手県 2021年04月27日 男性 48歳 伐倒作業 傾斜35度の急斜面でスギを斜面横方向に伐倒したところ、前に倒した伐倒済みの木に当たり、その伐倒済みの木が滑落して被災者に激突したものと推定される。
宮崎県 2021年05月25日 男性 70歳 伐倒作業 被災者はスギ人工林の皆伐作業に従事。スギAを伐倒したところ隣接した広葉樹にかかり木となった。次に、つる絡みのスギB(直径22cm、樹高15m)のつるの根元を切って伐倒したところ、樹冠に這ったつるに引っ張られ、伐倒方向が変わり、スギAに当たった反動でスギBの元口が跳ね上がり、退避していた被災者に激突した後、既に伐倒していた伐倒木との間に挟まれ、胸部を圧迫され受災した。
岩手県 2021年06月09日 男性 79歳 伐倒作業 被災者はクリ林の皆伐作業に従事。斜面下方のクリを伐倒した際、 斜面上方の立ち枯れたクリの木の枝が絡まっていたため、二叉のクリの木が下方に引っ張られ、根むくれして被災者に覆いかぶさるように倒れて激突した。
静岡県 2021年06月10日 男性 66歳 草刈り作業 被災者は2名で山林斜面を刈払機で草刈作業を行っていた。被災者が倒れた瞬間を目撃したものはいないが、災害発生原因は、作業中に転倒したことにより頚髄を損傷し、窒息に至ったものと推定される。
宮崎県 2021年07月12日 男性 59歳 伐倒作業 被災者は傾斜40度の斜面でスギA(伐根直径60cm、樹高20m)を伐倒したところ、スギAとつるで絡んでいたスギB(胸高直径10cm、樹高12m、斜面の上部の約1.5mに位置)が根返りし、被災者に激突したものと推定される。
高知県 2021年07月19日 男性 31歳 集材作業 被災者は、スイングヤーダで間伐材の集材作業に従事。被災者が荷掛けした後、退避を確認したスイングヤーダの運転手がワイヤーの巻取りを開始したところ、集材木が10数年前に切り捨てされていた伐倒木に掛かって、跳ね上がり、被災者の頭部に激突した。
熊本県 2021年07月28日 男性 61歳 伐倒作業 スギの木を伐倒するため、被災者がチェーンソーを用いて受け口、追い口を切り、被災者が同僚のウインチを取り付けた木材グラップル機運転手に伐倒木に巻いたワイヤーを巻き上げるよう合図を送ったので、木材グラップル機の運転手は伐倒方向を定めつつウインチを巻き上げて伐倒したところ、被災者が伐倒木の下敷きになった。
青森県 2021年07月31日 男性 42際 伐倒作業 被災者はチェーンソーによる先行伐倒を実施していたが、近くの同僚がエンジン音が途絶えたことから不審に思い、近づいて確認したところ、伐倒したスギ立木(胸高直径52cm、樹高29m)に藤のつるが絡まっており、それに引っ張られて根むくれして倒れた背後のスギ(胸高直径32cm、樹高19m)の下敷きになっている被災者を発見した。
愛媛県 2021年07月31日 男性 43歳 集材作業 木材グラップル機の運転手が運転席に座り、エンジンを掛け、ロックレバーを解除した途端、木材グラップル機のブームが左に旋回し、アーム先端部が伐倒作業中の作業者に激突し、アーム先端部と立木に頭部を挟まれ被災した。
岩手県 2021年08月18日 男性 27歳 伐倒作業 カラマツ(A)伐根径40cmに受け口10cm、追い口17cm切ったところで、根むくれした状態でカラマツ(A)にかかり木状の木となっていたカラマツ(B)も一緒に倒れたところ、カラマツ(B)には斜面上方の木がつる絡みとなっていたため、退避した被災者に覆いかぶさるように倒れて激突したと推察される。
愛知県 2021年09月16日 男性 47歳 選木作業 伐倒木の選木作業中、被災者が時間になっても集合場所に現れなかったため捜索したところ、沢で倒れている状態で発見された。被災者の担当エリア内にシダに覆われた崖があり、発見された沢はこの崖の真下のため、崖を滑落したと推察される。
鹿児島県 2021年09月18日 男性 26歳 伐倒作業 伐木現場において、被災者がチェーンソーを用いて高さ約17 mの立木(ネムノキ)の伐倒作業を行っていたところ、追い口の切り込み箇所(高さ約1m)から縦に裂けて元口側が跳ね上がり、高さ約3mから折れた立木が被災者の頭上に落下したものと推察される。
和歌山県 2021年10月15日 男性 55歳 伐倒作業 被災者の叫び声が聞こえ、チェーンソーがアイドリング状態となったため、同僚が駆けつけたところ、胸高直径32cmのヒノキの伐採箇所の下方10~15mで座り込んでいた。その時は意識があって「腰を打って歩けない」と話した。被災者は立木を胸高位置で斜め切りを行い、伐倒木に激突された。
和歌山県 2021年10月16日 男性 35歳 荷掛け作業 架線集材作業中、荷掛け作業者から「巻き上げ」の合図があったので、集材機運転者が巻き上げを行ったところ、その後の合図がなかったため、集材機運転者が現場に急行したところ、上方にあった伐倒木が滑り落ちてきて、巻き上げた材との間に胸を強く挟まれた被災者を発見した。
広島県 2021年10月18日 男性 43歳 伐倒作業 県道沿いに立っているクリ(胸高直径37cm、樹高19m)の伐倒作業を行っていた。クリは傾いて立っていたが、チルホールを使用しなくても伐倒できると判断し、作業に取りかかった。受け口を切り、追い口を切り進めていったが、倒れないので、切り残しの状態を確認していたところ、クリが裂け上がり約3mの高さのところからクリの上部が落下し、被災者に激突した。
熊本県 2021年10月28日 男性 23歳 4年

傾斜25度の山林において、伐倒した材を斜面の上まで動かすため、集材機で巻き上げる作業を行っていた。被災者は下でワイヤーの荷掛け作業を行っていたが、2回目の作業で集材機運転者に巻き上げ停止を伝えた後、応答がないため集材者が不審に思い、様子を見に行ったところ、うつ伏せに倒れている被災者を発見した。

熊本県 2021年11月05日 男性 69歳 伐倒作業 被災者がチェーンソーで立木を伐倒したところ、被災者の方向へ伐倒木が倒れ、下敷きとなった。受け口は斜面の下側に作られていた跡はあるが、切り口は斜めになっていた。また、追い口も斜面の上側から斜面の下側に向かって斜めに切られていた。
福島県 2021年12月02日 男性 67歳 刈払い作業 被災者はため池の北側の用水路付近で刈払機を使用し、刈払い作業をしていたが、12時に休憩所に来ないため、周辺を同僚、消防隊等と捜索したところ、ため池に沈んでいるのが発見された。
岩手県 2021年12月11日 男性 70歳 作業道作設作業 被災者は一人でバックホウにより作業道作設中、作業道が崩壊し、作業道からバックホウごと転落し、キャビンから投げ出されて被災したと推察される。シートベルトは未着用であった。

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